• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 啓嗣 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:自民改革会議


○鈴木(啓)委員
 今、そのような指定管理者と県とのやり取りを確認させていただきました。ありがとうございます。
 それぞれの施設は公の大切な施設ですので効率的、効果的に運営されるように、指定管理者だけではなく県としても引き続き適正な管理に取り組まれるようお願いいたします。

 次に、説明資料40ページにございます遠州灘海浜公園篠原地区基本計画の策定についてお伺いさせていただきます。
 この図の中に、アフターコロナ対応への見直しといたしまして情報収集、見直し案の作成、そして県民意見の聴取とあり、今後の進め方として当面は見直しに必要な情報収集を行うとされております。
 そこでお伺いさせていただきたいのは、情報収集に関しまして現在の進捗状況と、もし得られた情報などがありましたらお聞かせください。

○内山公園緑地課長
 これまでに、コロナ禍による観戦方法の変革や官民連携に関するオンラインセミナーへの参加、新聞、雑誌、インターネットによる情報収集、他県大型スポーツ施設の現地調査を行っておりますが、見直し案を検討するにはより多くの詳細な情報を幅広く収集しなければならない状況です。
 得られた情報としては、オンラインセミナーではコロナ禍でリアルの価値や人が集まることの価値が再認識されていることや、スポーツにテクノロジーを融合していくことが今後の方向性であることなどがあります。また現地調査では、観戦方法については球場に足を運ぶ観光客とインターネットなどの通信技術を利用した遠隔観戦の両方のスタイルが定着していくのではないかといった見解を伺いました。
 なお、これまで得られた情報は主にプロスポーツにおける実践事例であり、リモート観戦技術やスタジアム周辺を含めた利用形態の在り方に関するものです。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。
 できるだけ多くの情報を得ていただき、コロナ対策は大変重要でありますが、そこに固執した形になって将来的に使いづらい施設にはなってほしくないなと考えておりますので、ぜひその辺りも御検討頂きながら組み立てていただきたいと考えます。

 続いて、情報収集、見直し案の作成、そして県民意見の聴取とこれから進んでいく予定ですが、それぞれ日程的なめど等がありましたらお聞かせください。

○内山公園緑地課長
 新型コロナウイルス感染症の感染状況にもよりますが、情報収集から県民意見の聴取までの見直し作業に来年度前半ぐらいまでを要するのではないかと考えております。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。
 見直しから基本計画の策定までは、まだ不確定な部分が多いかと思いますが、この事業を着実に進める上でも日程的なめど、目標はある程度必要であると考えますので、その辺りをしっかり御検討頂いた中で進めていただくようお願いいたします。

 次に、静岡県の新ビジョン評価書案193ページ、194ページにございます持続可能で活力あるまちづくりの推進の中の活動指標、立地適正化計画作成市町数に関する事項についてお伺いさせていただきます。
 現在の人口減少・高齢化社会におきまして、居住や都市機能の適切な配置、交通ネットワークの充実を推進するコンパクト・プラス・ネットワークは積極的に取り組むべき施策だと認識しております。一方で現在新型コロナウイルス感染が拡大する中、3密の回避や移動の分散化なども考慮した上で今後のまちづくりをある程度進めていく必要性も出てくるのではないかと考えます。
 そこで、新型コロナウイルス感染症による社会状況の変化を受けまして、今後県としてコンパクト・プラス・ネットワークについてどのように対応されていくのかお伺いいたします。

○玉木都市計画課長
 新型コロナウイルス感染症による社会状況の変化を受けた今後のコンパクト・プラス・ネットワークの対応についてお答えします。
 土地利用を集約し、これらを公共交通でつなぐコンパクト・プラス・ネットワークは人口減少・高齢化社会におきまして今後も重要な施策であると考えます。一方で新型コロナウイルス感染症拡大を教訓とし、3密を回避するゆとりある都市空間の確保や渋滞を回避するスマートな移動を備えたまちづくりの重要性を再認識したところです。
 今後は、国の知見や県都市計画審議会の意見などを踏まえまして、ポストコロナ時代のコンパクト・プラス・ネットワークの考え方を明らかにできた時点で県都市計画区域マスタープランを見直していくとともに、まちづくりの主体である市町に対して県の考え方を示しながら同様の取組を促していきたいと考えます。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。
 やはり、現在はコロナの感染拡大を回避することが大変重要なことであると考えます。しかし先ほども少し申し上げましたとおり、ただコロナだけを追っていきますとバランスの悪い形になる可能性もございます。今は大変難しい判断だとは思いますが、やはりそういった点にも目を向けて取り組んでいただくようお願いいたします。

 次に、新ビジョン評価書案255ページにございます活動指標についてお伺いさせていただきます。
 活動指標として高規格幹線道路へのアクセス道路の供用率と延長を掲げてございますが、進捗状況区分は黒丸で低いとなっております。
先ほど長繩交通基盤部長から少し御説明がありましたし、下段のチェック、アクションでも説明が出ておりますが、もう少し詳しくなぜ低評価になったのかと、今後達成に向けて県としてどのように取り組まれていくのかお伺いします。

○羽田道路企画課長
 新ビジョン評価指標のうち、高規格幹線道路へのアクセス道路の供用率についてお答えいたします。
 評価の低かった理由ですが、期待値は基準値から目標値に向けて各年均等に推移した場合における各年の数値であり、年度ごとに一定の割合で供用率が増加するように計算されておりますことから、現時点における進捗が遅れているように見えます。2019年度は当初の計画時点から供用は予定されていなかったので、アクセス道路の整備は計画どおりに進捗していると認識しております。
 今後の取組については、国や中日本高速道路株式会社が整備している高規格幹線道路の進捗を把握し、アクセス道路の整備を着実に進めていくこととしております。今年度は国道469号御殿場バイパスと県道仁杉柴怒田線の2路線で供用を予定しておりますので、2021年度の目標を達成する見込みとなっております。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。御答弁をお伺いして安心いたしました。
 ただ、コロナによって非常に厳しい状況を皆さんも目の当たりにされていると思います。こういったさらに高い精度の計画をもって様々な取組を進めていただくようお願いいたしまして私の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。

○和田委員長
 ここで、空気の入替えのために約5分休憩いたします。開始は11時25分です。

( 休 憩 )

○和田委員長
 それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp