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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年12月定例会文教警察委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2021 会派名:


○木苗教育長
 教育長の木苗です。本日はよろしくお願いいたします。
 それでは、今議会に提出しております教育委員会関係の議案について説明いたします。
 お手元の文教警察委員会説明資料1ページをお開きください。
 初めに、第125号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。議案では7ページ、議案説明書では13ページから14ページまでになります。
 (1)総括表の補正額の欄に記載のとおり、教育費1億8130万円を減額補正いたします。
 (2)事業概要につきましては、次に説明する議案第150号と併せて後ほど長澤教育部長から説明いたします。
 お手元の追加提案分の説明資料1ページをお開きください。
 昨日、追加で提出いたしました第150号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。追加議案では7ページ、追加議案説明書では17ページから18ページまでになります。
 経済対策に係る国補正予算のうち県教育委員会に関する事業については、(1)総括表の第150号議案補正額の欄に記載のとおり、教育費7億5100万円を増額補正いたします。
 以上が今議会に提出する議案になります。
 次に、所管事項について説明いたします。
 説明資料にお戻り頂き、3ページをお開きください。
 2静岡県教育振興基本計画の評価についてであります。
 静岡県教育振興基本計画の令和3年度の評価結果を取りまとめたので県議会に提出するものです。
 本評価は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく教育委員会の事務の管理及び執行状況に関する点検、評価を兼ねております。取組を自己評価した後、教育振興基本計画推進委員会による外部評価を実施いたしました。
 評価の概要は記載のとおりであります。
 評価書では、課題や今後取り組むべき施策の方向性等を総括的評価として取りまとめており、これらを踏まえて次期計画の策定を進めております。
 4ページをお開きください。
 3ふじのくに「有徳の人」づくり大綱及び静岡県教育振興基本計画の策定についてであります。
 大綱と計画は本年度が最終年度であることから、令和4年度から7年度を対象期間とする新たな大綱と計画の作成作業を進めております。
 大綱の素案では、2(3)に記載のとおり基本理念を「有徳の人の育成〜誰一人取り残さない教育の実現〜」としております。その上で計画の素案については、3(3)に記載のとおり3つの基本方向の下、9つの重点取組を掲げております。
 今後は4に記載のとおり、12月下旬からパブリックコメントを実施し2月議会で御審議頂いた後、3月の総合教育会議での協議を経て公表する予定であります。
 大綱と計画の素案につきまして、別冊資料として添付しておりますので御参照ください。
 5ページを御覧ください。
 4ICT教育の推進についてであります。
 県教育委員会では、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びや協働的な学びを実現するため、ICTの特性を最大限活用した効果的な教育活動を推進しております。
 これまでの主な取組とその進捗状況は1に記載のとおりであります。
 6ページをお開きください。
 2に記載のとおり、県立高校におきましては本年8月から緊急事態宣言時に短縮授業や分散授業のほか、各学校の実情に合わせてグーグルクラスルームやズームなど、様々なツールを使用して課題配付や双方向の学習指導などのオンライン学習を45校で実施いたしました。
 今後は4に記載のとおり、本県の学校教育の情報化を総合的、計画的に推進するため今年度中にふじのくに学校教育情報化推進計画を策定してまいります。
 7ページを御覧ください。
 5新型コロナウイルス感染症への対応状況についてであります。
 現在、県立学校では1(1)から(3)の表に記載のとおり感染防止対策を講じた上で学校教育活動を行っております。児童生徒が安全かつ安心して勉学や部活動に励むことができるよう引き続き努めてまいります。
 9ページをお開きください。
 児童生徒等、教職員で感染者等が発生した場合の対応については、2の表にありますとおり保健所等とも相談しながら臨時休業など必要な措置を取ることとしておりますが、学びの保障の観点から感染リスクの高い活動の見直しを行いながら、可能な限り学校教育活動を継続してまいります。
 10ページをお開きください。
 誰もが感染する可能性があると言われている感染症の感染者に対する差別や偏見、誹謗中傷等は決してあってはならないものであり、誹謗中傷防止のための取組について4に記載のとおり取り組んでおります。
 県教育委員会といたしましては、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減し、持続的に児童生徒が教育を受けることができるよう環境を整備してまいります。
 11ページを御覧ください。
 6令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査、静岡県公立学校の状況についてであります。
 この調査は文部科学省が毎年行っているもので、本年10月13日に令和2年度の調査結果が公表されました。
 本県の状況は3に記載のとおりであります。
 暴力行為につきましては、(1)に記載のとおり全ての校種において前年度より減少しました。令和2年度は新型コロナウイルス感染症による学校生活への影響が減少につながっていると考えられます。
