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委員会会議録

質問文書

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令和4年11月逢初川土石流災害検証・被災者支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:11/11/2022
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 1点だけです。先ほど小先生が、もともとの条例で対応できたんじゃないかとおっしゃったと思いますが、当時のこの条例は、今ほど厳しい罰則規定を持っているものではなくて、罰則を受けたとしてもせいぜい20万円の罰金で済む程度のもので、それを理由に業者は次から次に違法的な盛土をしていったと指摘がなされている中、本当にこの当時に遡って、このほとんど武器が備わっていないような、追及力が弱いというか、罰金制度がその程度しかない条例の適用だけで本当に十分だったと今も思われますか。

○小猛司参考人
 十分かは正直分かりません。十分でないから新しい法令、条例がつくられているということは十分皆さんも理解されていると思います。ただ、やるべきことをやったのかという観点で我々は見ているんですけれども、その中で十分やるべきことを本当にやったのか。例えば罰金20万円だからといって、本当に止めようとしたのかに関しては、この公文書を見る限り、我々には分かりませんでした。というのは、最初の図面は、ロックフィルダムを造る図面だったのですが、そのような行為をこの業者は一切していないのです。一切していない中で、すぐに森林法でストップさせた。それなのに、次に土採取条例の受理もしているわけですね。一体それは何をやっているのかと、公文書を見る限り思いますよ。さらに、2009年12月10日に受け取られた変更届の図面です。ロックフィルダムなんて全く造る気はそもそもなかった業者が既にかなりの土を運び込んできている。それについて受け取られた図面も、それは市が指導をして図面を出させているわけです。しかもその図面は、どういう図面かというと、見かけ上、一断面では15メートルに収めるように書いて出させた図面が、我々は非常に不鮮明なコピーのコピーのようなわけの分からない図面を見させられて検証しているのですが、それを見ても明らかにおかしな形なわけです。どうしてそんなものが分からないのかと。はっきり言って同業者から見たら、これを受け取ってそれで指導しているというのであれば、非常に行き届かない指導をしていたんだろうと思わざるを得ない。その後、どんどん土が運ばれてきました。それが罰金が20万円だから、これはしょうがないと言えるのかどうかです。その辺のやることをやったのかなのです。森林法は、1.1ヘクタールの話がありましたが、公文書を見る限り、話し合いの中で措置命令を出しましょうと決まったわけです。措置命令を出すことに決まったのですが、結局出さなかった。その理由が防災工事をやったからというのですが、皆さんもあの写真を見て、あれが防災工事だと思いますか。あれを見て、しっかりとやったから取り下げましたという理由が、言い訳が成り立つと思いますか。そういう一連のものをずっと見ていたら、森林法はどうとか、そんな話ではなくて、まずこの条例でしっかりと対応したのかをまずはっきりと見極めなければいけない論点だと思うんです。それだけ大きなものがありますので、そこをまず見るのが当然の行為なわけです。それを見るだけでも、あの量の公文書を見るのは、非常に大変な作業だったわけです。そういうことが一連の作業としてあったと考えていただければと思います。

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静岡県議会事務局議事課

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