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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年6月移住・定住等促進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 協議 】 発言日: 06/13/2022 会派名:


○盛月委員長
 これより協議に入ります。
 本日は、前回の委員会でお伝えしたとおり、当特別委員会の調査の方向性、ポイントなどについて、委員の皆様の御意見を頂き、集約していきたいと考えています。
 お手元に資料1、移住・定住等促進特別委員会の運営についてを配付してありますので、御覧ください。
 当委員会に付託された調査事項は、移住・定住の促進や関係人口の拡大等による社会増の実現に関する事項であります。
具体的には、3の(2)の調査の観点にありますように、移住・定住の促進や関係人口の拡大に関する施策、若者のU・I・Jターン促進のための雇用創出や産業振興、交通インフラ整備等を通じて、子育てがしやすく誰もが暮らしやすいまちづくり、デジタル田園都市の実現に向けた施策について、調査・検討したいと考えております。
最終的には、委員会としての提言を盛り込んだ報告書を作成いたしますので、本日は皆様の御意見を伺いながら、先ほど申し上げた調査の観点を基に、具体的な調査の進め方を決めていきたいと思います。
 また、調査方法ですが、4の調査スケジュールにありますとおり、第3回では執行部からの説明を求めます。その後、コロナの状況によりますけれども、県外視察を行い、第4回及び第5回では、有識者などの意見を伺いたいと考えております。
 それでは、具体的な調査の進め方につきまして、委員の皆様から御意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○鈴木(啓)委員
 今、様々報道で、住みたい、移住したいランキングといったものが出ているかと思います。まず、どういった理由で選ばれているのかですとか、静岡県も昨年度、数が伸びたということで、どういった施策が伸びる要因となったかですとか、そういったことを実際に移住された方々にアンケートを取ったりして、何が一番皆さんに響いたのか、そういったものをしっかりと捉えて、またコロナ禍によってなのか、別の理由があってなのかもしっかり捉えた中で、様々なことを考えていかないと。今、タイムリーにはまっているものと、通常の状況の中で重要視しなければいけないものを混同して考えてしまうと、効率が悪くなってしまうのかなと思いますので、しっかりアンケート調査等行った上で、ピンポイントに効果のある取組をしていったほうがいいのではないかと考えております。

○杉本委員
 移住・定住を考えるのも、年代とか、例えばシングルなのかファミリーなのか、またはリタイアしたのか、人それぞれだと考えます。だから、年代別とか、家族形態とか、移住・定住を考える上で、その辺をちょっと調査してみたらどうかなと思います。もちろん男女もありますし、あと今の職場環境、職場に満足しているかどうか、そんなことも含めて、もしかして、何か指標が出ているのであれば、その辺ちょっと勉強不足なんですけれども、そういうものも知りたいなと思っています。

○盛月委員長
 先ほど6番委員からは、このコロナの状況の中だからなのか、それともほかに要因があるのかしっかり分析するためにアンケート調査を、また7番委員からは、年代とか、家族構成、職場環境といったところも踏まえて調査をとのことですけれども、それは大きくは、この@の移住・定住の促進や関係人口の拡大に関する施策について調査検討するという中で、具体的にやることとしてというイメージでよろしいですか。
 そうしたら、具体的にこんなことをという御意見を頂けるのもありがたいので、ほかの委員の皆様からも、ぜひ御発言いただきたいと思いますが、どうでしょうか。

○土屋委員
 資料2にありますけれども、実際に今、県が取り組んでいるそれぞれの施策についてどの程度の対応があって、どう動いたかを先に聞かないと。基本、アンケート云々は多分それぞれ市や町でもやっているでしょうし、実際には県だけではなくて、市や町にもいろんな人に来てもらいたいという気持ちがあるわけで、地域の魅力がみんな違うと思うんですよね。県としては、移住・定住を進めようとやっている事業が、どれだけ皆さんにうまくアプローチできているかを検証して、提言にまとめて、それで県としてはこういうやり方にしたらどうかということになるんじゃないかなと思います。そういう意味で言うと、例えば県外視察云々も含めてなんですけれども、うまくいっているところに焦点を当てて調査するところを少し絞っていかないと、人がたくさん増えた、増えないという話だと、先ほど6番委員からもあったように、一番、移住・定住したいところって、東京、北海道とかになっちゃうはずなんですよ。そこに行って、じゃあ何を調べるかといっても、調べようがないと思うんですよね。基本、その地域の魅力ということになってしまうんで。
 だから、静岡の魅力を売るための、その元のところをもう一度しっかりと見詰め直す意味でも、それぞれやっている事業の効果がどの程度あるか。本来、常任委員会でもその辺の話はするでしょうけれども、部局をまたいで魅力を発信しているんじゃないかなと思うんで、それらをまとめると、移住・定住の促進について言えば、まとめやすくなるんじゃないかなと全体の流れの中で感じましたので、意見として言っておきます。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 そうですね。次回の第3回の委員会で、執行部から説明を聞いて、取組の内容とその結果どうだったか、成果などについてしっかりと議論していく形になると思います。それも踏まえて、今後の方向性を決めていくということでいいですね。

○望月委員
 最初からちょっとよく分からなかったのが、まず、移住・定住を何のために促進しているのか。静岡県として、さっきおっしゃっていたように、東京とかと違って、魅力があるから来てくださいというのがある。そういった促進の仕方なのか、働き方なのか、その子育ての面なのか、また空き家があるからなのか。恐らく人口が減少しているのは、社会的に見て、当然どこもそうなので、奪い合いというわけではない方向で、それぞれの魅力などを発信されてるのかなと思うんです。その根本について、移住・定住促進に当たって、どういう目的を持って、どういった方向性で取り組んでいるのか、もう一度整理してから、何を調べるのか。漠然とし過ぎていると、間口が広がり過ぎてしまうので、今まで委員がおっしゃったように、しっかりと方向性を持った上でいけば、私も最終的な着地点に持っていきやすいのかなと思うので、そこはまた御議論いただくのが私の希望であります。お願いいたします。

○盛月委員長
 ほかにはどうでしょうか。

○市川委員
 プラスになる材料の検証をしていくことも当然大事なんですけれども、実際、静岡県は、非常に住みやすい県としてランキングが高いところでありながら、5万人規模で人口が減っている状況ですよね。なぜ、そういうことが起こっているか、マイナスのところの検証も併せてやっていかないと。なぜ出ていってしまうのか。もちろん、自然減、生まれないとかということも当然あるんですが、出ていく、首都圏に人を取られる理由を検証しつつ、またその反面、魅力を検証する必要があるかなと思っています。

○中澤(通)委員
 それぞれ観点があるし、それぞれ魅力があれば、人は動くでしょうけれども、やっぱり見ていると、努力している町に人が動いているのかなという感じがします。それも短期的なことじゃなくて、これは為政者の姿勢にも関わってくるかもしれませんが、まちづくりの中で、どこにターゲットを置いて、どういう人たちにこのまちに住んでもらいたいか。そうしたことをきちっと決めた中で、社会的なインフラの整備をしていく。それが長期にわたれば、必ずいい形になってきて、ある程度の年数がたつと、昔に比べると、とんでもないまちになったねと。しかもそれは、全部先見性のあるデザインであったということが、最近言われ始めています。そうしたところもやっぱり観点でしょうし、別に視察がどうこうではないけれども、先日、九州の佐賀県に行ってきましたが、図書館一つで周辺の住民が、しかも若い子育て中の人たちが入ってくる。最初は図書館だけが目的だったのが、もうそこへ移住しちゃおうと人が入ってきている。ですから、10年もたたないけれども、5年前に25万人だった年間利用者が100万人を超えてしまっているという状況が、如実に表れている。図書館だけが資源になってしまったということは言えるんですけれども、どこに魅力度を作るかは、いろいろあるでしょうが、やはりもろもろ、地域によって違ってくるでしょうから、そうしたことも含めて、その地域で何がインパクトになるかも調べていく必要がある。人によっても違うし、地域によっても、人を呼び寄せるものが違うんだなと感じています。それをどうまとめていくかはまた別として、そういったいろんな観点で資料が提供されるとありがたいなと思っています。

○天野委員
 移住・定住の施策は、県も既に行ってきたわけですね。東京に1つアンテナを作って、その検証を、どういう成果があったのかしっかり調べる必要があると思うんですね。
 もう1つ、例えば長泉町は出生率から人口が増えている。静岡県下全体の市町の状況を把握しながら、どこが過疎地域になってきているのか、どこが極端な形になっているのかを踏まえた上で、県下一律で、移住・定住の促進はできないわけで、地域地域の特色があるわけですから、そういう県下全体の実情と特色をまず把握した上で、静岡県下の市町でも、ある程度実績を上げているところもありますから、状況をしっかり把握した上で、現実に静岡県から流出している人口が多いということも含めて、移住・定住の問題も絡める。だから、いろんなことが影響しているんだと思いますけれども、例えば県外視察するときは、そういうことも含めて、何を見に行くかを検討すべきじゃないかなと思います。
 私は、この移住・定住は、県全体じゃなくて、地域の特色を生かした形で考えなければうまくいかないだろうと思いますので、そういった実態を、まず足元をちゃんとリサーチすることが大事じゃないかなと思っています。

