• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:03/01/2023
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式でお願いします。
 まず産業委員会提出案件の概要及び報告事項の19ページについて伺います。
 私は、令和4年2月議会の総務委員会で当初予算案の人事案件の報酬で当時の篠原知事戦略監と東郷地域外交官についていろいろ質問したら、一人の方は権限もないのに年収1000万円、もう一人の方は月に数日しか出ないのに月60万円の報酬で、結局その件についての予算は修正された記憶があります。
 それに似た例がふじのくに茶の都ミュージアム館長の熊倉さんですね。この方が知事のお気に入りの方でございまして、見た限りでは何となく情実人事のような感じがして、その内容を見ると前年度は年5回登庁して毎月30万円。これが今度の当初予算では月に1日出て30万円と一般常識では考えられないような報酬金額が上程されているんですけれども、この方は静岡文化芸術大学の学長をやった方でひょっとするとこの人は学長をやりながら両方給料もらっている二重給与じゃないかと心配したんですがそれはないみたいです。
 ただ、前年度もありますから静岡文化芸術大学の学長の分とふじのくに茶の都ミュージアムの報酬が重複していることがないか伺います。
 それでこの方が、学長をお辞めになって今ここで専任しているのかについてお聞きしたいと思います。

○増田お茶振興課長
 熊倉館長ですけれども、ふじのくに茶の都ミュージアムの専任というわけではございません。別の館長なども務められております。

○桜井委員
 どこの館長をやってるのかお聞きしたいと思います。

○増田お茶振興課長
 MIHO MUSEUMの館長をされていると伺っております。

○桜井委員
 MIHO MUSEUMの館長の報酬はどうなってるのか伺います。

○増田お茶振興課長
 申し訳ございません。現在数字を持ち合わせておりませんので後ほど答えさせていただきたいと思います。

○桜井委員
 静岡文化芸術大学学長を辞めた後、聞くところによると名誉教授か何かをやっていると聞いているんですけれども、もしこちらからも報酬をもらってるとしたらこれは二重給料のような感じがしないでもない。
 それについて、名誉教授としては報酬をもらっているんですか。

○増田お茶振興課長
 名誉教授としての報酬は頂いていないと伺っております。

○桜井委員
 今はもらってないからいいとして、このふじのくに茶の都ミュージアムというのは数年前にできてそのときから館長をやっていると思うんですけれども、同じ時期に文化芸術大学の学長はやってましたか。先ほども聞いたんだけれどもそれについてお答え願います。

○増田お茶振興課長
 重複してそこの役をやられてはおりません。

○桜井委員
 この方の報酬は、当初予算で月1日程度の登庁で月額30万円。そして表の上を見ると静岡県立工科短期大学の校長は週4日登庁で月額30万円。一方は月1日で30万円。
 これどう見ても、皆さん考えたってあまりにもおかしいと私は思うんです。こういう報酬額を当初予算で計上したのが信じられない。静岡県立工科短期大学校長の30万円と、たった月に1日しか出ないふじのくに茶の都ミュージアム館長の報酬が30万円ということについてどういうお考えで予算を上程したのかお聞きしたいと思います。

○増田お茶振興課長
 人事課で取りまとめた非常勤特別職の任用に関する基本的な考え方で、博物館の館長など行政事務の執行に当たり専門的助言が必要不可欠であり、その職務の重さに鑑み職員であることが必要な場合に置くことができるとなっております。
 これについては、専門的な知識、経験に基づいて要は非事務的な公務に参画する職種であることから勤務形態の定めはないとなっております。
 熊倉館長ですが、主な業務としましては年3回やる企画展の助言ですとか展示物の監修、各種茶会の実施、お茶に関係する資料の収集保管等の助言、そういったお茶に関する高度な学識が必要な助言を頂いております。ミュージアムには月1回でありますが現在京都から通われており、電話やリモートによってお茶に関する専門的な助言を受けております。
 熊倉館長につきましては、ユネスコの和食の文化遺産の会長として登録に尽力されたということで昨年に文化庁長官賞を受けられました。お茶の文化などについて日本を代表する研究者であるということで、熊倉館長からの専門的な知識を頂いています。

○桜井委員
 それじゃあ、静岡県立工科短期大学の校長だって専門的ないろんな知識を持っている方だと思うんですけれども、この人は週4回も出て同じ報酬30万円。熊倉さんと柳下さんとどういう違いがあるの。報酬は同じ金額だけど登庁日数が全然違う。これについて説明できますか。

○片岡職業能力開発課長
 柳下校長の報酬額につきましては、他県で同じような工科短期大学を設置しているところがございまして、そちらの非常勤特別職の校長の報酬を参考に30万円と設定いたしております。

○桜井委員
 別にそのことを言っているわけじゃなくて、4日も登庁している方が30万円で、月1回しか登庁しない方が同額だと。専門的な知識があるといっても、こちらの校長も専門的知識がある方ですからね。全然バランスが取れてない。表の下の職員の方は週に4日出ていて30万円。ですがふじのくに茶の都ミュージアムの館長は月1回で30万円の違いは何かと聞いてるんです。

○横山農業局長
 熊倉館長の勤務日数は、月1日程度で令和5年度の予算を計上させていただいておりますが、メール等での相談で様々なことについては随時対応していただけますので月額30万円ということでお願いしております。

○桜井委員
 それは、文書で出したらいい話で、後からの言い訳のように私は聞こえますけれどもね。
 これについては、どなたかまた質問していただけると思いますのでこの程度にしておきます。

○木内委員長
 関連して質問がある方は発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp