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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 2点ほど分割質問方式でお願いします。
 まず、建設委員会説明資料の74ページでございます。
 一般質問で質問させていただきましたリモコンの除草機の話でございまして、私は以前から農業でリモコンの除草機を見ておりまして、ちょうど交通基盤部の部付か誰かに、除草機を何で入れないのと言ったら、今度試験がありますと言うもんで、安間川で見させていただきました。
 ちょっと都田川に持ってきてくれるかねって、都田川はもうリバーフレンドの皆さんがきれいに刈っちゃってなかなか場所がなかったんですが、1か所ちょうどありましてそこで地元の人たちを呼んで少しリモコンのものをやらせていただきました。
 やはり、リバーフレンドの皆さんが相当年齢も高いし、あの斜めのところを草刈り機でやるのはなかなか危険も伴いますので、リモコンで除草するのがいいなと思っております。
 除草機の値段も300万円ちょっとで、重さが360キロ、実は350キロまでにすれば軽トラックに載るもんであれは何とか改造しにゃいかんなと思っております。
 リモコン式のエンジンと電気のハイブリッドの除草機をぜひとも県下くまなく入れていただきたいんですが、限りある予算でございますので、リモコンの除草機の導入に向けた予算や今後のスケジュールについて教えていただきたいと思います。

○八木河川海岸整備課長
 リモコン式除草機の導入に向けた予算、スケジュールについてお答えいたします。
 まず予算につきましては、リモコン式除草機の購入につきまして通常の河川維持費を活用する予定でございます。
 スケジュールにつきましては、本年4月、来年度当初から除草機の購入手続を進めまして、夏頃には浜松土木をはじめ3土木事務所で、1事務所2台程度配備する予定でございます。
 また、リバーフレンド等の地域団体への貸出しにつきましては、貸出し方法など管理運営体制を整備した上で夏以降から順次対応していく予定でございます。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
 6台ぐらいという話でございますが、県下にはたくさん川がございまして、これは運用規程もかなりしっかりやらないといけないし、それから管理しなければいけない。
 それから機械の貸し借りはメンテナンスで大変ですので、そこら辺もこの機械を入れてから調整していただきたいと思っております。よろしくお願いします。

 次に私のライフワークでもあります河川の整備、事前防災の話で、美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案の10ページの河川整備計画に位置付けた主要箇所整備延長についてでございます。
 河川整備計画に位置付けた主要箇所整備延長については期待値より進捗が遅れております。事前防災対策として国土強靭化の取組などにより、近年の事業費は以前より増加しておりますし、県の皆さんもいっぱい箇所づけをしていただきまして本当にそれは頭が下がる思いでございます。
 進捗が遅れている評価と課題につきまして、理由等の記載がございます。
 そこで改めて、進捗状況と今後の進め方についてお伺いします。

○八木河川海岸整備課長
 河川整備の進捗状況と今後の進め方についてお答えいたします。
 まず進捗状況につきましては、通常の河川整備で申し上げますと、市街地における河川整備に伴う橋梁の架け替えなどの事業につきましては丁寧な地元説明、調整とか安全対策などが想定以上に時間を要しています。ただ橋梁の架け替えなどが完了しないと整備延長も延びないということでございますが、河道のネック箇所の解消になるとその事業効果は高いと考えております。
 また、予算的には5か年加速化対策事業費が現在までの指標の中には含まれていないことも1つの要因ではないかと考えております。

○光信河川砂防局長
 私のほうから河川整備の今後の進め方についてお答えいたします。
 ただいま答弁にありましたように、橋梁の改修といった時間がかかるものについては早くから地域との調整を進める。あと用地の取得をしっかり進めるなど工事ストックを用意しておくことによって、補正予算にも柔軟に対応できます。
 5か年加速化対策などの予算をしっかり今後も取ってより計画的、戦略的に河川改修の進捗が図れるように取り組んでまいりたいと考えております。

