本会議会議録
質問文書
令和5年9月定例会総務委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 小沼 秀朗 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/04/2023 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○小沼委員
3番議員の最後の質問について、関連質問をさせていただきます。
これまでの答弁を聞いておりますと、まず知事の6月議会での表明があって初めて9月の条例案の作業を進めたとの答弁でございました。
知事は7月12日の知事報告の中で様々な努力や調整を行っていたと報告し、さらには給与を返上するための条例案を提案したい思いはその後も全く変わっていないとの報告もありました。
つまり知事の頭の中では返したい思いがあった一方で6月議会での表明があって初めて当局の周囲の皆様方が動く、こういった今の知事の周辺の体制について、知事御本人はどのように今考えているか、これから先どうあるべきと考えるかお伺いします。
○川勝知事
正確に申しますと条例案の提出の可能性があったのは令和3年12月議会でございました。しかし私の判断でこの提案は極めて困難だ、できないとの判断に至り、以後その判断は継続しておりました。したがって周りの職員もそういうものとして見ていたと思います。ですから進言も何もなかったと。
しかし繰り返しになりますけれども、7月5日の当委員会における言行不一致という言葉に応じまして、言行は一致させるべきものであり条例を出すと言ったので、担当部長である京極経営管理部長以下担当者合意だと思いますけれども、この言行不一致との発言によって環境が変わったと恐らく私が周りの人たちに言っていたかと思います。
ですから、そういう流れの中で本格的な条例案の作成は経営管理部長のほうで担っていまして、このコミュニケーションは何かがあってというよりも12月5日から職員は流れの中で動いていて、最終的に私が明確に表明いたしましたので、9月議会に向けて条例案の作成を担当部長がしました。
この間、石川政策推進部長ほか関係者と共有された認識は私と一緒だったと思っております。
○小沼委員
今の答弁を聞きましても、当委員会から言行不一致というフレーズが出てきて動いたとの発言であり、この議案提出に関しては、知事の御判断でできるものであると私たち議会は思っております。今の発言を取っても議会に少し責任転嫁されているようにも聞こえてしまいますけれども、そもそも知事の御判断でこの議案を上程できたことはしっかりと認識していらっしゃいますでしょうか。
○川勝知事
おっしゃるとおりであります。議会の状況が厳しいと私が主観的に判断していたのでございます。
言行不一致という言葉が出ましたので、ここで出せると判断したのも私です。ですからこの議案の提出の責任は私にございますし、議会が厳しいと思っていたのも私の主観的な判断でございまして、その理由は先ほど申しましたとおりでございます。恐らくそれは県職員にも共有されていたと思っておりまして、ひとえにこの議案の提出につきましては私に責任があることは間違いありません。
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