本会議会議録
質問文書
令和5年12月定例会産業委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 鈴木 唯記子 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 12/14/2023 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○鈴木(唯)委員
一問一答方式でお願いします。
産業委員会提出資料8ページの若年層に向けた情報発信の取組ということで、令和3年度から行っているとのことですが、まず都市マネジメントということで静岡産業大学経営学部や静岡県立大学国際関係学部に行かれていますが、なぜこの学部を選ばれたのか教えていただきたい。
あと、先ほど経済産業部関係の審査でも言ったのですが、労働雇用政策課で実施しているUIターン支援は県外から帰ってきてもらうことが目的ですが、大学生に人手不足や技術職員がこれだけ不足しているという情報をしっかり出して、静岡に帰ってきてもらう、静岡から出ないで残ってもらうことが重要で、他部局と連携できないかということを質問したのですが、その2点について今後どのように考えているのか教えてください。
○福石地域整備課長
まず、講義を実施する大学の選定方法につきましては、静岡産業大学の小泉祐一郎教授が授業を担当している大学の学生を対象とさせていただいております。企業局では様々な分野の外部委員で構成される経営評価委員会を設置し、年2回程度企業局の経営に関する審議の機会を設けております。その中で公共政策の分野の小泉教授に学生向けの講義について提案したところ、御賛同頂いたことから始まったという経緯であります。
連携についてでございますが、企業局における大学講義は、地域振興整備事業を中心に企業局事業の必要性、その役割について理解を深めることを目的として行っております。また説明資料にも記載のとおり、まちづくりと工業団地の整備という大きなテーマを設定し、就職を意識し始めた大学生に向けて発信するために企画しております。
経済産業部では、県内企業などへの就職を支援するための様々な情報発信を行っており、歴史もあると承知しております。経済産業部をはじめとした知事部局との連携につきましては、しっかり情報共有した上で、目的やターゲットなどを踏まえてより効果的な情報発信ができるよう連携を検討してまいります。
○鈴木(唯)委員
連携していただけるということで、ありがとうございます。
最近の若者というのがどういうツールでの情報を受け取るかというのも先ほど言ったのですが、私たちの年代とは明らかに違うということ、仕事を選ぶときに例えば私たちの世代だとお金が欲しいという方が多かったと思うのですが、今はそれ以上に休みだったり職場環境がきれいだとか、そういったものを目的にしている方が多いと感じていまして、そういう人たちにどうやったら残ってもらったり帰ってきてもらえるかを考えた際に、自分の仕事よりも自分の有意義な時間を大事にしたいと思っている人は、最初から職場環境の悪いところを選ばないですね。技術職が最初から念頭にないのでは絶対的に選ばれない。でも違うところからのアプローチというか入り口が変われば話を聞いてみたらこんな仕事があったんだという可能性に広がると思うんですね。大学生向けの講義を選ばれたのは、入り口としてすごくいいなと思いましたので、ぜひ連携して広げていただけたらと思います。
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