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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:10/02/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 1点だけお願いします。
 昨日、小嶋警察本部長から人身安全関連事案ということで主に児童虐待の関係ですけれども、ここ5年間で相談件数が約2倍以上で、対応状況の児童相談所への通告もとてもふえているんですよね。それで先立って子ども健全育成推進特別委員会で、神奈川県と東京都に行かせてもらいました。私のイメージでは、虐待の親は必ず転居する。児童相談所を移ったり、警察の所管エリアを移ったりすることで、どんな虐待がこの子にされているか情報が引き継がれないまま虐待が行われている。その虐待の事実を隠蔽するために引っ越しを繰り返すイメージです。
神奈川県では県内の警察、児童相談所、行政、病院もあるかもしれませんが、全てが同じ情報を共有するシステムを構築していたようです。本県の取り組みはどのような状況なのか確認させてください。お願いします。

○水嶋人身安全対策課長
 まず、児童虐待に係る他県との連携について御説明させていただきます。
 県警察では、虐待児童を含むその家族が他県へ転出、あるいは他県から転入するいずれの場合におきましても関係する警察本部との間で必要な情報共有を行うとともに、虐待児童家族の居住地を管轄する警察署では緊急性、危険性をしっかりと判断しながら児童相談所と連携して児童の安全確保対策を行っているところでございます。
 また、情報共有につきましては以前の文教警察委員会でも御説明いたしましたけれども、児童相談所との間では平成24年に連絡基準を設け、そのときに創設した緊急連絡制度を維持しつつ、ことし3月に新たに締結した協定に基づき虐待による外傷、あるいは性的虐待があると考えられる事案の3類型について、児童相談所から個別に警察に情報提供される取り組みを行っているところでございます。またそれ以外の虐待、児童虐待に関する事案につきましても児童相談所から全て警察に情報提供がなされる体制も構築しているところでございます。
 そういった情報につきましては、県内35の各市町全てに設置されております要保護児童対策地域協議会に警察を初め児童相談所、あるいは市町の児童福祉担当課、病院、学校等関係者がそろって情報を共有する場を定期的に設けていますので、児童虐待の漏れのないように情報共有してるところでございます。

○大石(哲)委員
 御答弁ありがとうございました。
 今も目黒の虐待、5歳の船戸結愛ちゃんの初公判が行われていますけれど、聞いているととても痛ましい。子供は親を選べないこともあり、このような事件が繰り返されないように連絡していきたいと思いますので、ぜひとも時差なく情報共有できるようにお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp