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委員会会議録

質問文書

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令和4年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 おはようございます。分割質問方式で1問。
 余談ではありますが、8番委員から最近白バイを見かけなくなったとありましたが私は最近物すごく見かけます。
 それはさておき、多分私のところは交通事故が14年ワースト日本一で、いつまでたっても日本一ワーストの交通事故のまちです。特に私の選挙区には東名高速道路、天竜川を渡る大橋、さらには大型ショッピングモールがあって、非常に警戒しなきゃいけないところです。スピード違反で捕まる人、シートベルト着用義務違反で捕まる人、携帯電話関係で捕まる人がたくさんいます。
ほかのまちにも白バイ走らせてやってほしいと思います。
 さて安倍元内閣総理大臣が凶弾に倒れて亡くなってから3か月がたちました。8月には警察庁がこの件に係る警護についての検証及び警護の見直しに関する報告書をまとめられました。そもそも我が国日本は銃社会ではありませんので、我々普段生活していても銃は縁遠いものであります。報告書を見ても異口同音にまさか銃が撃たれたとは誰も認識していないという状態が現場にあったようであります。それはそうだろうと思います。だって銃が存するとの意識を有する人はほぼないですから。
 そういう中で、報告書にある銃を想定する警護についてはちょっと想像がつきません。なぜならばビルの屋上や物すごい遠距離から狙っている場合にはどうやって対応するのか想像がつかないわけであります。もちろん私は素人で外部の人間ですから余計にそう思います。何十回、何百回と皆さんと一緒に街頭演説を経験しているわけですけれども、奈良の場合は360度パノラマのようなところで街頭演説を行っていました。我々はあのような場所ではしません。当時選挙カーは近くになく、遠くのほうに置いてあったらしいです。我々常に選挙カーを後ろに配置してなるたけ後ろが行き来のないようしてとの意識はあります。
 実際、遊説カーの上に乗ってやるケースの場合はもう防ぎようないじゃないか等いろんなことを考えてしまったわけであります。そういうことも含めて、今回の警護、最大の問題点は何だったのか、また今後警護をどのように見直していくかについてまず伺いたいと思います。

○戸塚警備課長
 今回の警護の最大の問題点と警護をどのように見直していくのかについてお答え申し上げます。
 先ほど3番委員のおっしゃられた報告書において、安倍元内閣総理大臣の銃撃殺害事件で重大な結果に至った最大の問題は、街頭演説場所は全方位に対する警戒が必要であったにもかかわらず元総理の演説場所後方の警戒が不十分で被疑者の接近を許したことにある、現場における警護、警護計画の作成・決裁の各段階、各場面の問題が複合的に作用した結果発生したとしています。
 こうした反省を踏まえ、警察庁の関与の抜本的強化、体制強化、装備資機材の充実を図るとともに、警護に関し必要な基本的事項を定めた警護要則を抜本的に見直すこととされたところです。

○中沢(公)委員
 周囲を全部警護するところの課題について今お話がありました。先ほど言ったとおり、360度パノラマで入れる場所での演説ではやはりリスクが高まると思います。
 また、報告書の中で見えてきたのが人員不足の問題です。実は大変難しい議論だと思います。なぜならば例えばこの人なら警備するスタッフを増やさんといかんね。この人程度なら別に少なくいいでしょうとはできないですよね。それは非常に難しい問題で、そもそも各県警察に充足させるための人員が果たしてあるのかとの問題から始まって、Aさんはたくさん欲しいけどBさんは少なくていいなんてことはできないわけです。
 人員不足に対する懸念についてはどうお考えかということが1つ。
 それともう1つ、計画書が形骸化していなかったかとの問題もあったのではないかと思います。提出された計画書の点検、評価がその都度されない状況がしばらくあったのではなかろうかとの懸念があります。
 これらの点について伺います。

○戸塚警備課長
 まず、人員不足は大丈夫なのかとの懸念についてでありますけれども、都道府県警察では警視庁において身辺警護に従事する警護員を大幅に増強し、配置される警護員の強化を図ることが検討されており、県警察におきましても警護対象者の生命及び身体の安全を確保するために必要な体制を確保することとしております。今年の秋の定期人事異動においては警備課警護室の体制を強化したところであります。警護を実施するに当たっては、警護上の危険度を踏まえつつ、警護対象者に対する危害の発生を防止するために必要な警護の現場に配置されている警護員の数を増強することや、必要な装備資機材を配置するなど強化を図っているところであります。
 次に、計画が形骸化していなかったかとの点についてであります。
 形骸化することのないように事前に現場の実地検査を行って本番を迎えるわけでございますけれども、このたび警察庁の警護要則が抜本的に見直されましたので、引き続き見直された警護要則に従って警護の強化に向けた対策を推進し、警護対象者の身辺の安全を確保してまいる所存です。

○中沢(公)委員
 今後こういうことが二度と我が国で起こらないようぜひお願いしたいと思います。見直ししながら皆様それぞれで研さんしていただいて、ぜひ世の中に立ち向かっていただきたいと思います。来年統一地方選挙もございます。またよろしくお願いいたします。

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