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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年4月臨時会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:04/28/2020
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 一括質問方式で質問させていただきます。よろしくお願いします。
 初めに、主要事業参考資料3ページの衛生用品関連事業費であります。
 県立学校新型コロナウイルス感染拡大防止支援事業費で1億3100万円計上されております。今回の対策について129校の施設数はどのように算定したのか教えてください。
 それから、衛生用品は特に消毒液等がいまだに品薄な状況にあるかと思いますが、国から若干割当てがあるのかもお聞きしたいと思います。
 それから、納品までの見通し、スケジュールはどのように想定されているのかもお聞きしたいと思います。

 それから2つ目、その下の幼稚園等新型コロナ対策体制整備事業費助成の施設数が109園でございますが、どのように見込んだのか教えてください。
 それから、助成率がどれくらいなのかと助成する上限額がいくらなのかを教えてください。
 それから、申請額が予算額を超えた場合、今後どのように考えるのかもお聞きしておきたいと思います。

 次に、5ページの県立学校臨時休業対策事業費助成についてお聞きします。
 一斉臨時休業を行ったことで発生する給食のキャンセル料の助成でございますが、助成対象となる学校給食関係事業者はどのような業者なのか御説明いただきたいと思います。
 また、給食費キャンセル料は具体的にどういった費用を指しているのかもお聞きします。

 それから、予算420万円の算定はどのように行ったのかお聞きしたいと思います。
 また、対象期間が4月11日から4月26日となっておりますけれども、4月27日以降の分はどのように考えているのかお聞きします。

 それから、最後の質問は6ページの新型コロナ対策による補習等支援事業費であります。
 補正額5820万円は、人件費と考えてよろしいのかお聞きします。
 それから、学習支援員の追加配置で487校とありますけれども、学習支援員は実際に何人配置になるのかお聞きします。
 それから、配置計画に3か月程度とあるのですが、開始時期はいつになるのか。例えば臨時休校が5月10日までとなっているところは再開してすぐに学習支援員が配置されるのか、予定についてお聞きします。
 また、今回の人材は教員資格が必要ないので資格がある人を探すのに比べればハードルは低いと思いますが、人員をどのように確保していくお考えなのかお聞きします。以上について御答弁をお願いします。

○近藤健康体育課長
 私からは、衛生用品関連のうち県立学校新型コロナウイルス感染拡大防止支援事業費と県立学校臨時休業対策事業費助成についてお答えします。
 まず、最初の県立学校の感染防止の関係でございます。
 129校の算定につきましては、県内の全ての全日制の高等学校、定時制の高等学校、特別支援学校、それから中等部で、高校の関係が全部で90校、特別支援学校が37校、中等部を持っているところが2校で129校を算定してございます。
 2点目として、品薄と聞いている衛生用品の政府等による割当てがあるかでございます。
 医療的なケアが必要な児童生徒については厚生労働省から衛生用品の優先的な供給がありますけれども、それ以外はそういった割当て等がないものですから幅広く納入可能な業者を探して県で手配していくことを考えてございます。
 それから、3点目の納品までの見通し、スケジュール等につきましては、国庫の交付決定があり次第出納局と発注の手続に入ってまいりたいと考えております。ただどうしても数量がまとまっているとか在庫品の確保が今は難しい状況もございますので、それなりの日数を要したりすぐに受注していただける業者が見つからないことも想定されます。
 そういった場合につきましては、学校でもそれなりの在庫は持っているものですからそれで対応していただいたり、もうちょっとロットを小さくしたほうが集まりやすいのであれば学校ごとで購入していただく対応をしてまいりたいと考えております。

 続きまして、県立学校の臨時休業対策事業費助成の関係でございます。
 まず、助成対象となる学校給食関係事業者でございますけれども、県立の特別支援学校21校と定時制の県立高校に学校給食用のパンや米飯といったものを加工して納入している業者ですとか、牛乳とか食材などを納入している業者でございます。
 次に、助成の給食費キャンセル料は具体的にどういったものかでございますけれども、給食の円滑な再開に向けて地域の学校給食関係事業者を支援するため、既に発注されていた給食等の休校期間中の予定数量分の食材加工費と加工を伴わずに廃棄せざるを得なかった食材費を給食のキャンセル料相当額として事業者への支援額とする考えでございます。
 それから、3点目の予算額の算定でございます。パン、米飯、麺類といったものには事前に取り決められている加工賃がございましてその90%、それから牛乳は原料代を除いた額の80%をキャンセル料相当としております。そして廃棄した食材はその購入価格で計算してございます。
420万円でございますけれども、聞き取りなどにより3月分の見込額として210万円、4月分も同様とみなしてその2倍で420万円としたところでございます。
 それから、4点目の4月27日以降についてどう考えるのかでございます。
 現在は、ある程度保存が利く食材であれば学校が再開した後の給食で使っていただけるので冷凍保存してあるんですけれども、長引くことによって使えなくなる可能性もございます。そうなると事業者の経営に与える影響が今よりも大きくなることも想定されますので、円滑な再開に向けて継続的な支援も今後検討していかなければいけないかなと考えてございます。

○宮ア参事兼義務教育課長
 2点目と4点目の質問についてお答えいたします。
 初めに幼稚園等の関係でございます。
 109園の見込みにつきましては、公立幼稚園がある市町に事前に希望調査を行った結果、19市町、109園からマスク、空気清浄機等の購入希望がございました。
 負担割合は国が10分の10、満額でございます。上限は1施設当たり50万円となっております。
 予算額を超えた場合どうなるのかの御質問でございますけれども、事前の調査で国は各県の所要額を把握しておりますので大きな乖離はないものと承知しております。

 続きまして学習支援員についてでございます。
 予算額は報酬及び通勤費等の経費で全額人件費となります。
 配置人数につきましては、全小中学校487校に1校当たり週8時間、全部の学校に1人ずつ各市町に配置しますが、各市町において各学校の状況を踏まえ弾力的に配置できると考えて予定しております。
 開始時期につきましては、文部科学省の内示が5月末の予定と聞いておりますので、早ければ6月上旬から配置できる見込みでおります。
 それから、人員の確保につきましては、現在小中学校で既に任用している非常勤職員ですとか文部科学省が想定している退職教員や大学生等にお願いすることで速やかな配置を実現したいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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