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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:07/05/2023
会派名:無所属


○遠藤委員
 遠藤行洋と申します。1年間よろしくお願いいたします。
 2つのテーマについて一問一答方式でお伺いいたします。
 まずは、イベントについてです。
 スポーツ・文化観光部は、イベントが多い部局でございまして、新年度になってからも3つのイベントに参加させていただきました。東アジア文化都市の春の式典、富士山世界遺産登録10周年、パラスポーツ推進コンソーシアム。それぞれイベントを実施するに当たって、イベントだけはどうしても県職員の皆さんの力だけでは実施・運営できませんので、当然広告代理店、イベント会社なりに委託すると思います。
 どういった方法で委託先を決めているのか、まず伺います。

○鈴木経理課長
 スポーツ文化観光部関係の県主催のイベントの実施に当たりましては、法令等の定めに基づき、競争入札で契約先を選定することを原則としておりますが、予定価格が少額の場合、契約の目的や性質が競争入札に適さない場合には随意契約により契約先を選定しているところです。
 また、イベントの内容等を勘案いたしまして、例えば大きなイベントのように価格だけによらず企画力や業務執行能力等も踏まえて契約の相手方を選定する必要がある場合におきましては、プロポーザル方式で公募を行い、契約先を選定しているところです。

○遠藤委員
 原則、競争入札ということですけども、あくまで原則ですよね。当然、中身によってはコンペ、随意契約になると思いますが、今回、私が参加したイベント、それぞれ代理店が違いますが、去年からずっと見ていると、県のイベントでは圧倒的に電通東日本が多い。富士山世界遺産登録10周年も電通でした。
 イベントってパターンが最近似通っています。今回のイベント、富士山世界遺産登録10周年でも主催者の挨拶があって、ちょっとしたVTRが流れて、基調講演、パネルディスカッションがあってという感じですよね。ノベルティーも毎回大体同じものが出てきますよね。富士山世界遺産登録10周年のノベルティーが今手元にあります。委員長お示ししていいですか。

○鈴木(啓)委員長
 はい。

○遠藤委員
 毎回こういうクリアファイルが出てきます。私のところにはもう売るほどあります。このクリアファイル、大体絵が描いてあるので使いにくいですよね。
 必ずシールもついてきます。シール使っている人を見たことないです。
 あとクリップ、モバイルを拭くやつ、絵はがき、ステンレスボトルがついていました。
 ノベルティー、大体毎回一緒ですよ。これらも予算の中に入っているわけですよね。
 そこで伺いたいのですが、委託先がイベントを実施するわけですけど、こういったノベルティー、それから進行に関して県として委託先にどの程度関与しているのか。こういう流れでイベントをやってほしいとか、このクリアファイルまた作ってくださいねと言っているのか。この辺の県の関わり方について教えてください。

○鈴木経理課長
 イベントの実施に当たりまして、契約先が契約書や仕様書の内容に沿って事業を確実に実施するよう進行管理する必要がございますので、県として積極的に関与、調整を行っています。
 具体的には、契約先と県との間で事業実施に係る打合せを緊密に行うことはもとより、大きなイベントになりますと関係機関による調整会議を通じまして事業内容を協議決定していくなど、契約先との調整を丁寧に行いながら実施イベントがより効果の高いものになるよう事業実施に努めております。

○遠藤委員
 今回のイベントに関して言うと、民間企業で言えば県はスポンサー、クライアントになってお金を出すわけですから、しっかりと口も出すことをやってほしい。これからどんどん関与してほしい。
 当然、中身に関して言うと、代理店やイベント会社は自分の得意分野がありますから、どうしても同じような形態になってしまう。それは仕方ないと思います。ただイベントは広報の周知だけではなく、民間で言えばイベントを通じて販路拡大、売上げの増進であったりするわけです。もうここにいる皆さんは、企業でいうと完全な管理職ですから、イベントに関しては経営者感覚を持って積極的に委託先に物を申していってほしいと要望いたします。

 次に、2つ目のテーマ、パラスポーツについてです。
 私は、以前テレビ局でアナウンサーをしておりました。主にスポーツの世界で仕事していました。今回はスポーツ・文化観光部ですから、スポーツの応援団としてこれから競技スポーツもパラスポーツも応援していきたい。そしてスポーツを通じて盛り上げていきたいという姿勢で質問に入らせていただきます。
 パラスポーツ、先日23日にふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアム準備会発足記念シンポジウムに出させていただきました。非常にいいイベントでした。本当に参加してよかったと思っています。改めてパラスポーツの推進も全力でやりたいなと思います。
 パンフレットの裏面には、コンソーシアムへの入会のお申込みはこちらとQRコードもありました。早速私、QRコードを使って入会させていただきました。
 入会すると登録画面が出てきました。私は当然決済までいけるだろうなと思っていましたが、登録画面だけ出てきて振込先も何にも書いてなかった。申し込んで、入会して会費を払うつもりでいたのですが、どうやって会費を払うのか全く分からない。私5口申し込みました。その5口の会費はどうやって払うのでしょうか。

○大村スポーツ振興課長
 現在、準備会で検討を進めておりまして、総会でコンソーシアムの会が成立した後にお申し込み頂いている方に会費の納入方法について告知してまいりたいと思っています。
 現時点では、まだコンソーシアム設立していないものですから請求等が行えない状況です。その辺の御案内も本来であればしっかりやらないといけないところでありますが、まだ何分不慣れな部分もございまして不案内で申し訳ございませんでした。