 いじめの認知件数につきましては、(2)に記載のとおり全ての校種において減少しました。生活環境が変化し児童生徒の間の物理的な距離が広がったことなどによりいじめの行為が減り、認知件数が減少したと考えられます。
 不登校につきましては、(3)に記載のとおり小中学校では微増し、高等学校では全日制で微減、定時制で増加しました。小中学校及び高等学校全日制では増減幅が僅かであり、新型コロナウイルス感染症の影響は認められないと考えております
 12ページをお開きください。
 この結果を踏まえ、4に記載のとおり問題を抱える児童生徒に対する支援体制の充実に向けて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの専門家の配置拡充に努めチーム学校として適切な支援を進めるとともに、問題行動や不登校を未然に防止するための魅力ある学校づくりを推進してまいります。
 13ページを御覧ください。
 静岡県立夜間中学(ナイト・スクール・プログラム)設置に向けた取組についてであります。
 令和5年4月に開校を予定している静岡県立夜間中学(ナイト・スクール・プログラム)について、先月設置基本方針を策定し設置準備を進めております。
 本校を磐田市の複合施設天平のまちに、分教室を三島市の県立三島長陵高校に設置します。
 開校する夜間中学では、本校、分教室間の遠隔教育によるICTを活用した学びを展開し関係団体と連携を図り、誰一人取り残さない教育の実現を目指してまいります。
 14ページをお開きください。
 今後は、2に記載のとおり本年度中に校名を決定できるよう手続を進め来年度には入学者募集及び決定、学校の運営体制や施設・設備体制の整備などを行ってまいります。
 15ページを御覧ください。
 8県立学校の修学旅行の状況についてであります。
 修学旅行は、生徒の学生生活に潤いや秩序と変化を与え思い出に残る有意義な教育活動であることから、今年度も感染防止策を講じた上で実施しております。
 高等学校の訪問先や実施時期につきましては、感染状況を考慮するとともに、生徒や保護者の意向を踏まえ校内で検討してまいりました。静岡県内や近隣の県を訪問先とする学校も多くあり、実施時期につきましては1(2)に記載のとおり当初は多くの学校が12月までに実施する予定でしたが、8月に緊急事態宣言が発出されたことに伴い1月以降へ延期した学校もあります。
 16ページをお開きください。
 特別支援学校につきましては、コロナ禍の影響もあり2(1)に記載のとおり約8割の学校が静岡県内を訪問先としております。高等学校同様緊急事態宣言の発出以降は日程の延期や宿泊から日帰りへ変更して実施した学校もありました。
 17ページを御覧ください。
 9天竜高校への福祉科の設置についてであります。
 中山間地域の高校の魅力化を図るため、県西部天竜地域における介護福祉人材養成のニーズが高まっていることを踏まえ、今後は介護福祉士受験資格を得ることができる福祉科を天竜高校に令和5年度に設置する準備を進めております。
 18ページをお開きください。
 10令和3年度全国高等学校総合文化祭等の結果についてであります。
 昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためウェブ開催になりましたが、今年度の和歌山大会では全国から集まった高校生としのぎを削りレベルの高い作品の展示やすばらしい演奏、発表が行われました。今後も全国の晴れの舞台で輝けるよう指導、支援に力を注いでまいります。
 19ページを御覧ください。
 11令和4年度静岡県公立高等学校生徒募集計画についてであります。
 最下段の参考にありますように、令和4年3月の県内中学校卒業予定者数を踏まえて令和4年度の募集計画を策定いたしました。
 公立高等学校全日制の課程につきましては、1に記載のとおり募集定員を1万9190人とし令和3年度と比較して150人の減少、募集学級数は480学級と4学級の減少となります。募集定員に変更がある学校は表に記載のとおりであります。
 定時制の課程につきましては、2に記載のとおり募集定員1,320人、募集学級数を33学級とし、いずれも前年度から増減はありません。
 通信制の課程については、3に記載のとおり募集定員1,000人であり前年度から増減はありません。
 20ページをお開きください。
 12令和4年度静岡県立特別支援学校高等部及び静岡県立特別支援学校(視覚障害)高等部専攻科生徒募集計画についてであります。
 令和4年度入学者選考につきましては、各県立特別支援学校で行われた進路相談や体験入学を踏まえて、令和4年度特別支援学校高等部及び高等部専攻科に入学すると見込まれる生徒数から募集計画を策定いたしました。
 高等部につきましては、1に記載のとおり募集定員を925人、令和3年度と比較して69人の増加、募集学級数は130学級と3学級の増加となります。なお高等部の募集定員に変更のある障害種等は表に記載のとおりであります。
 高等部専攻科につきましては、募集定員16人、募集学級数を2学級とし、いずれも前年度から増減はありません。
 21ページを御覧ください。
 13令和3年度全国中学校体育大会・高等学校総合体育大会の結果についてであります。
 昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりましたが、今年度は8月に行われた全国中学校体育大会では1に記載のとおり陸上競技で1種目、体操で1種目、計2種目で優勝し入賞数は23種目となりました。
 入賞数は一昨年度を下回ったものの、男子400メートルリレーでは伊東市立南中学校が決勝進出チーム唯一の42秒台で優勝する活躍を見せました。
 また、2に記載のとおり4月から8月にかけて行われた全国高等学校総合体育大会では、陸上競技など6競技11種目で優勝し入賞数は66種目となりました。過去5年間で優勝数、入賞数共に最も多く、本県高校生が目覚ましい活躍を見せてくれました。
