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令和6年10月人口減少社会課題対応特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:10/08/2024
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 今日はありがとうございました。
 県内では伊東市が既に導入しています。県内で、これを導入している企業はどれくらいあるんでしょうか。静岡県内で。

○佐藤洋彰氏
 静岡県の企業ですと。

○山本はる奈氏
 伊東市で、事業所数ですと130です。セルフソーシングで、静岡県で入れているところはまだ。

○佐藤洋彰氏
 静岡県の企業様で、セルフソーシングを、当社のものを導入しているところは今のところはないです。

○盛月委員
 分かりました。
 それから、お話を最初から聞いていた中で、保育士はどうなったんだろうと後で聞いてみようと思っていましたら、最後のほうで、既に実績があるということだったんですけれども、保育士確保は、自治体がやっているのでしょうか。

○佐藤洋彰氏
 自治体のマッチボックスの中でマッチングをしています。

○盛月委員
 もう効果というか、実績はあるのでしょうか。

○功刀聖健氏
 まだ分かっていないですね。

○山本はる奈氏
 湯沢町で今取組を始めていて、広告を出してみましょうと今年度やっています。まだその応募は来ていないんですけれども、なぜそれをやろうと思ったかと言いますと、前年に佐渡市の保育園さんが出してみたんですね。そうしたら、すぐに応募がきて、そこからマッチングをしたという実績があったので、広く認知を広めていくという形で、建設であったり、保育であったり、介護というところも掲載を増やしているというのが今の地域の実態です。

○盛月委員
 分かったら教えてほしいんですが、新潟県は導入に対して補助金を出しているということですが、金額は分かりますか。

○佐藤洋彰氏
 新潟県のほうは、500万円だったかと。

○山本はる奈氏
 500万円で、各自治体には100万円を上限として出されていました。5自治体を想定して出されたという状況です。

○盛月委員
 最後に、柔軟な働き方と、また多様な人材を確保していくという中で、障害のある方の雇用という部分については、今日の説明の中では一点も出てこなかったんですが、その辺に関してのお考えや今後の取組などがあったら教えてください。

○佐藤洋彰氏
 非常に重要だと思っています。
 佐渡市様から、具体的に障害者の方の就業支援に活用したいという依頼が来ており、障害者の就業支援は今年の事業目標であったんです。ただ、障害の方の実態把握から市の方と今進めているところです。身体から精神と幅広くある中で、まずどこから支援をしていこうかという計画立てから進めています。

○山本はる奈氏
 当社が、佐渡市さんの福祉課と話をしていて分かったことが、今のような背景をしっかりして、丁寧にやりましょうと。だから今年、ひきこもりの方を支援する実証実験を佐渡市さんとやっています。その中では6事業所に参画頂いて、先ほどセルフソーシングでクローズの環境で、ひきこもりの支援施設と一緒になって、ひきこもりの方なので、やはり電話をしてとか、そういったことがすごく苦手ということがあるので、アプリで手軽にマッチングをして、自分の都合のいいときに来てもいいよという形をやったら、2人の方が定期的に就業できるようになってきたところで、施設の方がすごく喜ばれている。佐渡市さんとは来年度、引き続きこの取組を実証実験として進めていきましょうということに先日なったので、ここは検証を進めていきます。

○佐藤洋彰氏
 今、山本が申し上げたのはひきこもりについてですが、各自治体が障害者手帳を発行しているはずなので、手帳を持っている方が精神と身体とそれぞれ何人いるかを明確に把握しているはずですよね。なので、あまり不特定の大勢をというよりは、実例をつくっていくことを佐渡市さんとも進めたいなと思っております。
 共通しているのは、精神も身体も、体調によって働ける日、働けない日があるということで、やはり固定勤務も月間でどれぐらい働こうという合意をして、その中で必要な求人をアプリ上で共有してあげて、月間での労働時間で合意していくやり方がいいのではないかなと思います。

○和田委員長
 ほかはございませんか。

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