○鈴木(利)委員
 事前防災でございますので、より早く対策していただかないといつ災害が来るか分かりませんのでよろしくお願いします。
 私は、政令市の浜松市出身でございますので、いつも川の上に架かっているものは全部県かなと思ったら、あれは道路ですって言われて、そうすると市がやんなきゃいけないと。市が仕事が遅ければやはり遅れる場面に私も何回も出くわしております。何とか政令市であってもうまくお話を進めて早くやっていただきたいと思っております。
 以上で、質問は終わります。

 それでは、今年この委員会から退職される方が10名ほどおるということでございますので、最後にこの委員会の説明者から本年度で御勇退される方10名御紹介させていただきます。
 まず紹介だけでございますが、交通基盤部長の和田直隆さん、収用委員会事務局長の鈴木邦佳さん、高次都市機能担当理事の佐野貴洋さん、土木設備・建築設備担当参事の大木担さん、建設経済局長の名雪元さん、公共用地課長の大倉篤さん、技術調査課長の良知孝悦さん、建築工事課長の小林浩一さん、河川砂防管理課長の伊藤通宏さん、そして漁港整備課長の清水浩彰さん、以上10名の方が本年度をもって定年を迎え退職されます。
 今年度は12月議会に委員会の先生方と懇親会1回だけでございましたので、なかなか親睦ができなくて本当に寂しい思いでございました。しかしながら、10名の方におかれましてはこれまで本県の発展に様々な形で多大なる御貢献をされましたことに心から改めて感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうございました。
 これからも、静岡県のさらなる発展に御尽力頂くとともに、今日までの豊富な経験と見識を生かし新たな道を歩まれますよう御期待申し上げます。
 それでは、せっかくの機会でございますので、皆様方から今ここにいる後輩の職員また我々県議会議員に対してこれまでの貴重な経験を踏まえ県行政に対する所見や思い出など、後輩に贈る言葉などをお話し頂ければと思います。
 順序としまして、和田交通基盤部長、鈴木収用委員会事務局長、佐野交通基盤部理事、大木交通基盤部参事、名雪建設経済局長、大倉公共用地課長、良知技術調査課長、小林建築工事課長、伊藤河川砂防管理課長、清水漁港整備課長の順でお願いします。
 よろしくお願いします。

○和田交通基盤整備部長
 ただいま2番委員から身に余るねぎらいの言葉を頂き、誠にありがとうございます。また本年度の建設委員会の最後に発言の機会を頂き感謝申し上げます。
 県に勤めさせていただきまして36年がたちました。最初の勤務地は袋井土木事務所の工事2課でございましたが、道路の側溝やガードレール、縁石の構造など、今思えばささいなことに感心したり、現場監督や災害査定など幾つか失敗もいたしましたが、見ること聞くこと何もかもが新鮮で興味深く楽しかったことを昨日のように思い出します。人のために役に立ちたいとか人々の暮らしを少しでもよくしたいといった、ここにいる誰もが最初に抱いた素朴で純粋な気持ちをいつまでも持ち続けられていられることが、よき社会人であるための一番の資質ではないかと思っております。
 公務員生活の前半の3分の2、20代から40代の約25年間は主に道路関係の仕事に携わりました。入庁して3年後に土地開発公社へ異動となり、3年間橋の設計をする機会を与えられました。道路橋示方書や様々な基準類をにらみながら先輩の設計書を手本にして見よう見まねで設計し、土木事務所や市町へ何とか納品いたしました。このときに先輩から教えていただいた技術的なものの見方や考え方がその後の公務員生活に大きく役立っています。一つのことを突き詰めて深く論理的に考えることができる力、またその考えを他人に分かりやすく伝えることができる力を磨いていくことが必要であると思います。後輩の若い職員には、日常の業務に取り組む中でぜひともその力を身につけていってほしいと思います。
 公務員生活の後半、50代の10年間はまた違った形で多くの貴重な経験をさせていただきました。沼津駅北口の「プラサ ヴェルデ」の実施設計から始まりまして、富士山静岡空港ターミナルビルの増改築の基本設計から実施設計、富士山静岡空港への新幹線新駅の設置検討、それから東静岡駅南口の文化力の拠点の基本計画と私のような土木屋にとってはこれまでと少し毛色の変わった仕事でございました。
 また、いずれの仕事も決して順調に進んだというものではなく様々な課題があり、県議会の先生方にもいろいろと御心配をおかけしたことと思います。プロジェクトを実現していくためには多くの人たちとの調整、交渉が必要となります。自分がどんなによい、正しいと思った計画であっても、最終的には県民の皆様の御理解を得られなければ形にはなりません。特に幹部の職員には様々なプロジェクトの実現に向けて後輩を強く引っ張っていっていただくことを期待いたします。
 そして、36年の公務員生活で何よりも大きな出来事は今年度の熱海市伊豆山の土石流災害対応です。昨年の7月3日以降、難波副知事の厳しくそして愛情ある指導の下、交通基盤部が一丸となって対応してまいりました。大変厳しい状況であり苦労も多かったと思いますが、どの職員も不平不満を言うことなく様々な課題に真摯に取り組んでくれました。今回ほど同僚の、そして部下の職員が頼もしく思えたことはありません。今回の災害対応により交通基盤部職員の危機管理対応力は大きく向上したと思っています。この経験を無駄にすることなく、自信を持って職務に当たっていただきたいと思います。
 最後になりますが、県議会の皆様にはこれまでと同様に交通基盤部に対する深い愛情を持って厳しく、時に優しく御指導頂きますようお願い申し上げまして、私のお礼の挨拶といたします。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)

