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委員会会議録

質問文書

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令和元年9月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:10/02/2019
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 次は、私から2つお尋ねしたいと思います。
項目的には2つで、一問一答方式でなるべく簡潔にお願いします。
 静岡県の地震・津波対策をいただきました。その35ページの静岡県の地震防災センターリニューアルでお尋ねします。
 来年の3月にリニューアルオープンするということですけれども、開館時間、あるいは閉館日や入館料とか、まずそれを教えてください。

○吉永危機情報課長
 開館は午前9時で閉館は16時ということで、従来どおりでございます。閉館日は毎週月曜日と年末年始でございます。入館料はございません。

○竹内委員
 先ほど9番委員からもありましたけど、オープンのときは比較的注目も浴びると思いますから季節によって若干開館時間は流動性を持ってもいいのかなという気はします。これは要望とさせていただきます。
 それから、公的な施設はネーミングも少し考えたほうがいいんじゃないかなと思っています。実は浜名湖に水産試験場があって、静岡県水産試験場と言うと全然おもしろくも何ともないですけれども、ウォットって言うと家族連れが行ってみようかなということもあると思いますので、ネーミング対策を検討していただいてもいいのかなという気がします。これも要望とさせていただきます。

 事前に、平成29年度の――リニューアル前ですね当然――地震防災センターの地域別の来館者数の資料をいただきました。そうしたらトータルで2万人ぐらい来場いただいております。中部が62%ぐらいいて当然だと思っていますけれども、西部が16%、東部が21%、賀茂は6%になっています。
 当然、リニューアル後もこの比率は大体こんな感じに伸びるかもしれませんけれども、中部地区を除いた県民の防災意識の啓発はどのように考えているのかお尋ねします。

○吉永危機情報課長
 2番委員御指摘のとおり、立地条件から中部地域の方が多く来館しやすいところがございます。遠方から何らかの機会を捉えていらっしゃるのができない方も大勢いらっしゃると思います。
 県としましては、こういう方のために、ミニ防災センターという位置づけまでにはなりませんけれども、防災センターで展示する主要な部分をぎゅっと凝縮した出張展示のセットをつくっております。それを各地域局で、例えば1週間開催の地域防災展とか、あとは近くの役場とか市役所で企画展示としてある一定の期間展示する形で、必ずしも地震防災センターの全ての情報をお届けすることはできませんけれども、最低限の新しい情報はお届けできる取り組みを進めていくように考えてございます。

○竹内委員
 ありがとうございます。
 私は浜松市に住んでいるんですけれども、浜松市内の小学生が、例えば遠足でバスを使って防災センターに行くのは予算的に難しいと思っています。それに対する補助を出すのもまた難しいと思っていますので、ぜひそういう出張ミニ地震防災センターというのかどうかわからないですけれども、活用していただければと思っています。

 それと、地震体験車が県内には賀茂に1台、東部に1台、中部に1台、西部に1台そして静岡市が所有する1台、計5台持っていると聞いています。この数は全国でもトップですね。東京は別格ですけれども、それを除けば大阪、東京を除いては全国で3番目の起震車の数です。
私は浜松なもので、葵区の先生方もいらっしゃるので申しわけないですけれども、静岡市民は地震を体験するのに地震防災センターに行ける、静岡市の起震車も乗れる、中部の起震車も乗れる、選択肢は3つあるわけですね。だけど中部以外だと稼働率が高い東部の地域局では203日、西部も204日稼働しています。
もう少し利用の平準化をすることはできないのかなと思っているんですけれども、その点に関していかがでしょうか。

○吉永危機情報課長
 地域局によって、特に中部のものは藤枝にございますので、例えば西部方面で起震車を使いたいことがあって中部地域局で持っている起震車のスケジュールにかぶっていなければ、融通して西部でそれを使っていただく工夫はできるかと思います。詳しくは聞いておりませんが、当然そういったことも可能かと思いますので、機会をふやしていければと考えております。

○竹内委員
 もちろんそれは承知しているんですけれども、さらにもう一歩踏み込んで中部以外の県民の啓発に関して、たまたま中部の藤枝に置いてあるだけだと思っているものですから上半期は例えば東部を中心に、藤枝の方、中部の方には申しわけないけれどもリニューアルもされたから地震防災センターに寄ってくださいと言えると思うんです。賀茂とか東部、西部の人たちにそれは言えないものですから、その点も配慮をした配置計画もあってもいいのかなと思っています。これは要望とさせていただきますので、御検討していただければと思っています。

 それから次の質問ですけれども、防災人材の育成に関してお尋ねします。
この中には、議員で私を含めてふじのくに防災士の資格を持っている方がたくさんいらっしゃると思います。
改めてお尋ねします。毎年9月に講座が開かれているのは承知していますけど、ことし何人が受講されたのか教えてください。

○吉永危機情報課長
 今年度の講座への参加申込者は276名でございます。

○竹内委員
 改めて、承知した中でお尋ねしたいんですけれども、その276名のうち国や県、市町、消防、警察を足すと72名が受講されています。もう10年以上防災士の資格試験をやっていると思いますけれども、我が静岡県職員は防災士の資格を何人ぐらい持っていますか。

