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委員会会議録
質問文書
令和５年２月定例会文教警察委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 四本 康久 議員 |
| 質疑・質問日： | 03/01/2023 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○四本委員
一問一答方式でお願いします。
文教警察委員会説明資料の30ページ、学校部活動の地域連携並びに地域クラブ活動への移行の３国ガイドラインにおいて県に求められていることが４つ述べられております。
(1)の在り方については別冊の資料を頂いておりますので(2)、(3)、(4)のスケジュール感、詳細な説明をお願いいたします。
○竹村健康体育課参事
部活動の地域連携並びに地域クラブ活動への移行の中で、県に求められている(2)から(4)についてお答えさせていただきます。
(2)部活動顧問の研修に関しましては、これまで県が行っていた部活動指導員の研修会を利用して市町が任用する顧問も参加できるような仕組みを整えるよう来年度に向けて準備を進めているところです。
主な内容として、学校教育における部活動の位置づけや生徒の安全・安心の確保、体罰根絶、熱中症予防等、指導に関する資質向上を目指した研修を予定しております。また中学校体育連盟と連携を図りつつ、情報の共有をしながら研修会の実施の充実を図りたいと考えています。
次に、(3)の兼職兼業の規定や運用の改善及び(4)の低廉な施設利用環境づくりについては、最終的に決定するのは各市町ですけれども、県においても次年度実施する協議会において議論を深めていく必要があると考えています。現時点で具体的な内容、スケジュールは調整中であり、引き続き関係課と緊密に連携の上、来年度から課題の洗い出し等も含めて検討していきたいと考えています。
○四本委員
ありがとうございます。
(3)の兼職兼業はこれからとのことですけれども、実際に今やっている顧問がまた兼職兼業でやっていくイメージとして捉えていいですか。
○戸塚義務教育課長
兼職兼業には現状ルールがありまして、基本はそれと同様な形で兼職兼業を各市町教育委員会が出し、その中で例えば関係スポーツ団体の部活動に従事する形になると思います。
○四本委員
ということは、今やってる顧問の方がなおやりたいよと言ってやる場合もあると思うんですけれども、そういうことが含まれるんですか。
○戸塚義務教育課長
10番委員御指摘のとおり、例えば同じことを継続的にやりたい場合は兼職兼業を出していただき、今度は母体は変わりますけども引き続き生徒の指導に当たる形になろうかと思います。
○四本委員
分かりました。結果的にまた多忙化がどうなのかという思いはありますけれども、それだけ熱心だと捉えてまいりたいと思います。
次は、議案説明書（令和５年度関係）171ページの第８項学校教育費第１目高校教育費(1)高校教育指導費のア外国語教育推進事業費ですけれども、予算額が前年度から減額となっています。
これまで各校に１人ＡＬＴ――外国語指導講師を充てるということでしたけれども、減額になると配置状況がどうなっていくのかお尋ねします。
○井島高校教育課指導監
10番委員御指摘のとおり、ＡＬＴをこれまで87人任用し分校を除く全校に配置してまいりました。
外国人のＡＬＴが校内に常駐することで、英語力の強化に加えて国際理解、異文化理解の向上に大きく貢献、寄与してきましたので重要性は引き続き大変大きいと考えております。
しかしながら、財政上の厳しさもあり今年８月から配置見直しを行い、来年８月には67人まで削減する予定です。
○四本委員
財政上の理由なのかとは思いましたけれども、ＡＬＴの存在は非常に大きいと思います。削減をして配置を変えていく背景と理由について詳しくお願いします。
○井島高校教育課指導監
削減理由については、学習環境の変化が大変大きいと思っております。
現在英語の授業は英語で行うことを基本とすると前の学習指導要領から変わりましたので、まずは日本人教員の資質向上が挙げられます。加えて一人一台端末を用いたオンラインや動画の活用などによって、生徒が英語や外国人に触れる機会が以前と比べて増加していることも考えております。
なお、ＡＬＴが２校を兼務する状態になりますので、そのような学校においては外部人材を活用した学習支援や他校の高校生とのオンライン交流などを新たに行い、影響が少なくなるよう対応を取ってまいります。
○四本委員
分かりました。いろんな事情があると思いますけれども、これからはグローバルな視点が大事だといろんな所で聞きます。
そのような中グローバルな人材育成が求められていくと思いますけれども、これまでＡＬＴの皆さんが担っていた非常にいい部分が少なくなってくるでしょうから、少しでも外国語指導力の維持向上に向けた取組を引き続き継続し、力を入れていっていただくことを要望して質問を終わります。
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