本会議会議録


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令和6年9月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原ア 全 議員
質疑・質問日:10/03/2024
会派名:自民改革会議


○河原ア(全)委員
 一問一答方式でお願いします。
 文化観光委員会説明資料7ページの公立大学法人静岡文化芸術大学の令和5事業年度の業務実績に関する評価結果についてお伺いします。
 高等学校との連携強化及び高校生への魅力発信という項目について、オープンキャンパスで来た生徒が多かったとか県内校長との意見交換の場を持ったとありますが、これによってどういう結果が出たかが大事だと思います。
 先ほどもお話がありましたが、これで受験生が増えたとか、ほかにも大学として求める学生がより多く出てきたとか。方法が書いてあるだけでその結果として大学にとってどういういい面が出たのかが触れられていないです。これを書かれたのは大学課長ではなく評価委員会だと思いますので仕方がありませんが、せっかく評価として書くならば成果を挙げたほうがいいと思いますがどうお考えでしょうか。

○本橋大学課長
 県内高等教育と校長会との懇談会を初めて開催したことは、ある意味で評価としては活動的というところで、成果指標としてはこの年度の志願倍率を基に判定していただきました。かなり人口減少が進んできて倍率も下がってきている中、この年は前年度よりも上がり志願倍率が5.0で成果指標がよかったと評価頂いています。
 また、校長会の皆様との話を通じ、高校までの学びを生かして大学の特色ある学びにつなげていくことについては今後成果をきちんと表していきたいと思っております。

○河原ア(全)委員
 成果指標の説明が簡単にあればより分かりやすいと思います。
 付け足しで言うと、オープンキャンパスに予約なしで来るのは当たり前のことと思います。コロナの関係があって制限していたと思いますが、文芸大はできたときから予約なしでやっていたと思います。

 2つ目は、説明資料8ページの東静岡駅南口の県有地の活用についてお伺いします。
 前回の議会のときにもこれに関する資料が出されていたと思います。1要旨の最初の、“ふじのくに”の「文化力」を活かした地域づくり基本構想の、文化力という考えは今も生きているのでしょうか、それとももうそこから離れて南口のまちづくり、にぎわいづくりになって進んでいるのか。その辺はまだはっきりしないかもしれませんがお伺いします。

○平形企画政策課長
 静岡駅南口県有地の整備方針が文化力から変更があったのかという御質問だと思いますが、文化とスポーツの連動が基本構想にも掲げられており、文化とスポーツ施設が集約された地区の整備という方向性については県、市も変更はございません。
 これまでも、北口市有地のアリーナ構想を有する静岡市とは連携して利活用を検討してまいりましたけれども、今年度から新たに市の東静岡地区まちづくり協議会に参画するなど静岡市との連携を強めてます。
 また、令和6年2月議会でスポーツ・文化観光部長から答弁しましたが、東静岡駅南口周辺には今後新特別支援学校の開校が予定されていたり、また外国人留学生が学ぶ専門学校もあるなどこれまでの文化とスポーツという視点に加えまして、共生社会実現の視点を認識して幅広く庁内の関係部局で一緒に検討していくことにしておりますので、今回はまちづくりという表現を用いました。

○河原ア(全)委員
 民間活力の導入という点があるものですから、そちらと文化やスポーツのマッチの仕方がなかなか難しいと素人としては思ってしまったのですけれども、最初が文化力の拠点というあたりからスタートしていると思いますので、ぜひそちらからぶれないでいただければありがたいと思いました。

 次に、総合教育会議について先ほども5番委員から質問がありましたけれども、説明資料24ページで今年度は教育大綱に取りかかっていくということです。実際にこれから素案づくり等に入っていくと思いますが、どのような段取りでつくられていくのか教えてください。

○稲葉総合教育課長
 総合教育会議におきまして今年度は教育に関する大綱を協議する予定です。
 総合教育会議の第1回を10月に予定しており、そこで考え方を示して教育委員会と協議していきます。その後先ほどスポーツ・文化観光部長から説明しましたように12月定例会の常任委員会に諮った後、1月と3月の計3回の総合教育会議で大綱を練りあげていき、パブリックコメントをやりながら今期中に策定する予定です。

○河原ア(全)委員
 素案は恐らく教育委員会事務局等とも連携を取ってつくられると思います。教育長も含めて教育委員が6人に知事が入ると思うのですが、皆さんは教職ではないのでいろんな意見が出ると思います。ぜひいろんな角度からの意見を取り入れていただきたいということと、知事があまり言うと皆は言えなくなってそれが通っていく部分もあるかと思いますので、ぜひ知事と教育委員が対等に意見が出し合えればいいと思っているものですからお願いしたいです。
 もう1点は特徴ある言葉は要らないと思います。誰が読んでも分かる言葉、そして県民が教育の中でこうありたい、こうあってほしいと要望しているところを分かりやすい形でつくっていただくことを要望します。

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