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委員会会議録

質問文書

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令和4年10月移住・定住等促進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 啓嗣 議員
質疑・質問日:10/17/2022
会派名:自民改革会議


○鈴木(啓)委員
 ありがとうございました。
 今、関係人口という話が出ていたんですが、すごく離れてしまうかとは思うんですが、17ページの御説明資料の中で、関係人口、定住人口というような形で示されています。この中で、これだけの資料を作られて、多分、すごくいろいろなデータをお持ちかと思うんですが、そうした中で、やはりこの右へ行けば行くほど、私どもとしては定住人口になってくださったほうがいいと思いますが、右へ行けば行くほど、定住人口になりやすいと考えられるんですか。それとも、この辺はどういう理解をすればよろしいのか。

○横山参考人
 これは地域主体で見るか、その関係人口のプレーヤー本人から見るか。本人から見ると、やはりその地域にどんどんはまっていくというか、関係が深まっていって、やっぱり移住したいと思うというのは、それは自然の流れとしてはあると思います。地域としても、そういう人を増やしたいという思いがあると思いますし、そういう流れはどんどん作っていくべきと思っています。
 あとは少し引いてみると、先ほど申し上げたような、日本全体の人口が減っている中で、ある意味、取合いをしていることにもなるので、先行してこういうことに取り組んで、移住者を増やすということも大事ですけれども、やはりどこか限界もあるだろうと思いますので、そういう意味で、右へ行ってどんどん定住者を増やす、そのための関係をどんどん作っていく、地域のいろんな取組に巻き込んでいくことをすると、必然的に定住者も増えてくるだろうなとは思います。それはそれで、そういうやり方で全く問題ないと思っています。

○鈴木(啓)委員
 今、お持ちのデータ等の中でもし判断できるのであれば、やっぱりルーツのある方のほうが、こういう動きの中の味方になりやすいと言いますか、そういう部分はあるんでしょうか。

○横山参考人
 もちろんそれは、やっぱり大きいと思います。先ほどの国交省の調査であったり、移住・定住の意識調査みたいなことは結構国でもやられていますけれども、どういうきっかけでその地域に移住したいと思うようになったかといったら、やっぱり出身地であったり、自分は住んだことないけれども、親の田舎であったりとか、やっぱりルーツがあるところは圧倒的に強いというか、その理由になっていることは、実際にアンケートの結果なんか見ても、そういうことは出ていると思います。

○鈴木(啓)委員
 そういう関連で、これまで全国的な取組の中で、そういう方々に力を貸していただくと言いますか、そういう方々が営業マンのような形になっていただいて、ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、例えば移住者を紹介していただいたら幾ら出しますよというような取組は、全国的にあったりするんでしょうか。

○横山参考人
 画期的ですね。幾らみたいな話は聞いたことはありませんが、ただ傾向として、先行移住者や地域にいる方が、その移住を希望する方のサポートをしたり、お話を聞かせてあげたりすることに取り組んでいる地域は結構あります。実際に自分も移住してこうでしたよという話をすると、共感しやすいというのはあると思います。その自治体が営業マンとしてお金をお支払いしているということは聞いたことがないですが、実際の先行者がうまく受入れのときに、受入れの担い手や、営業マン的に働きかけをしているというのは、よく聞く話としてあります。

○鈴木(啓)委員
 お金の話ばかりで申し訳ないですが、よく県内でも、大学へ行く学費を出すよ。その代わりに、卒業したら、その地域内で居住なり、働くなりというような取組をされているところがあるかと思いますが、そういった取組の効果について、どのような御認識を持たれていらっしゃるか。

○横山参考人
 そうですね。きちんと数字で効果を出したというものは存じ上げないです、残念ながら。ただ、そういう取組はありだと思いますし、先ほど途中で、人材戦略もリスキリングという話の中で、例えば、今後、静岡県ではこういう人材が必要ですと。例えばビジョンを見たら、演劇の取組をされている地域があって、例えばですけれども、そういう演劇の学校で、来てくれたら、ただで教えますと。だけれども、卒業した後、地域内で働いてくださいといった、そういうことはあると個人的には思っていました。
 自治医科大学って大学がありますね。あそこも学費はただですけれども、僻地医療に貢献してくださいという仕組みです。それに近いものというのは、今後戦略的に取り組む等、あり得ると個人的には思います。

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