○鈴木収用委員会事務局長
 先ほど、2番委員から温かいお言葉を頂きましてありがとうございました。
 さて、私は昭和59年に入庁いたしまして最初の勤務地は和田交通基盤部長と同じ袋井土木事務所です。以降、公共部門に非常に縁がございまして、事務職ではあるんですけれども教育異動終了後はほぼ一貫して交通基盤行政に従事してまいりました。仕事の中身といたしましては、38年の中でちょうど半分の19年が予算、経理、総務といった管理業務に従事してまいりました。そのほかの業務ですけれどもいろいろやらせていただきまして、例えば建設産業の担い手の確保の話でありますとかポートマーケティング、また都市計画行政や景観行政、さらに空港の二次交通対策といろいろやらせていただきました。
 そういった経歴なんですけれども、初めて課長になったのが実はそれまで1回も経験のなかった経済産業部の商工金融課長でございました。そのとき一番さあ困ったなと思ったのは7月の委員会で答弁しなきゃいけないということで、そのプレッシャーがかなりありましたが、そのプレッシャーがあるがゆえにかなり必死に勉強できて何とか乗り切れたということでございまして、やはり議会の皆様がそこら辺から非常にお世話になってきたというか、そういった後押しがあって今のところまでできたのかなと思っているところでございます。
 この商工金融課長のとき首都圏の企業を訪問する機会がございました。経済産業部では企業立地の補助金でありますとか融資制度を所管しておるんですけれども、企業訪問して説明する内容のメインはそういった制度ではなくて、交通基盤部でやっています交通ネットワークの整備でありますとか先進的な地震・津波対策、そういったものを前面に出して企業さんに御説明申し上げて本県への立地をお願いするということでございました。そういった仕事をやる中で改めて交通基盤部はしっかり成果を出しているなということで、そのときだけたまたま交通基盤部を離れていたんですが、改めてそのときは交通基盤部しっかりやっているなと思った次第でございます。
 近年、先ほど熱海の話もございましたが、災害の激甚化などを背景といたしまして交通基盤部行政に対するニーズは非常に高まっていると感じておりますので、交通基盤部の皆さんにおかれましては今後さらに県民のために活躍していただくことを期待しております。
 さて私、今収用委員会に所属しておりまして、土地収用法を所管してございます。この土地収用は起業者の皆さんにとってはできればやりたくないものであると思うんですけれども、ただやはり一方で、一部の未買収地がネックになりまして多額な公共投資をしながらその成果が発揮できない状況はやはり避けなければならないと思いますので、やはり用地取得が難航している案件がありましたら、ぜひともこの土地収用制度の適用を御検討頂ければと思っているところでございます。
 また、土地収用法の中ではあまり使われていないんですけれども、いわゆる土地収用以外にもあっせんとか仲裁という制度があります。これはいわゆる話し合いによって解決しようとする制度でございます。ですからなかなか用地が難航している案件があって、とはいえ土地収用に一気に踏み込むのはどうかなとちゅうちょされるケースがありましたら、一旦こういったあっせんとか仲裁という制度を併せて使っていただけるように御検討頂ければと思っていますので、交通基盤部の皆さんにはこの場をお借りしてお願いしようかなということでございます。
 最後になりますけれども、長い公務員生活の最後に収用委員会の事務局長といたしまして沼津の沼津駅付近鉄道高架事業の裁決等に関わることができまして大変幸せな公務員生活だったなと思っております。
 県議会議員の皆様方や先輩後輩また同僚に恵まれまして、何とかこの38年間公務員生活を全うすることができました。ここに厚く御礼を申し上げてお礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)

