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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年1月自然災害対策特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 01/26/2023 会派名:


○落合委員長
 これより、調査報告書の作成に向けた委員間討議を行います。
 前回までの委員会において、各委員の皆様や参考人からいただいた御意見を踏まえ、報告書案を取りまとめ、机の上に配付させていただきました。本日は、まず、私から報告書案の内容を説明し、その後、委員の皆様から御意見をいただいき、最終の調査報告書を取りまとめていきたいと思います。
 それでは、資料1を御覧ください。
 まず、1ページに調査の概要、委員会の運営方針、そして調査の観点が記載してあります。
 2ページから12ページは、第3回委員会で調査しました、関係部局の取組状況が記載してあります。
 13ページから14ページは、9月に行いました先進地調査の概要が記載してあります。
 15ページから16ページは、10月に行いました現地調査の概要が記載してあります。
 そして、17ページから29ページまで、第5回及び第6回の委員会で行いました参考人からの意見聴取の概要が記載してあります。
 そして、これら調査結果、委員間討議の結果を踏まえた当委員会としての提言は、30ページからの記載となります。
 提言案は大きく5つの項目で構成されています。
 まず、提言1として、防災・減災インフラの整備・機能維持、次に、提言2として、県民の防災力向上、提言3として、地域防災力の強化・向上、提言4として、災害からの復旧・復興に向けた取組、最後に、提言5として、デジタル技術の活用としています。
 最後に資料編として、37ページに別表1、委員会の活動状況、38ページに別表2、委員名簿を添付してあります。
 なお、30ページからの提言部分につきましては、資料2として報告書から抜粋しましたので、そちらも御利用ください。
 それでは、まず初めに報告書の提言部分につきまして、御意見がありましたら、御発言を願います。
 追加や表現の修正、順番など、何かありましたら発言をお願いします。

○大石(哲)委員
 提言1(2)の緊急輸送路の整備で、半分以上をふさぎという字句がありますが、耐震性がないことから大規模災害時に倒壊し、前面道路の交通を遮断する恐れがある。この半分以上というのが、半分に満たない場合は良いのかということにはなりませんか。半分未満でも、3分の1でもふさぐのは困るだろうと思ったのですが。

○勝俣委員
 これは、片方通行が可能という意味の半分です。その辺の定義をかなり明確にしたものだと思います。ふさぎとすると、どの程度ふさぐのかと、言われると思います。

○大石(哲)委員
 前面道路の交通を遮断するおそれ、でどうでしょうか。

○田委員
 その表現にすると、300棟以上という表現もおかしくなります。これは緊急輸送路の調査の結果です。道路の反対側から45度の線を引いて、それに抵触するところを調べたら、300棟以上あったという調査結果です。

○落合委員長
 この表現なので、この300棟以上が生きてるわけです。

○大石(哲)委員
 半分以上を取ってしまうと、300棟以上というのが、もっと増えてしまいますかね。

○田委員
 増えるというか、分からないですよ、数が。未知数になりますから。

○落合委員長
 具体的にしたほうがいいと思いましたが、そこまで具体的にしなくてもいいのかなというところでしょうか。皆さんの御意見はいかがですか。

○田委員
 ここは緊急輸送路に対する提言なので、この表現でいいと思います。300棟という数字も必要な数字です。

○大石(哲)委員
 そうですね。半分以上も300棟以上も、必要ですね。

○田委員
 例えば、道路全般の整備に対する提言であれば、一般道路も含めますと、300棟どころか、もっとたくさん倒れます。

○落合委員長
 これは、県が全部の緊急輸送路を調査して、その結果を公表した内容です。やはり、それを入れたほうがいいのではないかと考えます。

○大石(哲)委員
 調査の条件が、半分以上ふさぐという条件で、調べたら300棟以上あるということですね。了解しました。このままで結構です。

○落合委員長
 それでは、このままとします。
 ほかにどうでしょうか。
 抽象的な表現は改めて、具体的に記載したほうが分かりやすいだろうということで直しました。
 この(3)の交通インフランの関係も、供用から50年以上経過した県管理のトンネルは4割弱、橋梁にあっては5割を超え、老朽化していると、具体的な例示を入れました。
 提言2の(1)の終わりですけれども、東日本大震災から11年が経つこともあり、となっていますが、3月で12年になります。その辺はどうでしょう。この提言の報告が2月議会で、すぐに3月になってしまいます。3月11日で12年経ちます。皆さんの御意見を伺います。

