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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:07/03/2020
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 一問一答でお願いします。
 遠州灘海浜公園のことをお尋ね申し上げます。
 今年度の予算で7200万円あがっておりますけれども、この進捗状況はもう完了しているのか、実行しているのかを含めてお尋ね申し上げます。

○内山公園緑地課長
 予算の執行状況です。
 既に契約している約6000万円の業務委託につきましては現在契約を行っております。その進捗状況はおおむね6割から7割程度と把握しています。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 遠州灘の基本計画に限らず多額な財政負担が見込まれる大規模な案件は財政部局が関与していくと聞いております。
 改めてお尋ね申し上げますけれども、総点検という言葉は非常に分かりにくく使いやすい言葉ですけれども、この重点事業を担う交通基盤部としてはいろんな方法があると思います。
 例えば、なかなか厳しい財政状況がコロナ禍で進むから縮小する、あるいは財政が厳しいから期間を先に延ばす、財政が厳しいから総点検して全てゼロにする、いろんな選択肢があると思いますけれども、担当部局としてはどのように考えているかお尋ね申し上げます。

○内山公園緑地課長
 3番委員のおっしゃられたことは総点検結果に基づく施設整備の方針になろうかと思います。
 そちらにつきましては、おっしゃられたようにかなり幅の広い方針が点検によって出される可能性がありますので、現時点では球場についてこのようになるといった想定は持ち合わせておりません。

○竹内委員
 どうなるか、知事に聞けばいいのか。誰に聞けば分かるの。

○戸塚交通基盤部理事(高次都市機能担当)
 新型コロナの影響によりまして、社会経済状況がかなり萎縮して県の財政収入の見込みが大きく落ち込んでいますと。その傾向は今年度のみならず、来年度以降も恐らく減収になるだろうと。コロナ対策はまだ引き続き投資が必要だと思いますので、それらを差し引いたときにどのくらい投資余力があるのか現時点では見込みが立っておりません。ですので、今日この場でどのような着地点に行くのか私どもとしては持ち合わせていないのが現状でございます。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 まさに意気込みが大事だよね。どういうものをしたいか。全てのことは知事とか、あるいは先ほど7番委員がおっしゃられたように行政マンであるから知事の言うことを推進していくのは必要だとは思うけれども、担当部局としてどうしたいか明確に持っていないと、その応用はできないと思っています。ぜひ財政部局がどうのこうのという前に、まず部局として担当課としてどうしたいか主体的に持つことが大事だと思っています。
 なおかつ、先ほど8番委員が申し上げましたけれども、私ども自由民主党も――様々な方々に大きな組織だと自負していますけれども――聞いています。様々な意見を7割がとったから絶対だとは全く思っておりませんので、その点を重々履き違えないようにしていただきたいと思っております。

 次に行きます。
 そもそもの話から教えてください。
 今回、建設委員会に入らせていただくに当たって“ふじのくに”づくり白書をもう1回見直しさせていただきました。今後秋に向けて大きな事業以外にも財政サイドから事業の見直し、あるいはマイナス補正も来年度を含めて言ってくる可能性が高いと予測されますけれども、交通基盤部に関係する様々な目標に対し、年度ごとの目標値があります。
 教えていただきたいんですけれども、見直しがかかった場合この目標値は先に延ばされることになるのか基本的な部分を教えてください。

○梨建設政策課長
 我々交通基盤部が進めております計画の目標値の考え方についてお答えいたします。
 これも先ほどまでの見直しと同じといえばそうですが、総合計画の進捗状況につきましては知事直轄組織の総合政策課が音頭を取っていろいろ作業してまいりました。評価、改定、見直しに当たりましても我々の素案を県民の方々、それから議会の皆様に御審議いただいて公表しているところです。
 このたび大変な異常事態の中で、この先の見通しにつきましても総合政策課から作業依頼が来ると思いますので、それに基づいて必要な見直しをしていくべきだと考えております。

○竹内委員
 さっきの話じゃないけれども、財政部局に言われたから作業するのではなくて、みんな県庁で様々な仕事を今までも経験されていたし、今もされているわけですから現にそこをお尋ねしています。
 財政サイドからそういったオファーが来る来ないの前に、なった場合はそもそも目標値は変わるのか、変わらないのかという単純な質問ですからお答えください。

○梨建設政策課長
 やはり様々な状況を踏まえまして、我々も事業を執行する計画する立場として必要な見直しをして変わるのであれば、そのとおりで素案等をつくってまいりたいと考えます。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 お金を握っているところはいろいろ言ってくると思いますけれども、立場が違えば実行しなければいけない、最前線で働いているのは交通基盤部の皆様方だと思っていますから、踏ん張るところはしっかり踏ん張っていただいて、県民の安全のために頑張っていただければと思っております。

 続きまして、中央新幹線に関する動きとその対応についてお尋ねをします。
 建設委員会説明資料16ページを拝見すると、様々な問題解決に向けた体制が県中央新幹線対策本部からいろいろうたってありますけど、交通基盤部としてはどこに所属しているんですか。どこに所属して、どの役職の方が出ていらっしゃるのか教えてください。