○佐野交通基盤部理事(高次都市機能担当)
 ただいま2番委員から身に余るお言葉を頂き、また発言の機会を頂きまして誠にありがとうございます。
 私は建設会社を2年ほど経験しまして、バブル期の潤沢な予算だったこともありまして、昭和63年の試験を受けまして前倒しで昭和62年11月に採用となりました。
 これまで、道路の大規模事業やまちづくりにも関与させていただきましたけれども、道路局、企業局ではインフラの管理者として利用者にとって当然使えるべきインフラを止めてはいけない、使命の重さを感じ幾つもの災害では緊張感のある対応をさせていただきました。
 本年度の熱海の土石流については和田交通基盤部長からも話があったとおり、まだまだ対応が必要ではございますけれども、過去にも代替路線も脆弱な伊豆半島の国道135号熱海市錦ヶ浦の市街地で発生した地滑りでは学識、首長、警察官で構成する対策委員会を立ち上げ避難勧告寸前となりましたが、24時間体制で監視し水抜き工や押え盛土やそういった抑止工を施しまして何とか土塊の崩落を回避した事案。それと、国道136号の土肥の地滑りでは夏休み前、対策が打てずじまいで先ほどとは対称的に土塊を落としてしまって、連日全国版で今年の伊豆の夏は終わったとまで報道され、その後、部の総力を挙げて国、建設業者、委託業者の力を借りて24時間体制で何とかお盆前に迂回路としての仮橋開通にこぎ着けたこれら2つの災害も私の記憶に残っております。
 これらの災害からは組織の力の大切さに加えネットワークの大事さ、地域のハザード、環境等にも考慮した対策やリスクマネジメント、それに加え近隣住民への安全確保の情報発信、住民の不安やバイアスを払拭するための安心の情報といった公務員としての説明責任などの大切さを痛感したところでございます。これらは道づくり、まちづくりにおいても同様に考慮していくものと考えております。
 先ほども申しましたが、有事の際から県民の生命・財産を守り安心して暮らせる県土づくりに向け基盤整備を進めるためには個々の技術力は当然ですけれども組織力が重要でございます。私も失敗、反省を繰り返してまいりましたけれども、様々な経験を組織の知として、そして何よりも建設業を盛り上げ交通基盤部としての土木の力を高めて県民の期待に応えていってもらいたいと考えております。
 最後になりますけれども、企業局での産業委員会も含めまして議員の先生方には大変お世話になりました。厚く御礼を申し上げますとともに、これまで以上に交通基盤部への御指導、御支援をお願い申し上げましてお礼の言葉とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手)