○勝俣委員
 提出日に合わせるのがいいと思います。提出の時点でどういう状況にあるのか。提出日に合わせるほうがいいです。

○落合委員長
 提出は2月です。

○大石(哲)委員
 11年、12年ではなくて、長年、経過したという意味ですよね。さらっといきたいですね。

○落合委員長
 そうですね。それでは、11年はやめて、長年や経年という表現にしますか。

○大石(哲)委員
 長年や12年近く、ではどうですか。

○宮沢委員
 10年余が経過する、ではどうですか。

○落合委員長
 実際には12年経つので、12年でいいかなと思いますが。

○江間委員
 長い期間が経過したということを言いたいのであれば、10年以上とか、10年余のほうが、いいと思います。11年、12年って区切るよりも、10年余が経過し、という表現でどうでしょう。

○落合委員長
 わかりました。その辺の言い回しについては、任せてください。

○宮沢委員
 デジタル技術の活用のところですが、点群データのこととドローンのことがありますけれども、デジタルというと、防災アプリの問題とか、情報収集のときにデジタルを使って、県民からも情報を集めるとか、いろいろな話もあったと思いますので、ドローンと点群データだけよりも、その辺の視点も入れたらどうかと思いますが、どうでしょうか。

○小沼委員
 今、2番委員がおっしゃったのは、提言5のデジタル技術の活用のところに、3次元点群データやドローンのことだけではなくて、県民の皆さんからもデジタルによる情報収集を、そういった内容を入れてはどうか、ということでしょうか。

○宮沢委員
 そんな話も出てましたよね。

○大石(哲)委員
 防災アプリという言葉があったりしましたよね。

○小沼委員
 情報収集への活用として、被災状況等にかかる画像や動画を収集し、整理して、それを発信するとともに活用することは、被災者の支援や被災地の復旧対策、その後の防災対策に資するものである。発災後、早期に現場に入る消防等の入手する画像や、被災現場の県民が直面する状況を発信する画像等を収集するほか、35全市町から集約する被災情報を共有、活用することができるシステムの構築等を検討すべきである、というようなことを入れてはどうでしょう。

○鳥澤委員
 被災現場の最先端の情報を収集するシステムを構築していく必要があるということですね。

○小沼委員
 そうです。消防団や県民の皆様からの情報を共有、活用することができるシステムの構築を入れてはどうでしょう。

○鳥澤委員
 タイムロスなく、現場の状況把握に努める観点が大事だということですね。県だけの情報収集では限界がありますからね。

○落合委員長
 当初の提言案の中には、そういった項目もあったのですが、すでに執行部で、市町からの被災情報を収集するシステムがあるということだったので、私の方で削らせていただきました。

○小沼委員
 今回、台風15号のときは、県民の皆さんからの情報を吸い上げるシステムがなく、皆さんが、どこに被災の状況を発信したらいいですかという問合せがたくさんありました。ですので、そういうものを発信できる場所を、今あるものがあるとするならば、県民の皆さんに認識されてないということの現れですので、新しいものを構築を検討していくべきだと思います。

