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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:自民改革会議


○市川委員
 それでは、総合計画後期アクションプラン案の106ページ、4−1(1)Bの道路照明灯のLED化について伺いたいと思います。
 脱炭素社会の構築に向けて、道路分野が貢献できる二酸化炭素排出量の削減対策として、道路整備による走行車両からの排出削減のほか道路施設の消費電力を減らすことによる排出削減が考えられております。
 特に、新たな指標として追加された道路照明のLED化は非常に設置数も多いので大変期待しております。
まず、県の道路照明灯のLED化の目標設定の考え方と達成の見込みについて伺いたいと思います。

○望月道路保全課長
 道路照明灯のLED化の指標設定の考え方と達成の見込みについてお答えいたします。
 道路照明のLED化は、脱炭素社会の構築への貢献に加えて消費電力の軽減や球切れがないなど、災害時にも信頼性が高く有効であると考えています。そこで緊急輸送路上の道路照明灯のLED化を優先的に進めることを指標として、2025年までに完了することを目指します。
 達成の見込みについてですが、現在進捗は17%ですが、工程表にありますように順次進捗を伸ばしていきたいと考えております。
 引き続き、国土強靱化のための5か年加速化対策に合わせて創設された地方債を活用するなどして計画的に事業を進めることで目標の達成は可能であると考えております。

○市川委員
 昨年6月の定例会のときに私は同じ内容で質問をさせていただいて、そのときの答弁で、現在県が管理している道路の照明が10,649基あるとされています。
この表の100%を達成したときに8,572で、数字にそごがあると思うんですが、そこを教えていただけますか。

○望月道路保全課長
 照明灯の基数についてお答えします。
 10,649基は、県管理道路上にある全ての照明灯の数になります。
 一方で、指標に用いています8,572基は緊急輸送路上の照明灯を優先的にLED化を進めていきたくそれを指標としており、緊急輸送路上にある照明灯の数が8,572基になっております。

○市川委員
 緊急輸送路上ですと、同じ答弁の中で7,117基という表現があるんですが、この数字についても教えていただけますか。

○望月道路保全課長
 指標にある現在までの進捗として1,455の数字があると思います。先ほどの全数8,572から1,455を引きますと7,117基で、今後取り組む緊急輸送路上の照明灯の数になります。

○市川委員
 ありがとうございます。
数字の件はよく分かりました。

 では、残りの緊急輸送路上でない道路照明及びトンネル照明も恐らく3割程度しか照明がLED化されていないということです。
LED化の見通しについて教えていただけますか。

○望月道路保全課長
 緊急輸送路以外の照明灯とトンネルのLED化の取組についてお答えします。
 緊急輸送路上以外の道路照明灯は約2,000基ございます。これらについても灯具の寿命とか球切れとか老朽化によって交換が必要になってきた際にはLED化を進め、並行して取り組んでいきます。
 トンネルについては、照明灯の交換が必要なトンネルが約120あります。これらについても、道路照明灯と同じくLED化に取り組んでいきます。
 残りは今年度以降緊急輸送路上のトンネルで49基、全体数でいくと80基ありますが、これらについても照明灯と同様に取り組んでいきたいと考えております。

○市川委員
 今おっしゃった緊急輸送路上のトンネルは、先ほどの8,572基に含まれていないんでしょうか。

○望月道路保全課長
 指標は、代表的なものとして道路照明灯を対象にしました。トンネルについてはここの数字の中には入っておりません。

○市川委員
 意見を1つだけです。
緊急輸送路上をまずやっていくということでよく分かりましたが、トンネルも緊急輸送路上にあればぜひ同じような扱いでやったほうがいいと思いますのでお願いします。

 続きまして、後期アクションプラン案229ページの10−1(1)@高規格幹線道路の整備について伺いたいと思います。
 社会経済活動を支える高規格幹線道路等を中心としたネットワークを構築するため、国や中日本高速道路株式会社に働きかけを行うと掲げております。
 高規格幹線道路は、地域間の交流促進や防災のリダンダンシー確保に貢献する重要なインフラであると考えております。
早期の供用に向けて、どのように取り組んでいくおつもりなのかお伺いいたします。

○羽田道路企画課長
 高規格幹線道路整備の、早期供用に向けどのように取り組んでいくかについてお答えいたします。
 平成30年以降現在まで、新東名高速道路の新御殿場インターチェンジから御殿場ジャンクションなどの開通や伊豆縦貫自動車道路天城北道路、中部横断自動車道。西に行きまして三遠南信自動車道の佐久間道路など県の東西軸、南北軸となる高規格幹線道路の整備が着実に進捗しております。
 高規格幹線道路の開通により山梨県をはじめとして他県との交流が拡大し、企業立地や観光交流客数の増加、物流の効率化など様々な経済波及効果が期待されるとともに、災害時には救援活動などを支える命の道として地域の安全・安心にも寄与しております。
 県といたしましては、引き続き事業推進に向けた様々な調整を進め国や他県、関係市町と連携して高規格幹線道路の整備効果を広く周知するとともに、国の予算編成時期に合わせて効果的に国土交通省や財務省などへの要望活動を実施し、早期供用のための予算確保につなげていきたいと考えております。

○市川委員
 防災の件も兼ねているということです。
東西の交通、静岡県、神奈川県、愛知県とつながる道は非常にたくさんあるんですが、南北となりますと中部横断道が唯一高規格幹線道路となっております。
 今おっしゃられたように、三遠南信自動車道を開通させることで防災機能も格段に優れてくると思います。やはり東南海地震が起きたときは、恐らく横のつながりよりも縦のつながりで物を運ぶ必要があると思います。
 それからもう1つは、せっかく県内には東名と新東名とありますので、それをいかに効率よく結んでいくかが経済の活性化にとって非常に重要かと思います。はしご状につながる道路がたくさんあれば、非常に有効かと思います。
 特に、金谷島田、それから牧之原を早期につないでいただいて、欲を言えばあそこが高速道路でつながれば高速を降りずに静岡空港、ちょうど中部国際空港のように高速道路から乗り入れることができれば非常に利便性が上がると思いますので、そのぐらいの意気込みでそういった道路に取り組んでいただきたいと要望します。
 それから、一般道では新東名、浜松と浜北、私の地元でもあるんですがそこのところは政令市の管轄とはいえ県の緊急輸送路にも指定されているようですので、ぜひ積極的なアプローチをお願いして、早期に片側2車線の実現に向けた施策を打っていっていただきたいと思います。
 以上、要望でした。

○坪内委員長
 それでは、質問等も出尽くしたようですので、このあたりで道路局及び都市局関係の質問等を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、道路局及び都市局関係の質問等を終わります。
 ここで入替えのためしばらく休憩といたします。目安は10分とし、整い次第開始します。

( 休 憩 )

○坪内委員長
 それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。

 これより、政策管理局、建設経済局、建築管理局、河川砂防局及び港湾局関係の質問等に入ります。
 なお、後期アクションプラン案の集中審査は本日1日を予定しておりますので、説明者の皆さんも円滑な審査に御協力をお願いいたします。
 それでは、発言をお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp