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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:03/08/2022
会派名:自民改革会議


○市川委員
 それでは最後に、2問を分割質問方式で質問させていただきます。
 まず、建設委員会説明資料30ページ、それから美しい“ふじのくに”のみちづくりの素案です。現在来年度を初年度とする新たなみちづくり計画の改定が進められており、その素案が提出されております。
 その中で、長期間で目指す姿、それから4年間の短期間で達成を目指す活動指標の2種類の指標が示されております。道路整備は完成までに非常に長い期間を要するため長期間の目指す姿を示すことは大変望ましいと思いますけれども、その効果を評価していくことが重要であります。
 そこで、新たなみちづくり計画に目指す姿を設定した理由と評価のタイミングについてお伺いいたします。

○羽田道路企画課長
 新たなみちづくり計画――美しい“ふじのくに”のみちづくりに目指す姿を設定した理由と評価のタイミングについてお答えいたします。
 お手元に配付いたしました美しい“ふじのくに”のみちづくりの素案の18ページに目指す姿を掲載しています。この新たなみちづくり計画では基本方針ごとに一つずつの目指す姿の指標と12の活動指標を設定しております。
 設定した理由につきましては、目指す姿は重点的に取り組んでいく道路事業が基本方針が示す将来像に向けた取組となっているかを確認するための代表的な指標として設定したところでございます。
 また、評価のタイミングでございますが、この目指す姿は1つの事業完了が直接的効果として数値に表れにくく、かつ取組の成果が相互に波及して効果が発現されるため計画の最終年度に評価する予定でございます。

○市川委員
 ありがとうございます。
 もう1つ、本県は静岡市と浜松市という2つの政令指定都市があるんですけれど、政令市の道路に関する計画とか考え方等とどうつなげていくと言いますか、特に緊急輸送路等なんかは道路はつながっていますので、県の考え方とかプランをどのように整合させていくか教えていただけますか。

○羽田道路企画課長
 静岡市、浜松市――政令市とのみちづくりの計画の連携についてお答えいたします。
 1番委員がおっしゃりましたように緊急輸送路等でも当然県の管理道路また政令市の管理道路はつながってございますので、これについての連携も大変重要だと考えております。この計画につきましても両政令市にも確認していただきながら、本県としても道路整備を両市と共に進めていきたいと考えております。

○市川委員
 ありがとうございます。
 あと意見といいますか、現状の課題もそうなんですけども、この美しい“ふじのくに”のみちづくりの素案の8ページの中程中段に道路を取り巻く環境の中でテクノロジーのさらなる進展という記載があるんですが、自動運転ですとか電気自動車の普及、電気自動車は当然充電スポットであったり自動運転であれば低速車と普通のスピードの車とかいろいろ考えられる未来の対策、もしかしたら10年は無理でも20年たてば空飛ぶ自動車なんていうのも出てきて道路の使用環境が一変することが起こるかもしれませんので、いろんなことを想定して道路ビジョンを描いていっていただけたらなと思います。

 次の質問に移ります。
 説明資料41ページ、市町の無電柱化への取組に向けた支援で、現状ですが、本定例会で我が会派の加藤議員の一般質問に対して、本年度新たな無電柱化推進計画を策定して、4年間で現計画の2.5倍である72キロの事業着手を目標として掲げ無電柱化に取り組むと和田交通基盤部長から答弁がございました。
 まず、総合計画後期アクションプラン案に無電柱化の計画が出てきているかどうかだけ教えていただけますか。

○坪内委員長
 それではただいまの件は明日でも結構ですので報告頂けますようにお願いいたします。

○市川委員
 私たちがふだん使用する主な道路は当然身近な道路、市町の道路ですけれども、無電柱化の取組を進めていくために支援することは非常に重要だと思っております。特に生活道などでセンターラインがないような道路ですと、皆さんも経験が多いかと思いますけれども電柱のおかげですれ違いがうまくできなかったり歩行者が危険な思いをされたりということがたくさんあるかと思うんです。
 そこで、市町が管理している道路の無電柱化に積極的に取り組むように、県はどのような支援を考えているのかお伺いします。

○羽田道路企画課長
 先ほどの総合計画後期のアクションプラン案にこの無電柱化について評価指標は載せているかについてまずお答えしたいと思います。
 無電柱化については活動指標に載せておりません。先ほどの美しい“ふじのくに”のみちづくりの素案の活動指標につきましては我々独自の指標として載せさせていただいておりますけれども、後期アクションプラン案については載せていないです。
 それと、無電柱化の推進に対して、市町が管理する道路の無電柱化に積極的に取り組むための県の支援についてお答えしたいと思います。
 今回、お示しさせていただいています来年からの新たな無電柱化の計画を策定するに当たりまして、無電柱化の推進に向けた課題を把握するため県内の市町にこの課題の聞き取りを行ったところでございます。そうしたところ、無電柱化事業の進め方等が分からないといった意見を多く頂いております。
 このため、県として令和4年度から県土木事務所や市町の担当職員などを対象といたしまして、無電柱化の実務研修を実施する予定でございます。市町が無電柱化への取組に一歩踏み出せるよう技術支援に取り組んでいこうとしております。
 また、無電柱化事業に関する国の補助制度や低コスト手法など、市町の費用負担の軽減に資する情報提供なども随時行っていきたいと考えております。

○市川委員
 後期アクションプラン案に記載がないということですけれども、もう審査が終わってしまったので今さらなんですが、無電柱化を推進する県の方針があるのであれば、また何らかの形でそういったのを反映していったほうがいいのかなと思います。
 それと、1キロメートル当たり5億円ぐらい費用がかかるということなので相当な各市町の負担も発生するわけですし、有意義な部分をもっとよくPRしていっていただきたいなと思います。
 同時に、さっきも少し先の未来の話をしましたが、もっと物流が進化していくとドローンで物を運んでという世の中になっていくと当然電線とか電柱は非常に邪魔な存在になってくると思いますので、積極的に県ではそういったところを推進していっていただけたらなと思います。
 以上で質問を終わります。

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