○盛月委員長
 ほかに何かありますか。

○廣田委員
 静岡県は横に長いので、地域によって特性が、やはり全然違う。市町が非常に活発に移住・定住促進策をやっていますので、それを県がどのように支援しているのか。県と市町の連携状況も一緒に検証する必要があると思いました。

○藤曲委員
 皆さんの話を聞いていまして、県内の状況をちゃんと把握していく、リサーチしていくという意味で、今からアンケートを取ることはできないんですけれども、それぞれの地域ごとにもう、今、入っている移住者、定住者に対するリサーチは市町で十分できていると思うので、県外視察の後の4回目、5回目で、まさしくその県内の市町の担当者から話を聞く機会をしっかり持って、それはプラスに働いているところもそうですし、問題を抱えている人口減少のところも含めて、両方の問題点と、それから成功している部分をしっかり把握した上で、県としてどういうことをしなきゃいけないか。今の10番委員のお話にもあったように、じゃあ県として何を連携しなきゃいけないのか見えてくると思うので、しっかり県内の状況を把握していく。遅れているわけではないので、移住・定住を既に促進しているというか、働きかけの実績は出ている県なので、既に入ってきている人たちの状況をしっかり把握して、もっとその人たちのニーズに合わせれば、さらにもっと増えると思いますので、その辺の状況をしっかり把握する、リサーチすることが一番重要なのかなと思いました。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 全員の委員の皆様から御意見を頂きまして、ありがとうございました。
 今後、第3回、第4回の委員会の中で、各部局からの説明を受け、今の取組状況の確認、説明を受けて、細かいところは質疑で詰めていくことと、あと、市や町の取組についても、今、1番委員からありましたとおり、それぞれの取組状況をお聞きして調査していく、現状を把握していくことになっていくと思いますので、それらを踏まえて、また提言をまとめていくことになると思います。
 今、皆様から、本当に貴重な御意見を頂きまして、調査の観点を決めるわけなんですけれども、この(2)の調査の観点に3点掲げてございますけれども、どういうふうにやっていくか、大きくこの3つの調査の観点でよろしいでしょうか。デジタル田園都市の実現に向けた施策について調査・検討と3つ目にあるんですけれども、私もちょっとデジタル田園都市のことがよく分かっていないんですが、これについて御意見はございますか。

○杉本委員
 正確にちょっと見えてきてないところだから、どうなのか。

○藤曲委員
 説明者の中に知事直轄組織の担当課は一応ある。

○盛月委員長
 部局の説明の中であるんですね。これも聞くだけは聞く。

○土屋委員
 全体の話で言うと、今のデジタル云々もそうなんですけれども、じゃあ県としては幾らお金をかけて、移住・定住を進めるための事業をしているかが分からない。ただ1行書いてあって、実際には100万円しかついてませんという話なのか、何千万円もお金をかけて、これを振興させて、それによって移住・定住を増やそうとしているのか。さっき自分が言ったのは、そういう部分をしっかり調べないと、基本、市や町が頑張ってやっているところをただ支援しているだけであったら、この中に入っているかもしれないけれども、何も県がやっていないことになるんですよ。お金出しているだけ。
 だから、県が何をしているかという部分をここでまとめて、背中を押すような形の提言でなければならないから、聞くのはどんどん聞いちゃってもいいんじゃないですか。それで、実際それによって、県としては移住・定住をどう考えているか答えが出れば、それでは移住・定住は増えませんねというのも、一つの提言だと思う。