○大木交通基盤部参事(土木設備・建築設備担当)
 このような発言の機会を頂きまして、どうもありがとうございます。
 私は、平成元年当時の総務部管財課に就職しまして、33年間公務員生活を無事に終えることができまして、これも皆様の御協力があってのものだと思っております。
 さて、この機会に私の属する設備職について紹介させていただきます。
 現在、県の設備職員は電気職、機械職合わせて34名が在職しております。設備職員は交通基盤部だけではなく幅広い職場で仕事をしております。交通基盤部でも今年度から土木設備の設備支援業務を開始させていただいております。建築物や土木施設の中で設備は各施設の機能を担う重要な役割があります。
 ただ、設備については構造物に比べて寿命が短いことに加え、技術進展が早いことで陳腐化しやすい傾向にあるため、適切なメンテナンス、適切な時期の更新が必要となります。建物のファシリティーマネジメント、土木施設のアセットマネジメントには設備専門職の関与が不可欠だと思っております。
 また、今後目指す脱炭素、省エネルギーについても設備職の役割は重要です。大量にある既存のストックの省エネルギー化、再エネルギーの活用は寿命の短い設備の更新時にあって省エネルギーの改修、ZEB化改修として可能になります。
 設備職員は幅広い職域で対応できる職種です。設備だけではなく情報分野、エネルギー分野にも県職員として活躍できると思っております。
 大変手前みそな発言となりましたが、今後とも設備職員をよろしくお願いいたします。
 どうもありがとうございました。(拍手)

○名雪建設経済局長
 退職者の私たちにこのような貴重な場を頂き、大変有り難うございます。また温かいはなむけの言葉ありがとうございます。
 私は昭和62年の1月1日採用で、企業を経て県の職員になりました。以来様々な人との出会いがありました。企業の仕事、あるいは役所の仕事それぞれにみんな魅力があると思いますが、私が勤め上げて感じる自分の魅力としては、私が思いもよらなかった仕事に就けたことです。土木の仕事、教育委員会の仕事、林業での仕事、国体での仕事と、その中で様々な人間、いろんな人たちから影響を受けてよい影響もいっぱい受けてまいりました。
 そんな中、50歳を越えたぐらいから特に意識して生活、仕事をしてきたことがあります。それは自分が定年を迎えたときに、ああ俺は県の職員になってよかったなと思える終わり方をしようというふうに日々仕事、それから生活をしてまいりました。
 最後の2年間、私が心から愛する土木の仕事、建設の仕事に携わることができました。コロナの影響もありチャレンジしきれなかった部分もございますが、私なりにやったなと思える終わり方というか定年の迎え方をできたなと実感しております。これも先輩、同僚、後輩、そして先生方いろんな方々の支えのおかげです。本当に感謝します。ありがとうございました。
 これからの皆さんのチャレンジ、そして御活躍を心から応援します。頑張ってください。ありがとうございます。(拍手)

○大倉公共用地課長
 先ほどは、2番委員から過分なお言葉を賜りまして厚くお礼を申し上げます。
 私は昭和60年に県に入りまして、この37年間行政職として仕事をさせていただき、このうち10年間交通基盤部にお世話になりました。交通基盤部在籍中は地域交通課で天竜浜名湖鉄道の支援のため沿線市町と繰り返し検討を重ねたこと、それから存続が危ぶまれた駿河湾フェリー運航の受皿となる法人の設立をしたこと、それから様々な交通サービスを統合するMaaSの取組などに関わったほか公共用地課では昨年、沼津の新貨物ターミナル整備予定地の土地の明渡しに関する代執行の実施に携わるなど貴重な経験をさせていただきました。この間、議員の皆様をはじめ、先輩や同僚職員、関係の皆様のお力添えにより無事職務を遂行することができましたことを感謝しております。
 静岡県のさらなる発展と皆様の御活躍、御健康をお祈りいたしております。本当にありがとうございました。(拍手)

