本会議会議録


質問文書

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令和6年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:西原 明美 議員
質疑・質問日:10/04/2024
会派名:自民改革会議


○西原委員
 1点だけ一問一答方式で質問させていただきたいと思います。
 最近の豪雨災害で、水が引いた後に道路上等に所有者の分からない様々なごみや冠水のときにつかっていた車が何台もそのままになっているケースがあります。交通事故を起こすと車等は多分所有者がレッカー移動することになっていると思いますが、災害時の車の移動は現在どういった形になっているのでしょうか。
 なぜこんな質問したかと言いますと、去年雨の水が引いた後に非常にたくさんの車が道路上に置きっ放しになっている状態で、皆さん警察に電話をするんですね。私も近所の方に言われて車が置きっ放しになっているんですと警察にお電話したところ、警察では今レッカー車が手配できなくて、一、二週間そのままだという話でした。レッカーは手配してあるとのことでしたが、道路のど真ん中に、しかも3台ぐらい交互に止まっているような状況がしばらくの間ありました。そういったときの対応として、情報を受けている警察が貼り紙でもいいので、例えばレッカー移動の予定ですとかそういったことがないとどうなるんだ、どうするんだと誰もが心配することになります。そういったときにどのような対応をされているのか伺います。

○永沢交通規制課長
 道路が緊急交通路に指定されている場合には、災害対策法に基づいて車の移動を行うことができますけれども、通常の豪雨災害、冠水においては警察官が車の移動を行う権限はございません。警察の対応といたしましては、警察署の勤務員が道路管理者と協力してその車の所有者に連絡するなどの対応を取っているところであります。

○西原委員
 明らかに緊急道路でないにしてもある程度交通量がある道路で、みんながよけて通っているのに誰も対応していない状況です。私としては、その車両がどの程度その状況に置かれなきゃいけないのか、危険も含めてそこを使っている人たちは知る権利があるんじゃないかと思います。そういったことへの対応をきちんとしていただきたいというのは、これからの検討事項でしょうけれどもお願いしたいと思います。

 またあわせて、鉄道のアンダーパスや自転車で通行する人たちが通る幹線道路をまたぐ地下道への対応はどのような形になるのでしょうか。

○永沢交通規制課長
 アンダーパス等の冠水が予想される場所への対応についてでありますが、平素から道路管理者と緊密な連携を取っております。また交通管制センターにおいて24時間いついかなるときもその機能を停止させないよう道路交通の情報収集・提供の業務を行う体制を整えております。その道路管理者との連絡体制に基づき速やかにそうした場所を把握して、道路管理者による対応のいとまがない場合には地域の警察官による緊急の道路交通法に基づく通行止めを行い、確実に道路管理者と連携して道路法に基づく通行止めにつなげる対応を行っております。

○西原委員
 こういった事態は一気に来るので、全てのところを通行止めにすることは大変難しいことだとは思いますけれども、人命にも関わりますし、地域の人たちはここは冠水するから雨が降ったら通るのやめようと分かっていても地域外の方はどんどん入ってしまうところが何か所も見受けられます。昨今の雨の量の異常さもありますので、近隣を含めそこを利用する方に周知できるよう徹底していただきたいと思います。以上で質問を終わります。

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