○吉永危機情報課長
 手元に県職員の受講状況の資料がございませんので、また追ってお答えさせていただきます。

○竹内委員
 ぜひまた、出ましたら教えていただきたいんですけど、何を申し上げたいかというと、防災先進県静岡を実現するために、この静岡のトップレベルの対策がいろいろ書いてありますけれども、現実的に防災士の試験を受けている方で公務員の方が非常に多いわけですね。行きやすいこともあるし。
 そういったことであるならば、県庁の知事部局だけでも新入職員とか3年内教育で計画的に防災士の資格をとって、何年か後には知事部局の職員は少なくとも防災士の資格を持つとか、そういう目標があってもいいし、必ず地震は来ると言われていますから、それがひいては違う組織である公安だとか、あるいは教育委員会に波及してくると考えてもいいような気がします。
 そのためには、現状の掌握をする必要があると思いますので、また一遍考えていただければと思っています。

 それから、さっき8番委員も地域防災への参加と言っていましたけれども、私も自分が住んでいる地域の通信係をやっています。トランシーバーで、毎月練習をやっているんですね。
要は地域防災をやって汗をかいていただいている方々は、本当に地域に対する愛着と防災に対する意識が高い方々だと思っていますけれども、この防災人材育成に関して地域の防災の方々の受験数数が少ない気がしています。
 防災士の試験を受けることが全てだとは思っていませんけれども、地域の防災活動出前講座とか、こういう防災士の養成講座があることを地域の自主防災をやっていらっしゃる方にどういうアナウンスをされているのかお尋ねします。

○吉永危機情報課長
 現状では、先ほど言いましたようにホームページでオープンには募集をかけてありますけれども、残念ながら個別に各地域の皆さんに、こういった取り組みがあるからぜひどうだという呼びかけは承知しておりません。

○竹内委員
 先ほど8番委員からもお話があったけれども、自主防災組織と危機管理部は比較的、政令市があるとはいえつながりがあると思います。せっかく汗をかいていいものをやっているんだったら、静岡の県立大学まで来てくださいと言ってもなかなか難しいかもしれないけれども、ことしはこういった方々にというようにターゲットを決めて情報提供してもいいと思います。ましてリニューアルされると、私の町なんか今度視察に行く神戸の防災センターに去年また行くんですよ、ほかに行くとこないから。だから来年からはここに行ってもらえばいいんですけれども。
 そういうものを新聞とか県民だよりで広く、リニューアルをするよと流すことも大事だけど、日ごろつき合いがある方に対して何らかの情報提供はするべきだと思っています。

 それから最後ですけれど、さっきデータをもらって、平成26年度までは防災士のフォローアップ研修をやっていただいていますけど、今もやってくれているのかな。去年とか平成27年、28年、29年はやっているか教えてください。

○吉永危機情報課長
 これは毎年開催してございます。

○竹内委員
 それもどういう形でアナウンスされているんですか。

○吉永危機情報課長
 ふじのくに防災士フォローアップ研修で、地震防災センターを会場として開催させていただいております。

○竹内委員
 私は防災士の資格を持っているんですけど、皆さん持っていらっしゃる方が多いと思います。そういった方々に、こういうのがあるのを県民だよりで見て初めて知る以外に何らかの形で、危機管理部としてアクションを起こしているのかという質問です。

○吉永危機情報課長
 防災士をとっていただいた後に、これは全ての方ではないようですけれども、その後の防災士会みたいな組織があるようです。そういった方々はメールアドレスとかもいただいていて防災センターから連絡をとっていると承知しています。防災士をとった以降に個別の連絡をいただかなくていいという方については、そのままになっている現状があるようでございます。
ですので、ことしもそうですけれども、今後も継続して防災情報の収集は続けていただきたいという趣旨で、なるべく資格をとった後の連絡体制についても参加の皆さんにお願いし、つなげてまいりたいと考えております。

○竹内委員
 人ごと的な発言に聞こえたのですが、吉永さんは担当課長ですね。
 少なくとも平成17年度からことし取得された方を足すと約2,800人、計算上はいらっしゃるわけです。先ほどのホームページを見てくださいではなくて、それに対する何らかのアクションをやることと、当然個人情報に絡んでくることですが、県庁職員と防災士を持った方々だけではなくて地域で活用できるようにお許し願えるかどうかの確認を再度やりながらフォローアップしていく仕組みづくりをしないと、私なんか十年以上前に受けてもう忘れちゃった、フォローアップに行かないとなとか思っているものですから、私が住んでいる浜松でもそういうのがあったり、静岡でもあったり、もっと身近にそういう機会があればいいのかなと。
 その拠点が今度リニューアルする地震防災センターになればなお一石二鳥かなと思っておりますので、ぜひ吉永危機情報課長よろしくお願いします。以上でございます。

○深澤委員長
 ここで、しばらく休憩とします。
 再開は、15時10分といたします。
( 休 憩 )

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