○良知技術調査課長
 2番委員より身に余るお言葉、それからこのように御挨拶を述べるお時間を頂きまして本当に感謝をしております。
 私は昭和59年4月の採用で、今年38年、この県職員の生活の中で今年度在籍をしました技術調査課は3回目の在籍でございました。今から十数年前1回目の在籍中に建設業務の電子化を進める取組でありますCALS/ECというものがございましたが、これを担当し工事ですとか委託の成果品の電子納品、あるいは現在はもう本当に当たり前になりましたけれども電子入札システム、そういった今で言うところの建設DXのスタートボタンを押す役割を頂きました。それ以降市町派遣も含めまして自分の軸足が土木から徐々にICT系に変わってまいりまして、こうして技術調査課が最後の所属になったこと非常に感慨深いものがございます。電子化ですとかOA化とよく言われましたが、その頃から本来ICTは業務を効率化するための道具であったはずなんですけれども、私が感じるところはどうも我々はいつもその道具に振り回されてきたような感じがしております。
 これから建設DXを進めていくわけですけれども、後輩には道具に振り回されることなく上手に仕事の効率化を進めてくださいということを伝えたいと思います。
 本日は本当にありがとうございました。大変お世話になりました。(拍手)

○小林建築工事課長
 大変貴重な時間を頂きありがとうございます。
 私は、昭和59年に県に入り建築職の技術職員として38年間勤めてまいりました。その間、多くの県有建築物の建設に携わることができました。特に若い頃は苦労もありましたが、楽しさが数倍勝っていたと思います。振り返れば懐かしいことばかりですが思い出されるのは出来上がった建物もさることながら、そのときに出会い苦労しながら建物を共に造りあげた建設会社の監督さんや設計事務所の方たちのことです。皆、気のいい頼りになる人たちでした。
 昨今、法令遵守や業務の厳格化で工事のやり方や現場の雰囲気も昔とは変わってきています。
 しかし、そういう中でも県の担当者と施工者や設計者の皆さんの全員が同じ目的に向かって協力し、ものづくりを楽しむ気持ちを忘れずに、いい県有建築物を造っていってほしいと思います。
 長い間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)

○伊藤河川砂防管理課長
 このような機会を設けて頂き恐縮しております。大変緊張しております。答弁同様、簡潔に述べさせていただきます。
 私は生まれも育ちも岐阜県ですが、静岡県で採用していただいて三十数年お世話になり、この程定年退職を迎えようとしております。
 下田財務事務所を皮切りに現在の河川砂防管理課まで土地に関係する仕事が多かったものですが、その中でも全国的に有数な規模の産業廃棄物の不法投棄の代執行などが記憶に残っております。
 また、現在の河川砂防管理課は交通基盤部の中に何十もある課の1つでありますが、専決の規程などを見ますと、項目だけを拾っておきますと最も多い課なので地味ながら重要な職務を担えたものと大変光栄に思っております。とにかく充実した公務員人生を送ることができましたのは、これまで出会えた先輩、後輩、よき方々のおかげと感謝しております。
 さて、コロナの中で退職をすることになりましたが、思いますのは私が就職した頃はインターネットもない時代で、現在は世界中と静岡県がつながる複雑な世の中となっております。一つの法律や一つの部署だけでは解決できない大きな課題が多くなっております。残る皆様には新しい時代の新しい技術で難局に立ち向かっていただきたいと思います。
 以上です。どうもありがとうございました。(拍手)

○清水漁港整備課長
 先ほどは2番委員から身に余るお言葉を頂きまして誠にありがとうございました。
 この3年間、漁港の整備を担当させていただきました。その中で感じたことですけれども、漁港はまさに生き物だと、生きたインフラ施設だということを感じました。漁港の集落や背後地には多くの人が漁港と共に暮らしています。それは私たちが整備や管理を始めるよりずっと前、そこに人が住み始めた頃から続いているもので、まさにその土地の歴史や文化であります。
 そう考えると、単に施設を整備するというだけではなくて、そこにいる人々の暮らし、生活を守っていかなくてはいけないということを改めて強く感じたところであります。
 最後に、県職員として37年県民のために働く仕事をすることができて大変うれしく思っております。この場をお借りしてお世話になりました全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手)

○鈴木(利)委員
 皆様から思い出深い話をありがとうございました。そして長い間本当に御苦労さまでございました。
 これからは、静岡県民としてこの静岡県の行政をしっかりと応援していただきたいと思っております。皆様本当に御苦労さまでございました。

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