○遠藤委員
 なるほど分かりました。
 ただ、私のようにもう既に申し込んでいる人もいるわけですよね。
 QRコードを読み込んだ先には、例として10口とか書いてあります。団体が1万円、個人が2,000円ですよ。最初は2口か3口にしようと思いましたけど、例として10口と書いてあるものですからそのくらいやらなきゃいけないのかと思いました。でも10口になると多いかと思い5口申し込みました。
 今申し込まれている口数と入会者数、最新データでどのくらい集まっていますか。

○大村スポーツ振興課長
 加入状況についてお答えいたします。
 昨日の時点で30の個人、団体の方にお申込み頂いております。
 また、口数のデータについては今持ち合わせておりません。

○遠藤委員
 個人、団体合わせて30ですか。
 多分、本質問の後、皆さんは申し込んでいただけると思っています。30ではここにいる人数よりも少ないですから、ぜひともこのQRコードから申し込んでいただきたいと思います。

 では、コンソーシアムの目標の入会数と目標金額、どのくらいを想定していますか。

○大村スポーツ振興課長
 コンソーシアムの目標会員数、目標金額についてお答えいたします。
 現在、準備会で検討はなされているところでございます。
 静岡県パラスポーツ推進協議会が昨年度行われ、その報告書が今年3月に知事に提出されました。その中では、コンソーシアムとは別でございますが、静岡県障害者スポーツ協会の会員数の目指すべき姿としまして令和7年度までに個人750、団体180の930、およそ1,000の数字を目指していくべきだと提言しております。
 本コンソーシアムにつきましても同規模の1,000程度を目標として頑張っていきたいと考えているところでございます。
 会費収入額につきましては、単純に先ほど7番委員から御案内がありました個人2,000円、団体1万円から単純計算いたしますと、約300万円になります。安定的な運営や活動の幅を広げていくためにはさらなる財源が必要になると思いますので、会員の増加による会費収入のほか効果的な財源確保策を準備会の委員の皆様と一緒に検討し、目標となる金額を決めていきたいと考えているところです。

○遠藤委員
 入会数が個人、団体合わせて1,000以上、会費収入額も300万円以上ですね。私も頑張ります。ぜひともその目標を目指して頑張りましょう。
 なぜかと言うと、このコンソーシアムは全国初の試みですよ。だから全国のパラスポーツ関係者の皆さんが注目しています。静岡県でこのコンソーシアムが成功するかどうかは全国的な関心事になっています。だから静岡県でぜひとも成功例を作っていきたいし、作っていかなければいけないと思います。それがパラスポーツの振興につながると思っています。先ほど経営者感覚と申し上げましたが、これから県の職員の皆さんも一人一人が営業マンになるくらいの心づもりでしっかりとこの裾野を広げていってほしいと思います。
 究極の目的は、最終的に障害者スポーツセンターを作ることです。このコンソーシアムの入会は障害者スポーツセンターを作るための基盤になるわけです。障害者スポーツセンターは全国でもう30くらいできているんですね。静岡県は少し遅れている。だから何としても早期に障害者スポーツセンターを設立したいと思います。
 目標、案でいいですが、いつ、どのくらいの規模で、どの辺に作りたいのか。やはり目標があって、それに対して動いていくわけですから、時期、規模、場所、個人的な意見でもいいですから教えてください。

○大村スポーツ振興課長
 障害者スポーツセンターの法律上の明確な定義は現在ございません。公益財団法人日本パラスポーツ協会では、障害のある方の健康増進と社会参加を促進するための体育館やプール等を備えた専用優先スポーツ施設としているところです。
 7番委員からお話がありましたとおり、全国では17弱の都府県で障害者スポーツセンターが設置されていると伺っています。またスポーツ庁のスポーツ審議会の健康スポーツ部会に設置されました障害者スポーツ振興ワーキンググループにおきまして、地域における障害者スポーツの振興について検討が進められており、地域におきます障害者スポーツセンターの在り方についても検討が進められているところです。
 先月、公表されましたワーキンググループの中間まとめでは、当面の取組として障害者スポーツ振興の拠点、障害者スポーツセンターを広域レベル、都道府県レベル、地域の実情に応じては政令市レベルごとに1つ以上整備するなどの取組を推進していくべきとされているところです。
 また、障害者スポーツセンターに期待される機能としてネットワーク機能、情報拠点機能、人材育成、関係者支援機能、それから指導者指導相談機能などが挙げられております。地域におけるそういったことの中心的な役割を担うこととされているところでございます。
 7番委員御指摘のとおり、本県にはこのような拠点となる機能や施設がまだ整っていないことから、国のワーキンググループの議論を踏まえつつ、来月下旬設立予定のふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアムに設置するワーキンググループの中で整備時期、規模、場所を含めた本県における障害者スポーツセンターの在り方についての検討を進めていきたいと考えているところです。

○遠藤委員
 パンフレットの表紙に、パラスポーツのチカラで静岡を元気にとあります。まさにここです、ここ。皆さんと一緒にパラスポーツの振興、そしてスポーツの力で静岡を元気にするために全力で頑張っていきましょう。
 ちょうどいい時間になりましたのでこの辺で私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

○鈴木(啓)委員長
 ここでしばらく休憩といたします。
 再開は13時30分といたします。

( 休 憩 )

○鈴木(啓)委員長
 休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。
 質疑等を継続いたします。
 では御発言願います。

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