○落合委員長
 今、FUJISANシステムというものがあります。それに市町からの被災状況等の画像を共有する機能が入っているので、FUJISANシステムの中に組み込むというような形で、活用するという言い回しで、提言に入れたいと思います。被災状況等に係る画像や動画を収集し、整理して、それを発信するとともに活用することは、被災者の支援や被災地の復旧対策、その後の防災対策に資するものである。発災後、早期に現場に入る消防等の入手する画像や被災現場の県民が直面する状況を発信する画像等を収集するほか、35全市町から集約する被災情報を共有、活用することができるシステムの構築を検討すべきである。
 そのような形で、当初の提言案の中にはありましたが、FUJISANシステムにそういった機能があるようなので、私の方で削除したところです。

○大石(哲)委員
 FUJISANシステムの活用といった題目にして、今の内容を入れてみてはどうでしょう。

○落合委員長
 そういう形で、考えたいと思います。デジタル技術の活用に、システムを活用するような形でまとめて、入れてさせていただきます。

○江間委員
 デジタル技術の活用の前のところに、正確かつ充分な情報発信とあります。そこに、県民の協力も得て、正確で詳細な情報を収集するとともに、県民の安心や避難・被災生活に、云々の、情報の提供体制を構築すべきであると書いてありますが、これがもうできているということですか。もう構築できているなら、すべきであるという表現は少しおかしいと感じます。もし、これがFUJISANシステムのことを言ってるのであれば、ここは直したほうがいいと思います。

○勝俣委員
 活用するになりますかね。

○落合委員長
 では、デジタル技術の活用には入れずに、提言4の(2)の中に、FUJISANシステムを組み入れるという形にしましょうか。

○鳥澤委員
 すでにあるシステムが県民の皆さんに周知されていない、システムが生かされてないからということですね。

○宮沢委員
 FUJISANシステムが周知されていないことが問題だと思います。考え方はいろいろあると思いますが、FUJISANシステムについて、皆さんに認識を新たにしていただくということであれば、デジタル技術の活用に入れたほうがいいと思います。そのあたりも含めて、最終的な検討をしていただければと思います。

○落合委員長
 そうですね。検討いたします。

○宮沢委員
 活用の問題なので、活用されていないという状況があるのであれば、それを特出ししてまとめるほうが、提言書としてはいいと思います。
 活用という言葉を、ドローンもあるので活用していこう、点群データもシステムとしてはあるので活用していこうという言い回しになっているので、それと同じく、そのFUJISANシステムの活用という項目を立てて、デジタルのところへ入れるのが分かりやすいと思います。

○落合委員長
 それでは、提言4の(2)の部分は、デジタル技術の活用にまとめて、FUJISANシステムの周知、活用の形にまとめたいと思います。

○鳥澤委員
 そうですね。提言書ですので、言い回しが似たようなところは明確に文章を分けたいと思います。

○落合委員長
 それでは、そのような方針で修正したいと思います。
ほかに何かありますか。

○小沼委員
 デジタル技術を活用のところに、デジタル技術を活用して、情報収集、情報発信をしていくということを入れ込んでいただくことに私も賛成です。ただ、提言4の(2)に、情報発信として大変重要なことが書かれています。例えば、報道機関とも連携する、県民の協力も得る、消防や警察とも連携する、と書かれております。これらの重要な内容がなくなることがないように盛り込んでいただきたいです。

○落合委員長
 分かりました。
 それでは、そのほかの報告全体について、御意見がありましたらお願いをしたいと思いますけれども、何かございますか。
(「なし」と言う者あり)
 それでは、御意見も出尽くしたようですので、この辺で委員間討議を終了したいと思います。
 本日、各委員からいただいた御意見や御指摘いただきました内容を参考に、報告書の修正、見直しをいたしますが、最終的な取りまとめは、正副委員長に御一任いただくことで、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
それでは、そのようにさせていただきます。
 正副委員長で取りまとめた報告書につきましては、2月上旬に皆様にお届けした後、当委員会の報告書として、2月定例会開会日に議長に提出する予定でおります。また、2月定例会で調査報告書を議場配付の上、私から報告する予定ですので、御了承願います。

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