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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 それでは、よろしくお願いします。
 一問一答方式で端的に2問伺います。
 1つ目は、東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組についてです。
 文化観光委員会説明資料6ページについて、県・市連絡調整会議で市が整備を予定しているものをサポートする形でサウンディング調査を行っていると聞いていますが、今回行っているサウンディング調査の目的と実施主体は市なのか県なのか。それから前回の文化力の拠点の頃に調査したものとどういう違いがあるのか伺いたいと思います。

○高須企画政策課長
 今回のサウンディング調査は、民間事業者の図書館以外の土地活用に向けた次なる整備について事業所の意向を確認しながら関心を高めていただくことを目的としております。
 ヒアリングは、11月までに15件行っておりますが、静岡市から声をかけていただいた分もありますし、県からこんなところを回りましょうと声をかけて一緒に回ったところも、あるいは県単独で回らせていただいたところもあります。
 前回のヒアリングとの違いですが、前回は比較的大きな箱物を造るということで建設事業者や開発事業者を中心に回らせていただきましたが、コロナの影響から今年度前半はヒアリングができなかった状況があり、後半も民間の皆さんの出足というか意欲が若干下がっていたことから、今回はもうちょっと小規模なところを回ったり、あるいは静岡市と一緒にスポーツ関連施設関係やイベント事業者なども含めて幅広に調査を行ったところであります。

○相坂委員
 ありがとうございます。
 前回まで我々というか皆さんの足かせになって――足かせと言ったら失礼なんだけれども――かなり苦労されたのは建物の大きさだったと思います。グランシップの高さと同じぐらいという意気込みで計画されて、文化力の拠点を進めていった経過があったと思います。
 その辺が見直されて小規模なものになっていくんですが、今はどんな民間事業者がどういう意向で東静岡を眺めてくれているか調査をされているはずです。静岡市と一緒に調査したものを取りまとめる中で、今後次のステージで図書館敷地以外の県有地についての整備内容を決めていくと思いますが、そこへ持っていくまでの今回の調査の状況と今後の取り組み方について教えてください。

○高須企画政策課長
 今回の調査につきましては、現状の民間事業者の御意見を率直に聞いてみると、コロナもあり新投資に対して慎重になる話や今はなかなか考えにくいというお話もあります。そういった話を分析して、すぐに新しい動きは難しいだろうと考えています。
 頂戴した意見の中には、暫定でもいいから何かやってみればという率直な御意見もあります。まずは我々が何らかのアクションを起こしながら民間事業者の関心や投資意欲を誘う手だてがないか考えて、次のステップはそういった形で進めていきたいと思っております。

○相坂委員
 ありがとうございました。
 御要望を申し上げます。
 まず1つは、暫定でもいいとのお話がありましたけれども、県立中央図書館の整備が実行に移されて着々と進んでいくと思います。図書館に対しては紆余曲折ありましたけれども、地元地域の方々あるいは地元業界からするとかなり大きな期待を持ってこれを迎え入れていきたい気持ちであります。
 スポーツ・文化観光部が暫定的に空いているところを何かに活用できないかと、あるいは投資意欲をかき立てる仕掛けができないかとお話がありましたけれども、ぜひ地元事業者あるいは地元の地域住民の方々を交えて図書館をサポートする機能は何なのか考えるきっかけをつくっていただきたい。そういう場をぜひ設けていただけたらありがたい。例えば図書館を活用した地域住民への読み聞かせ体験であったり幼児教育の誘致、あるいは図書館を使った雇用が地域に落とせないかということが出てきますので、ぜひこういうことを考えていただくきっかけをつくっていただきたいのが要望の1つ目です。
 もう1つが、先ほど6番委員からもありましたけれども歩行者の回遊性についての話です。
 駅から下りてどこにも寄らずに、2階を歩くのかブリッジを歩くのか分かりませんが利用者にとって図書館へ行くのが便利かどうかだと思います。
 ただ、実はこれはあまり周辺地域に経済効果を出さないんですね。駅から図書館へ直接行くのはいいと思います。この方々が図書館以外の施設を利用する仕掛けをどこが作らなきゃいけないのかというとスポーツ・文化観光部だと思います。図書館はあくまで図書館機能のサービスを提供するわけですから、駅からここへ来た方々がどうやって外へ出ていくのか、歩行者の通路を造るだけでなく説明資料にも書いているように回遊性を高める通路で、橋だけの計画で終わらないように要望しておきたいと思います。

 質問の2つ目に行きます。
 静岡県の新ビジョン評価書案に絡めて伺います。
 現在、評価書案にコロナの影響というコメントが出始めておりますが、特にコロナの影響が出てくるのは今年度の事業を評価した段階だと思うんですね。
 現時点、達成状況が非常にまずい事業も幾つか出てきている中で、今年度の評価をこの評価書案に盛り込んでいく場合評価がかなり落ちていくこともあり得ますし、逆に言うとさっきのSPACの話ではありませんが、公演はやめたけれどもウェブでいろいろなことをやっているのでこの指標を何とか満たせる事業の組替え等もできているはずなんですよ。
 抽象的な言い方で申し訳ないんですが、スポーツ・文化観光部の持っている事業のうち、特に文化活動の部分で指標の評価が下がって本当の評価につながらないんじゃないかと危惧しています。目標のある事業の延期や中止でいろいろ変わっていくと思いますが、差し替えをして評価書案に何とか事業がぶら下がるような組替えはできるのかどうかを教えてください。

○高須企画政策課長
 コロナウイルス感染症につきましては、現在進行形でいまだ終息が見えない状況であります。しかもその影響がかなり広範囲に及んでおりますので、我々としても計画全体の進捗について予断を許さない状況であります。
 こうした中、目標の見直しをどうするのかはそれ自体が困難で、目標値を下げるとしてもどこまで下げたらいいのか、あるいは上げるとしても既に達成しているものもありどこまで上げたらいいのか、コロナの影響が出てからまだ1年経過していないので、そこが難しい状況です。
 来年度の評価ではかなり数値が落ちてしまうかもしれませんが、現状としては全庁的に目標値や指標の見直しを行うことは考えておりませんので、コロナの影響や課題をきっちり分析して次期総合計画に生かしていきたいと。これは全庁的な考え方として御理解頂ければと思います。

○相坂委員
 この評価書案の中で目指すべき姿の目標値を、逆に私はコロナがあるからといって引き下げるべきではないと思っています。それぞれ県民生活にとって必要な事項だからこそ目標を掲げられたはずなので、コロナがあってもこの目標値を達成する別の方法を代替で入れていくべきだと思います。
 もちろんそればかりではないと思いますけれども、可能な限り事業の組替えができる、この数値をなるべく下げなくて済む、当然下がる部分はあるけれど別の事業に差し替えられる部分が現時点でどのぐらいあって、あるいはどのようにこの数値の達成状況を維持していくかの姿勢を伺いたかったです。大変失礼しました。もしお答えがあればお願いします。

○高須企画政策課長
 個別の事業内容に関わる話ですので、部内の各関係課とよく相談させていただきたいと思います。
 いずれにしても、数値目標があり達成に向けて頑張っておりますので、何とかうまくはまる形で事業の組替え等ができればしていきたいと考えております。

○河原崎委員長
 それでは、午前の質疑はここまでといたします。
 ここで、しばらく休憩します。
 再開は午後1時30分といたします。

( 休 憩 )

○河原崎委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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