○梨建設政策課長
 交通基盤部の現在の県庁における様々な組織の位置づけ、役割についてお答えいたします。
 交通基盤部では、説明資料16ページにあります体制の中で静岡県中央新幹線対策本部――難波副知事が本部長として県庁内の幹部で組織するものでございますが――にくらし・環境部の環境政策課と連名で事務局を担っております。現在のところ取組の内容、JRとの対話の内容に従ってくらし・環境部の環境政策課が主に事務局を担っている状況です。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 実は、事前に中央新幹線南アルプストンネル工事に関する主な法手続等の書類を頂いております。当然くらし・環境部の環境保全関係、あるいは水資源管理関係は昨年まで私も5番委員も危機管理くらし環境委員会にいましたから承知はしているんですけれども、もう1つが河川関係、問題のヤードの工事等が出ていますけれども、議会に対しても交通基盤部の顔が見えてこないですね。河川法、土地の占用、あるいは工作物の新築等に関わることで、今回の南アルプストンネル工事に関してどのような内容が交通基盤部の担当なのか教えてください。

○梨建設政策課長
 3番委員御指摘のとおり、河川法に関しましては交通基盤部で所管、担当しています。現在私どもの考えるところでは法律・条例的には河川法に限って関わってございますが、その関わり方と細かな点につきましては後半グループにおいてお答えさせていただきます。

○竹内委員
 どこの局に尋ねていいのか、それだけ今教えてください。

○梨建設政策課長
 河川法に関しては、河川砂防局河川企画課、あるいは河川砂防管理課にお願いしたいと思います。

○竹内委員
 分かりました。改めてお尋ね申します。
 それに伴って、相手がJRの話ですから先ほど7番委員からもお話がありました新幹線新駅に関してお尋ねしたいんですけれども、説明資料15ページを見ると新幹線新駅ができる、できない、いい、悪いは置いておいて、中央新幹線開業後を見据え、引き続きJR東海に対し機会があるごとに働きかけていくとなっていますが、今年度に入って4月から6月までにどのような働きかけをしたのか、同時に当事者である金子社長が県庁に来ていますけれども、その際にはどのような対応をしたのかお尋ね申し上げます。

○梨建設政策課長
 今年度に入ってからのJR東海との接触等についてお答えをいたします。
 今年度4月以降ですが、新型コロナウイルスの影響があり、なかなか県庁外の方々とお目にかかる機会はつくっておりませんでした。これまでも年度当初の御挨拶、それから人事異動があった際のJR東海からの挨拶という機会はありましたが、なかなかそれすらもとれない状況でした。JR東海におきましてもリニアの部署と東海道新幹線の部署が違うものですから、我々としては担当部署に対して引き続きいろいろな形でアポイントをとって話したいと考えております。

○竹内委員
 お立場はいろいろよく分かりますけれども、委員会資料というのは後に残りますから、できもしないことは書かないほうがいい。引き続き機会があるごとにと書いてあるわけですから、本当にやる気があるんだったらおやりになればいい。担当部署として先方の課が違うから。でも社長は一緒ですから間違えないでくださいね。

 最後になります。
 6月4日に新聞を拝見したら、来年度23年ぶりに高卒の土木職を採用すると記事が出ていました。
大学卒業程度あるいは職務経験者に加えてと書いてありますが、まず土木職の採用に対して必要な資格等々はあるのでしょうか。

○三沢総務課長
 特に工業高校でなくても普通高校の卒業で受験することはできます。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 そうすると、浜松の工業高校等からも採っていただけるとありがたいと前々から承っていまして、採っていただけるのはありがたい話ですが、来年の採用に終わらず継続してやっていくのか。同時に選んでくれるのは高校生ですから、人材を確保するためにどのような活動をしていくのか。また入っていただいた高校生は18歳、19歳で県庁に採用していただくことになるわけですけど、どうやって育成していくのか併せてお尋ねします。

○三沢総務課長
 建設産業における担い手不足が深刻化する中で、官民連携して担い手確保対策、あるいは技術系高校の学生のモチベーション向上の必要性から、特に県工業高等学校校長会から要望等を受けまして、23年ぶりの再開となった次第です。
 まず、たくさんの学生に動いていただけるよう、県立高校、短期大学、専門学校等へ受験案内を配布しております。それから主なターゲットである工業高校及び農業高校へ建設産業・人材育成担当部参事をトップに学校を回り、公務員志望の学生への周知を依頼しております。
 試験に関する情報提供として静岡新聞、建通新聞に掲載していただき、教育委員会の広報誌Eジャーナルしずおか――8月5日の発行でございますが――にも記事を掲載する予定です。それから現場、職場見学会を実施し施設の魅力をアピールしていきたいと考えております。
 また、育成体制につきましては高卒採用者に限定した新規採用研修の実施のほか、部独自のチューターを2人体制とするなど新たな体制を設立したいと考えております。

○竹内委員
 民間の方々も静岡どぼくらぶと連携して、土木職のイメージをベースから変えていくことが静岡県の採用だけにとどまらず底上げになると思いますので、ぜひ様々なセクションと連携していただいて、静岡県で生まれ育った方々が生きがいを持てる環境づくりに努力していただければと思っています。

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