 中高生の活躍は多くの県民に感動と勇気を与えるものであり、今後も多くのアスリートを輩出できるよう中高生の育成に努めてまいります。
 22ページをお開きください。
 14ネット依存対策の推進についてであります。
 本年7月からウェブ上で行えるネット依存度判定システムの運用を開始し、1に記載のとおり10月末までに学校において9,784人の利用がありました。依存リスク該当者は小学校で43.2%、中学校で50.6%、高校で54.9%となりました。
 結果については、学校において生徒への指導や情報モラル教育に活用しているほか依存度に応じた素早い対応が可能となるように、2に記載のとおりゲーム障害・ネット依存対策ワークショップや自然体験回復プログラム(つながりキャンプ)や講演会を開催するなど、様々なネット依存対策の取組を進めてまいります。
 23ページを御覧ください。
 15新県立中央図書館の設計者の選定についてであります。
 本年度末の設計業務の着手に向けて、公募型プロポーザル方式により設計者の選定手続を進めております。現在の実施状況ですが1に記載のとおり21者から提案書の提出があり、去る12月2日に審査委員会を開催し2次審査に進む6者を選定いたしました。
 今後は、2に記載のとおり1次審査を通過した6者からより詳しい提案書を提出していただき、来年2月19日グランシップにおいて公開プレゼンテーションを行った上で、第3回審査委員会において優先交渉権者を特定する予定であります。その後3月に委託契約を締結し設計に着手してまいります。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○長澤教育部長
 教育部長の長澤でございます。よろしくお願いいたします。
 私から補正事業の概要について説明いたします。
 先ほどのお手元の文教警察委委員会説明資料1ページにお戻りください。
 (2)事業概要の表を御覧ください。
 初めに、ア新型コロナウイルス感染症対策に要する経費についてであります。
 県立学校行事キャンセル料支援事業費助成は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止または延期となった学校行事のキャンセル料を負担する保護者を支援するもので、補正額は960万円であります。
 次の高等学校等新型コロナウイルス感染症対策事業費及び特別支援学校新型コロナウイルス感染症対策事業費は、新型コロナウイルス感染症対策事業に係る国補助金の単価引上げに伴い補正するもので、補正額は高等学校等が2390万円、特別支援学校が1320万円であります。
 次に、イ当初予算編成後の事情変化により必要となった経費であります。
 県立学校等著寿命化事業費は、藤枝東高校の建て替えに伴う校舎解体工事において工法及び工事スケジュールの見直しにより今年度の予算を2800万円減額し、併せて債務負担行為を変更いたします。
 2ページをお開きください。
 ウ事業の進捗を踏まえた事業費の減額についてであります。
 スクールバス新型コロナウイルス感染症対策事業費及び山の村運営費の2事業において、入札差金など削減可能な事業費を合計で2億円減額するものであります。
 次に、(3)債務負担行為についてであります。
 高等学校校舎解体工事契約は、先ほど県立学校等長寿命化事業費で御説明したとおり藤枝東高校の建て替えに伴う校舎解体工事において工事予定額を1700万円減額するとともに、限度額を6500万円から7600万円に変更するものであります。
 次に、資料変わりまして説明資料の追加提案分のを御覧ください。
 1ページをお開き頂き、(2)基本概要を御覧ください。
 GIGAスクールサポート充実事業費は、教員の指導用タブレット端末及び大型モニター、広角カメラなどのオンライン教育推進機器を整備するもので補正額は5800万円であります。
 県立学校等修繕費は、静岡南部、中央、東部、西部の4校の特別支援学校の体育館の空調整備等を行うもので、補正額は1億700万円であります。
 県立学校等施設整備事業費は、富士・富士宮地区特別支援学校の新たな高等部分校の施設整備を行うもので、補正額は1億1800万円であります。
 県立学校等長寿命化事業費は、静岡聴覚特別支援学校の長寿命化対策を行うもので補正額は6600万円であります。
 高等学校等新型コロナウイルス感染症対策事業費及び特別支援学校新型コロナウイルス感染症対策事業費は、新型コロナウイルス感染症対策に必要な衛生用品の整備等を行うもので、補正額は2億1500万円及び1億1900万円であります。
 幼児教育連携推進事業費は、ICT環境整備を行う公立幼稚園等へ助成するもので補正額は2400万円であります。
 幼稚園等新型コロナ対策体制整備事業費助成は、新型コロナウイルス感染症対策に必要な衛生用品の整備等を行う公立幼稚園等へ助成するもので、補正額は4400万円であります。
 なお、事業の詳細につきましては別冊の12月補正予算主要事業参考資料及び主要事業参考資料の追加提案分をそれぞれ御参照ください。
 2ページを御覧ください。
 最後に、(3)繰越明許費についてであります。
 追加で提出いたしました全ての事業について、国補正予算に係る事業であり年度内に事業を完了することが困難と予測されるため繰越明許の議決を求めるものであります。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○野田委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより、質疑等に入ります。
 また、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言を願います。

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