○盛月委員長
 3番委員からの御意見がありましたですけれども、よろしいですか。
 はい、ありがとうございます。
 本当にそうですね。皆さんからの御意見のとおり、県に対して提言するので、県が今、どういう支援を市や町にできているかも、今後の当局からの説明の中でしっかり詰めていくと。デジタル田園都市についても、ちゃんと説明をまずは聞いて、内容を確認した上で、提言する内容については詰めていく形でよろしいですかね。
 そうしますと、調査の観点としては、こちらでお示しをしてございますとおり、移住・定住の促進や関係人口の拡大に関する施策について調査・検討する。若者のU・I・Jターン促進のための雇用創出や産業振興、交通インフラ整備等を通じて、子育てがしやすく誰もが暮らしやすいまちづくりについて調査・検討する。デジタル田園都市の実現に向けた施策について調査・検討するということで、観点としてはこの3点ということで、よろしいですか。
 今、皆様から頂いた御意見を受けて、もうちょっと調査の観点に入れておくべきことがないでしょうか。たくさん御意見を頂いたので、こちらを基本にして、皆さんから頂いた御意見を参考に調査を進めていくということで、具体的な取組については、今後、正副委員長に一任ということでもいいのですけれども、どうでしょうか。
 よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 また、都度都度、御意見などございましたら、本当におっしゃっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 
次に、委員会の開催日程と内容についてでございます。
 次回の第3回委員会につきましては、7月28日木曜日の午前10時30分に開会し、調査事項に関する関係部局からの説明と質疑応答を行うことを前回決定しております。当日の関係部局の説明者については、既に御覧いただいていると思うんですが、お手元に配付いたしました資料2、説明者案としたいと思いますが、こちらでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 また、説明者の最終的な調整と当日の進め方は、正副委員長に一任していただくということで、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 次に、県外視察についてであります。
 前回、日程の御提示ができませんでしたけれども、日程について、諸行事等を勘案し、9月5日月曜日から7日水曜日の期間で実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 いま少しコロナの状況を見てから、実施するか否かについては最終決定したいと思いますが、皆様、全員御参加いただけるという形で、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 視察先についてですけれども、先ほどからも御意見がございますが、成功している、先進的に取り組んでいる、またその成果が出ているところで、視察案を作成しております。
 資料3を御覧いただきまして、県外視察案、長野県、新潟県という案ですけれども、御意見がございましたら、御発言いただきたいと思います。

○中澤(通)委員
 県庁、市役所と、要は行政庁だけの視察になっちゃうんですけれども、せっかくやるなら、無理にはできないけれども、移住・定住をされた方と多少なりともディスカッションができる場があるのか。それとも、それぞれのところでそうしたものも紹介できるのか、資料として出していただけるのか。ただシステムとしてこうなったというだけじゃなくて、実際、どこにキーがあったのか直接聞くのが一番なのかなと勝手に思っていますけれどもね。そういう試みもあったらいいかなと思っていますが、それは正副委員長でお考えいただければと思います。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 そうですね。大事なことですね。
 ほかに御意見ございますでしょうか。

○土屋委員
 どこに行っても、上半期1位とか5位とか書いてあるので、別に構わないんですけれども、視察に市役所とかに行くと、県にはそんなに協力してもらってません、私たち頑張っていますみたいな話をよく聞くんですよね。経験としたら、あると思うんです。県でどうしたら促進できるか的な話を考えたときに、同じ長野県庁の、次の日に行く市役所2つに全面的に協力して、それがうまくいっているのであれば、県庁で全部話が聞けるはずなんですよ、本来なら。それか、市が独自にやっていることをこちらで調べて、その独自でやっていることを聞きに行く、そこで視察をするか、そのどちらかになるんじゃないかなと思う。この辺はやっている内容が違うから、それはそれで魅力があるとは思うんですけれども、もし県の関わりが何もないようなら、それぞれの市で頑張れという話になってしまうんじゃないかなと、ちょっと感じたので、例えば別の県の市であれば、違う県の支援があったのかなと思うけれども、同じですよね。長野、長野、新潟か。1つは新潟だからな。そういうこともちょっと感じたんで、その辺を少し考えてもらうことも必要じゃないのかな。別に市に行っちゃいけないという意味じゃなくて、頑張っている市に行くことは、決して悪いことではないけれども、私たちは県の支援の事を考えなきゃならないという部分もあるのかなと思います。

○盛月委員長
 はい、ありがとうございます。
 ほかに御意見ございますか。
 行く先、方角としては、長野県、新潟県ということで、それはよろしいですか。

○杉本委員
 佐久市を選んだ理由は、空き家バンクの対策に特化しての判断でしょうか。

○盛月委員長
 そうですね。

○杉本委員
 空き家対策に重点的に力を入れて、このアワードに貢献したからという解釈でいいわけですね。

○盛月委員長
 そうですね。

○杉本委員
 そうしたら、先ほど3番委員がおっしゃったのも、本当によく分かるんですが、やっぱり空き家対策は我が県でも大変な問題、課題だと思うので、佐久市が空き家バンク等を頑張っているのであれば、それはお訪ねしてお話を聞くのはやぶさかではないというのは変な言い方ですけれども、それはそれでいいことではないかなと私は思いました。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 ほかに御意見がある方は。

