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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成31年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野崎 正蔵 議員
質疑・質問日:02/27/2019
会派名:自民改革会議


○野崎委員
 分割質問方式で質問をさせていただきます。
 文化観光委員会説明資料の4ページになりますが、第73号議案「平成30年度静岡県一般会計補正予算」に関する部分で、文化・観光企画費が3600万円ほど減額になっております。議案説明書では事業費の確定に伴う補正とありますが、文化・観光企画費に関しては9月定例会で東静岡駅南口エリアの空間デザインを作成するため600万円増額しています。
 そのときに一体何が足りなかったんですかと聞いたかと思うんですが、外構みたいな部分のイメージをもう少しつくらないと先に進まないみたいな話があり増額したんですが、今回は減額するとのことです。増額したら結局やらなかったということで一体何がどうなったのかよくわかりませんが、今回の減額の理由として何が確定して減額になったのか説明していただきたいと思います。

○高須文化力の拠点推進室長
 御指摘のありましたとおり、9月補正予算で将来のまちづくりをイメージできる空間デザインを作成しております。
 民間事業者ヒアリングを実施する中で、事業者から参画を検討するためには具体的な整備計画、イメージが必要だと御指摘をいただいたことを受けまして、9月補正予算で予算措置させていただいたものです。今年度も民間事業者ヒアリングを継続して行っておりまして、これまでの意向調査の結果などを踏まえ公的機能の内容、規模感、事業手法など検討し、施設整備に係る県の方針を取りまとめています。より実現性の高い事業スキームを構築していくために、3月中旬からこの方針を民間事業者に提示した上で事業計画案公募を実施してまいりたいと考えております。拠点の早期実現を目指していきたいと思っております。
 事業の成立性、実現性の確保は極めて重要であります。事業の実現可能性を高めるために事業計画案公募を実施することとし、それに伴い事業スケジュールの見直しが必要になりましたので、今年度当初に予定しておりました事業公募関係資料の作成、不動産鑑定評価、地質調査といった経費につきましては、2月で減額し来年度に実施させていただきたいと考えております。

○野崎委員
 減額理由は言ってくれましたかね。
 よくわからなかったんですが、もう一度お願いします。

○高須文化力の拠点推進室長
 事業スケジュールを見直しさせていただいたところがポイントでございます。
 事業につきましては、PFI手法、定期借地権方式によることを基本と考えておりますけれども、民間事業者との連携によって初めて成立する事業ですので、事業の成立性や実現性を確保することが非常に重要です。ヒアリング結果なども踏まえましてスケジュールを見直しさせていただいています。

○野崎委員
 わからないんですけれども、事業スケジュールの見直しをすると何で減額になるんですか。
 何にお金がかかっていて、何にかかんなかったかだと思うんですね。事業の成立性云々というのは別に聞いてなくて、とりあえず何に使われていて今回は何が不要になったんですか。減額理由を聞いていますのでお願いします。

○松浦政策監
 議案説明書にもあります3600万円の減額の内訳でございます。
 今年度は、事業者の公募のために整備水準を定める要求水準書であるとか、実施方針書の作成、それから土地の価値があるのか調べる不動産鑑定評価と地質調査がございました。もともとの予定では整備方針まで詰めた段階で要求水準書や実施方針書の作成に入っていく予定でしたが、今年度実施した民間調査では、事業者が参画に関して積極的な決断していくためにはもう少し情報が欲しいといった話もありました。実際に公募をかけたときに手が挙がらないことがないように、こういう条件で公募すればある程度手が挙がるのか見定める必要もありまして、整備方針ができた段階で要求水準書の作成作業に入っていくのは、慎重にやる必要があるのではないかと考えました。
 そこで、想定している方針案が本当に実現可能なものなのか事業計画案公募という形で、一度方針を示しそれに対して提案を受けることで検証していく考えになりまして、今年度予定していた要求水準書の作成を次年度に送りし、先に事業計画案公募をやった後にその結果を踏まえて要求水準書の作成に入っていくことで作業スケジュールを変更させていただきました。

