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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:勝俣 昇 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:自民改革会議


○勝俣委員
 一問一答方式で、大きく2点について伺います。
 1点目ですが、主要事業概要の7ページ及び8ページについては関連があるので一括でお聞きします。
 まず、この事業については社会的な背景を反映して非常に効果的であると評価しますが、今回それぞれ9億円、また2億2000万円の補正予算が組まれた積算根拠について。和牛肉については年3回、地鶏は年5回と書いてありますが、こうした回数を基に予算を組んでいると思うんですけれども、3回や5回にした具体的な根拠をそれぞれの事業についてお聞かせください。

○伊藤畜産振興課長
 まず、和牛肉の給食への提供事業の積算根拠を御説明いたします。
 この事業は、国の和牛肉等販売促進緊急対策事業を活用して実施してまいります。その要件が和牛肉ですと1人1回100グラムまでの牛肉を年3回、上限額が100グラム1,000円まで、地鶏については1人150グラムまでを年5回です。国の事業を活用する観点から、国の事業の要件に従って積算しました。
 具体的には、和牛肉は県内の小中学校、特別支援学校及び給食が提供されている定時制高校の児童生徒、教職員31万6000人に対して1人1回100グラムまで、牛肉では年3回までを提供することで積算しております。
 地鶏肉につきましては、県内に地鶏を生産、提供している事業者が7社ありますけれども、その方たちに希望、要望を伺ったところ、実際に学校給食へ提供できる会社が御殿場市の1社だけであったことから、その業者が提供可能な御殿場市、裾野市、小山町の児童生徒、教職員1万4000人に対して年間1人150グラムまでを提供することで積算しました。
 今回は対象となる学校全てが和牛肉については年3回、地鶏については年間150グラムまでの最大量をフルに給食で使用した場合を想定しまして事業費を合計9億6000万円計上いたしております。

○青木水産振興課長
 補正額の積算につきましては、最終的な供給量が今後個々の学校との契約の中で決定していくことになりますので、学校側の要望を聞いた上で現時点で予想される最大需要量を積算の根拠としております。
 具体的には、県下の小中学校、定時制高校、特別支援学校の全生徒に在庫の多いマアジ、マダイは全校で最低1回、高級魚のウナギは西部で1回、富士宮などで生産されますニジマスは東部で1回提供することで算出しています。

○勝俣委員
 了解しました。
 今回の措置によって、現状の救済がどの程度見込まれるのか、試算ができているのか伺います。

○伊藤畜産振興課長
 今回の事業によりまして、まず直接的な効果といたしましては現時点の県内の和牛肉の余剰在庫32.3トンを上回る94トンが消費されると見込んでおります。
 地鶏肉につきましては、本事業がフルに活用された場合現時点の余剰在庫0.5トンを上回る2.1トンが消費されると想定しております。

○青木水産振興課長
 4魚種について現在の在庫に対して最大で六から七割程度の消費を見込んでおります。

○勝俣委員
 今回の措置によって、和牛肉また地鶏についてはその後もある程度カバーできると了解しました。
 いずれにしても、これらについてはまたその後の消費拡大、販路拡大につながるように有効に活用いただきたいと思います。

 次の質問ですが、概要9ページです。
 強い農業・担い手づくり総合支援交付金の予算で整備を予定している施設、設備についてどのようなものがあるのか伺います。

○石川農業戦略課長
 今回の補正予算で整備を予定している施設、設備はどのようなものかお答えいたします。
 まず、今回の事業はコロナを契機に食品の国産ニーズの増大や外食から家庭食へのシフトが高まることから、国内の農畜産物の生産体制を強化することを目的とした事業です。
 今回、2件の事業要望が出されました。
 1件目は、レタス、シロネギなどの露地野菜生産者で、家庭食需要に対応するためレタスの袋詰めやシロネギの根や葉の切り落とし、皮むきなどの出荷調整等を行う施設の整備です。
 2件目も露地野菜の生産者で、ブロッコリーをカットし袋詰めを行う施設の整備を計画しております。
 本事業を通じ生産者の出荷調整等の整備を支援することにより、本県の農産物の生産基盤の強化を図ってまいります。

○勝俣委員
 今、2つの事業所からそれぞれ要望があったと回答いただきましたが、この事業については県の農産物の販路拡大の意味でも有効な事業と考えます。広くこの事業について県内に周知されて2件だったのか、結果として2件になった経緯をお聞かせいただきたいと思います。

○石川農業戦略課長
 本事業に対して、どのように要望を聞き取ったのかについてお答えします。
 本事業は、国の募集のタイミングに合わせて1次募集は5月1日から5月15日まで実施しました。県下7つある農林事務所を経由して県内全市町、それから全農協を通じて農業者等に周知を行っております。
 その結果、今回2件の事業要望があった状況です。今回の議会で上程させていただいております。
 なお、現在2次募集中で、期限は6月1日から6月22日まで実施しており、要望があればまた改めて議会等で御検討いただく可能性が出てきております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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