○市川委員
 感覚として山のほうというか、もともと人口減少に悩んでいるようなところを見に行って、そこの成功した事例をきっと伺うんでしょうけれども、静岡県ってやっぱりものづくり県だし、産業が豊かで、太平洋ベルト地帯の一角、一翼を担っている。今、景気の問題とかいろいろあるので、産業が落ち込んでいるんだけれども、人口って、やっぱり雇用であったり、産業であったり、そういった働く場で、女性にしてもそうですよね。女性が集まれば男性が集まるという理屈もあるし、ケチつけるわけじゃないんですけれども、似たような地域特性というか、山もいいですけど、1か所ぐらい町場を見たほうがいいんじゃないかなという意見です。

○盛月委員長
 同じような特性のある地域というか。同じ悩みを抱えているところですね。

○市川委員
 意見で結構ですので。

○中澤(通)委員
 長野県は、実質的に移住してくる人たちが多いじゃない。現実にはね。希望者も多いし、現実論として多いということは、何かしらの魅力が、静岡県とはちょっと違うものがあるのかなという感じがする。だから、選択とすれば、ある程度方向性は間違いでもないし、5番委員が言われた町場は、それはそれで、また違う形で何かしらやっていただくことも考えられるでしょう。

○盛月委員長
 県庁に伺ってお話を聞くときに、その点もちょっと探れるといいですかね。どうでしょうか。

○杉本委員
 長野県も新潟県も新幹線が通っていますので、ちょっと同じところはあります。あと、新潟市も政令市というところでは、5番委員が言うように、全く同じではないですけれども、確かに山であり、田舎暮らしということもあるかもしれませんけれども、でも、新幹線が東京から出ているという観点では同じような境遇です。

○盛月委員長
 立地的なものがですね。

○杉本委員
 新幹線で東京から2時間弱で行けるとか、そういう点では同じような条件ではないでしょうか。何かそんなふうに私は感じました。意見というか、感想です。

○盛月委員長
 ありがとうございます。
 様々御意見頂きましたけれども、ほかには御意見ある方いらっしゃいますか。よろしいですか。

○望月委員
 やっぱり、現場の声が聞きたいです。お願いします。
 福岡県で、先日、グランピングを始めた女性が、やっぱり都会から越してきて、事業を始めたと言っていました。役所はいいんですけれども、できたらそういう人たちの声を。何を魅力を持って、先ほどからおっしゃっているように、静岡県には静岡県の違いがあるんですけれども、長野県は長野県でおっしゃるように増えているのであれば、何をもってそこに越してこられたのか、現実にそこで事業をやっていらっしゃる方の声を聞けるのが、一番うれしいなと思います。

○盛月委員長
 はい、分かりました。ありがとうございます。
 そういう実際に移住した方たちの生の声が聞けること、聞けるような方法をちょっと考えてみます。

○杉本委員
 今、8番委員の意見について、例えば行くところは市役所などの行政でもいいけれども、そこでリクエストとして、実際に移住した方を呼んでいただけるかとか、声が聞けるのかということを出してみるのはいかがでしょうか。

○盛月委員長
 はい、ありがとうございます。
 あとは皆様、よろしいでしょうか。御意見は。
(「なし」と言う者あり)
 よろしいですか。ありがとうございます。
 たくさん御意見を頂き、ありがとうございます。
 それでは、今、様々皆様から頂いた御意見を踏まえまして、最終的な視察先については、今後決定いたしますが、正副委員長に一任という形でいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、そのようにさせていただきます。
 次に、第4回以降の具体的な調査内容等でございますが、第4回は、10月17日月曜日、そして、第5回は、11月16日水曜日の午前10時30分から開会し、午前1人、午後1人という形で、有識者等の参考人からの意見聴取及び委員間協議を行いたいと考えております。
 参考人案など、具体的な調査内容等につきましては、次回の委員会でお諮りすることとさせていただきますが、それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、そのようにさせていただきます。
 私からは以上でございます。皆様から、そのほか、何かございますでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 よろしいですか。ありがとうございます。

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