○野崎委員
 整理しますけれども、今年度予定していた事業の中に要求水準書の作成や不動産鑑定などがあって、スケジュールが変更になりそれが不用額になったでよろしいですね。

 それで、本会議の代表質問で自民改革会議の相坂県議の質問にもありましたけれども、実現可能性とよく出てくるんですが、こんだけのすごい構想をつくった中で先行して図書館をやりますと言ったんですね。実現可能性かあるかどうかわからない事業計画を今まで組んできたのかがよくわかんないんですよ。
 今年度当初から施設整備計画をつくりますと言って、施設整備計画をつくるためには外構のイメージがないとわからないから9月議会で600万円増額してイメージを作成したいんだとありました。そこから急に何が起こって何が変わったのかわからないし、当初からこんだけの構想をつくって実現可能かどうかわからない事業の進め方をしてきたのか。明確にわかんないにしても、明確に出たのが図書館だったわけじゃないですか。図書館が老朽化して、文化力の拠点を整備するに当たって核に据えましょうと具体的になってきた話なんでしょう。その前はもっとわかんないような説明があったと思うんです。
 県立図書館が老朽化しています、これは直さなければなりません、じゃあ図書館を据えますといっていよいよ核が決まって、先行で整備できる内容が決まってきたと僕らは理解したんですけれども、それも含めてまた実現可能性がどうだかわからない言い方になっちゃっているのはどうなんでしょうか。事業をつくっていく上での構想を踏まえ、流れをもう少しわかりやすく、私でも理解できるように説明していただきたいと思います。

○松浦政策監
 御質問にお答えします。
 資料をもう一度ごらんいただければと思いますが、右側が文化力の拠点施設整備に係る方針です。
 これまで、基本構想や基本計画につきまして確認するための作業を続けてきまして、もともと図書館の全館移転と一体的に全ての機能を一度に整理する方針でしたけれども、平成29年9月に図書館の全館移転を中心とした機能を先行的につくって残りについては段階的にやっていく方針転換を行いまして、庁内のプロジェクトチームを中心にいかに実現させていくか検討を重ねてきたところです。
 これまでの検討の中で、先行整備として導入するものについては導入機能の案に記載させていただいたとおりです。図書館を初めとした公的機能のほか、丸印のついているものが民間参画を予定している機能ですが、資料に事業手法の案として絵を示しています。ただ単に公的施設である図書館単体を整備しようとするものではなく、公的機能のある図書館と民間機能を合わせて整備して官民連携の事業を実施することで、サービス水準を向上させていこうと進めてまいりました。
 図書館棟の隣に民間施設の絵がありますが、民間事業者が駐車場施設とあわせて県の土地を借りて建物を建てて事業を展開していきます。これまで民間の部分についてどういった機能に参画していただけるのか、参画していただくためにどんな条件が必要なのか、民間調査の中で対話を重ねながら意見を聞いてきたところです。その結果として県の方針として事業手法、施設計画といったところに反映しているわけです。
 私どもの情報の出し方が十分でないところもあるのかもしれないんですが、民間事業者が参画するに当たって事業として成立するのか、事業性がどうあるかどうかがポイントになってきますけれども、これまでの調査の中では事業計画案公募に手が挙がってくると判断できない現状ですので、一度民間に事業計画案を示して民間の意見を聞きつつ提案内容を確認していく作業をやっていきたいと考えています。この結果を受けて要求水準書の作成等、本公募に向けた作業を進めていくと判断したところでございます。

○野崎委員
 一般的に事業をやったり進めていくときに、構想や実施計画なりいろんなものつくって移っていく格好になると思うんです。
 6月議会での説明のときにも、民間のノウハウを最大限に活用した事業スキームの構築を目指すと聞いていたんですが、事業計画案公募の説明ってあったのかなと思い返しているんですけれど、そのときの説明では構想でつくったコンセプトを生かすものだと、図書館が核となる施設だから核にしますという説明から事業計画案公募へと舵がぐぐっと変わった気がするんですけれども、そこはもともと変わってないのか、変わったのかを含めて流れをもう一回説明いただけますか。

○高須文化力の拠点推進室長
 もともとは、本年度中に事業計画案公募関係資料を作成する、公募に向けた準備をすると考えておりまして、少なくとも年度の前半については事業計画案公募の実施はありませんでした。
 事業者とのヒアリング、対話を重ねていく中で県としてまとまった整備計画の方針がないと事業化について前向きに検討できないとのお話をいただきまして、どのような整備方法がいいのか検討してまいりました。その中で民間事業者の力を活用したいと考えておりますので、民間の事業者から御意見なり真剣に考えていただく提案をいただいた上で事業スキームを固めていこうと方針転換しまして、今回の事業計画案公募を踏まえた上で事業手法を固めていこうと考えています。

○野崎委員
 くどくなりますけれども、最初に文化力の拠点を質問させていただいたときに物すごい壮大な計画で高尚なことを書いてあって、ここから静岡県は世界に向かって文化を発信していくという説明だったと思うんですよ。
 結局、事業者がやってくれるかわかんないと。どのような方針がいいのかは事業者から情報があればできるってどっちが主体なんですかとすごく疑問に思ったんですけれども、途中で鶏と卵がひっくり返っちゃう話ですよ。こんだけすごい先生方が入ってつくった構想が、先行整備にまできて民間に対して手法やアイデアを出してくれ、どうすれば事業ができるのかなと聞こえるんですが、解釈がおかしいかお答えいただきたいです。

○松浦政策監
 説明が不十分で申しわけございません。
 民間から全く手が挙がってこないと考えているわけではございません。これまでの民間調査で、どんな機能ができるのか、どれぐらいの規模でいけそうだとか、どんな事業手法でどれぐらいの期間でやったら整備するのかといった対話をいろいろ重ねてまいりまして、その結果が整備方針の中に事業機能の内容、事業手法であると書かせていただいております。
 したがって、おおよそこの内容で提案いただけるんではないかなと思っているところもあるんですけれども、確実にこれだったら手を挙げるといった確証を得られるまでの情報をいただけるまで至ってないところがありまして、実際に公募をかけたときに手が挙がらないことがないように慎重に対話を重ねながらよりよいものをつくっていきたいと考えています。
 今の方針案をつくったところから、そのまま要求水準書に入るのではなくて、間に一度事業計画案公募により民間からある程度、実際の本公募を見据えた形の中でどんな考えで提案いただけるのか考えています。

○野崎委員
 繰り返しになりますのでこれ以上聞きませんが、私が聞きたいのは事業をつくってやっていく主体はどこなんですかなんですね。主体性を高めるために構想をつくったりしていると思うんです。ここはこうやっていくんだと定めて、その後民間のアイデアを活用するのが常套手段なのかなと思うんですが、とりあえず文化に絡んで皆さん何かいいアイデアありませんかみたいに感じるんです。答弁を聞いてそう解釈してしまいましたので、その辺でこの質問は終わります。

 続いて、今年度中につくると言っていた施設整備計画はどれなんですか。どこにどうあるんですか。できたんですか。教えていただきたいと思います。

○高須文化力の拠点推進室長
 今年度中を目途に施設整備計画を策定するとしておりましたけれども、計画自体につきましても現在策定できておりません。
 事業計画案公募を実施して、その結果を踏まえて事業手法や施設規模、管理方法、管理運営方法などを検討した上で、年内を目途に案を取りまとめてまいりたいと考えております。

○野崎委員
 ますますわからなくなってきたのが、施設整備計画に図書館を含むと書いてありますけれども、今年度内に図書館を含め導入する機能や規模、事業手法、整備スケジュールなどを盛り込んだ施設整備計画案を取りまとめると言っているんですね。それはできていないけれども事業計画案公募をかけてどうやったらいいかをもう一回やり直して3月から公募するんですよね。
 このような事業の進め方は正しいのかなと思うんですが、さっきも言いましたけれども、構想があって整備計画をきちんとつくって当てはまる方法で整備していくのが普通なのかなと思っていましたが、それはできていないまんま次の段階に進めるのはどんな理屈からですかね。

○松浦政策監
 本年度予定しておりました施設整備計画ですけれども、資料に示している県方針に掲げている内容がおおよそ施設整備計画の中で盛り込まれるべき内容でございました。
 導入機能案をごらんいただきますと、例えば図書館機能は1万6000平方メートル、新しい知的空間は4,000から6,000平方メートル、それからAI、ICTの拠点はまだ調整中になっていまして、それぞれの機能の規模に関しても少し検討を要するところがあってなかなかそこまで追いつかなかったのも事実です。
 あと、計画の中に民間にどのような形で参画してもらうのかといった導入機能の内容、それを踏まえた事業手法がどうなるのか、事業計画案公募により精度を高めた上で計画に盛り込んでいく必要があるんではないかと考えており、今回は県方針をお示しするのをやめまして、事業計画案公募の結果などを踏まえて年内に施設整備計画の形でお示ししたいと考えております。

○彦山管理局長
 補足説明させていただきたいと思います。
 施設整備計画を年度末にお示しするとお約束しましたが、申しわけございませんができません。
 今回の事業計画案公募、計画といった言葉が入り乱れていて非常にわかりにくいと思います。表現が適切じゃないかもしれませんが本公募前のプレ公募みたいな形で、これからつくる要求水準書の精度を増すためには必要だと考えております。
 当初の構想では、県から見てこんな機能があったらいいねといった形でまとめておりましたけれど、図書館の全館移転が決まりまして事業の芯ができたと思っています。個別の機能について民間企業のニーズがあるかとかとり散らかした印象があったかもしれませんが、今回は芯ができたことによって民間からもイメージしやすくなったと、この仕事を2年担当しておりますけど飛躍的に民間の食いつきがよくなったと思っております。
 単純に県立中央図書館を移転して若干の施設を加えるのであればそんなに手間をとらなかったかもしれませんが、東静岡駅の東側という県有地の中でも最後の一等地で高度利用できるところでして、容積率500%、そこに2.4ヘクタールの土地がありますので、それだけでいいのかといった問題があります。これまで文化・観光部として日本平夢テラス、富士山世界遺産センターなど大規模な施設整備が続きまして非常に御心配をおかけした面がございますが、今回は駅前の一等地でありますから民間活力でPFI、県の負担を少しでも減らせるようできる限り民間活力を導入したいと考えております。民間企業としても単なる県立図書館の全館移転で県の直営でやれば取りっぱぐれがなくて楽なのかもしれませんけれど、民間活力で民間にもリスクを負っていただく点を検討していただきたいものですから、少し時間をとらせていただきたいと思います。
 一番の核は県立中央図書館であります。現在は再開しましたけどかなりサービスが低下しておりますので、早く解消を目指す中で、年次計画を変更しましてなるべく早期に開館したいと考えております。

○野崎委員
 印象としては、何となく手をすごく振り上げちゃってどこに下していいかわからなくなっちゃった感じがしているので、すっきりしない気持ちもあります。

 最後にしますけれども、代表質問でもありましたが事業費の面です。どう考えておられるのか答弁いただけなかったんですね。代表質問の中では、予算規模は企業からさまざまな提案、アイデアを伺っているところで、御提案の中でいろいろなアイデアを全般的に勘案して全体規模を定めていきたい。実現可能性のあるものが出てくるので十分検証し、公共という適正な規模を判断した上で改めて御提案してまいりますとの答弁だったんですが、事業規模はどれぐらいで考えているんですか。

○高須文化力の拠点推進室長
 整備費、運営費などの事業費については、事業手法や施設規模、管理運営方法が固まりませんとなかなか算定することができないと考えております。年内を目途に固めていくことができるかなと考えておりますので、そのタイミングでお示しをしたいと考えております。

○野崎委員
 民間手法を使うに当たって、例えば県としてこれだけのものを全部整備したらこれだけの金がかかっちゃうから、民間のアイデアを使ってもう少し安くやるように工夫しているんですよと言いたいわけですよね。
 県が出そうとしているお金の規模は大体どれぐらいなんですか。お答えできれば教えてください。

○松浦政策監
 繰り返しの答弁になってしまいますが、事業規模につきましては年内に取りまとめを予定している整備計画の中で、これから行う事業計画案公募の内容、調整中である個別機能の規模を整理した上で改めてお示しさせていただきたいと考えております。
 お手元の資料にある事業手法で、県立中央図書館についてはPFIで実施することになっており、これに係る民間活力を活用していくわけですけれども、整備費と運営費に関しては県の負担になると考えております。隣の民間施設と駐車場については、定期借地の方向で想定案を示していますけれども、仮に定期借地になれば民間が建物の整備をいたしますので初期コストに関しては県の負担はありませんが、民間のビルに新しい知的空間であるとか公的な駐車場を入れることになっていますので、賃料などの経費を運営費として捻出することが必要になってくるかと思います。
 今申し上げましたのはあくまでイメージですので、今後の事業計画案公募と民間との対話を進めながら最もふさわしい事業手法を検討してまいりたいと考えております。

○野崎委員
 本当はもっとたくさん質問したかったんですが、最後は要望にします。
 県議会議員にならせていただいて6年がたちましたが、議員になってから最初の9月議会だったと思うんですけれども、そのときに議案として世界文化遺産センターの基本計画と実施計画が補正予算で出てきたんですね。初めての経験だったんですが、予算審議をやったときに基本計画と実施計画が一遍に補正予算で出てきて承認しろというわけですよね。承認したらもう実施計画までいっちゃうわけじゃないですか。そのときに幾らかかるんですかと聞いたら言わないんですよ。でも実施計画にいくんでしょ、金額が出ちゃうじゃないですかと聞いたんです。
 何を言いたいかというと、次の12月議会で、今度は腰だめで整備が40億円だと言うんです。結果的にふたを開けてみたら入札が不調だったじゃないですか。構想がすごくでかくて実際にやれるのか。やれないままどんな指示で動いているのかわかりませんが、最終的にケツを拭いているのが誰かといったら県民の税金ですね。予算もオーバーしちゃったりしました。空港もそうですよ。整備計画に出して絵が出てやってみたらとてもじゃないけれどできなかったじゃないですか。
 そういう手法が、ありとあらゆるところに見えてきちゃっている。最初に構想だけ出るのはいい。それに幾らかかるのかわかんないままやっているところが、この一部門だけでもそうだとしたら県庁の各部署の中でいったらどんだけあるんですかって思うわけじゃないですか。その負担は結局県民が負ってくれているんですよね。そのことを考えないと、今進んでいることに関しても今後幾らぐらいかかるんですかと聞かれても説明できないんですよね。その上で我々はいつも判断を迫られている。この予算でも判断しろって言っているわけじゃないですか、いいか悪いか決めてくれって言っているわけじゃないですか。決め方としてどうなのかなって思います。
 いつも答弁では、今後議会の皆さんとも話し合いながらと言うけれど、話し合いをする題材がないまんま最後のをやるかやらんかで、もうこれはやってもらわんと困るみたいな話になってからではまずいんじゃないかな思いまして、こんな質問と意見をさせていただきました。いろいろ御答弁ありがとうございました。

○宮尾文化・観光部理事(技術調整担当)
 いろいろ御意見ありがとうございました。
 実は私も事業を担当してから大変わかりづらいと感じているところです。
 いずれにいたしましても、県が募集するPFI、定期借地の本格的な事業は初めてなんですよね。絶対に失敗できない大きな実例になってくるであろうと。5番委員からお話がございましたように、皆様に御迷惑をかけないよう県民の方々の負担が少ない形で立派なものをつくっていきたい。いろんな先生方に入っていただいて立派な計画を立てていただきました。それを実現させるためにも、今のまま本当に突き進んでいいんだろうかとの思いもあり、民間事業者と話してもなかなか本音が出ないところがありまして、今回このような形で次に進む一歩手前で、決してこれは足踏みをしているわけじゃなくてしっかり前に進めるための時間だと考えております。
 ぜひその点を御理解いただいて、今後もしっかり皆様に丁寧に御説明できるようにしてまいりたいと思います。

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