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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:田口 章 議員
質疑・質問日:10/28/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田口委員
 分割質問方式で大きく2点です。
まず、歳入についてお尋ねします。平成30年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書47ページのパーキングチケット発給等手数料が、一昨年度の3,020万円に対して800万円余り減っているものですから、パーキングチケットの事業をどういう規模でやられて、なぜ減っているのか教えてもらえればと思います。

 それから、2つ目は48ページの不用品売り払い収入でございまして、非常に好評であり1600万円余となっております。予算現額に対しても大きな数字になっていますし、昨年の数字を見たら約1354万円だったものですから、いろんなものを売ってくれたと思っていますが、内容を教えてもらえればと思います。

 それから、3つ目は49ページの雑収で前年度を見たら1927万円余よりふえており、説明を見ると広告入り掲示板広告収入等と書いてあるんですが、どういう工夫をされているのか、以上3点についてお尋ねしたいと思います。

○橋本総務部参事官
 パーキングチケットの関係について説明いたします。
 平成30年度パーキングチケット発行手数料につきましては、平成29年度に比べまして834万円余の減収となっております。主な理由は平成30年3月31日で沼津市内のパーキングチケット発給機10基を廃止したことによるものです。

 次に、不用品売り払い収入につきましては、撤去した交通信号機廃材や廃車となった公用車などの売却代金になります。昨年と比較して増収した理由は、交通信号機改修工事に伴う廃材売却の実績が増加したためでございます。これは東京2020オリンピック・パラリンピックの関係で、会場周辺の信号機等のLED化等の工事、更新、新設あるいは標識の交換等で実績が増加したものです。

 雑収は、平成30年10月に東部、西部運転免許センターの庁舎内に警察広報を備えた民間企業の広告入り掲示板の設置に伴う広告収入でございます。これにつきましては、静岡県の公共建造物の有効活用、ファシリティマネジメントの一環として実施したものです。

○田口委員
 ありがとうございます。
警察や教育は歳入確保が余りなじまないかもしれませんが、雑収の部分は施設の有効活用ということで、できるものは御努力をいただけたらと。
 パーキングチケットの再質問ですが、沼津にあるパーキングチケット発給機を10基廃止したということで、全体規模であとどれぐらい発給機があるのかおわかりになりますでしょうか。

○吉田交通規制課長
 県内でパーキングチケットを設置している箇所でございますが、静岡市内の12基のみでございます。なお静岡市内の12基も今年度末をもって廃止することとしております。

○田口委員
 ありがとうございます。
歳入確保とはいうものの余計な事業をする必要はないですから、先ほど放置違反金の関係もありましたが、もしパーキングチケットがなくても大丈夫だったり、ほかのつてがあるとすれば業務の統廃合とまでは申しませんが効率化を図るのは手かなと思いました。引き続き可能な範囲で歳入確保に取り組みいただければと思っています。

 2点目、今度は歳出ですが50ページの下段に運転免許費があります。
19億6800万円余ですけれども、細目が39ページ以降に載っておりまして、主に講習が大きなものになっていると思いました。ただこの講習を見ておりますと、例えば法定講習は停止処分の講習、取り消し処分者講習、違反者講習といった税金を使ってやるには少しふさわしくないものがある気がするんですが、こういったものに対して適切な歳入があるのかどうかお尋ねしたいと思います。

 それから、51ページの下から3番目に共生対策推進事業費があり、以前も文教警察委員会で質問させてもらいましたが、36ページに外国人交通安全教育指導員による交通安全教育費268万円余とあり、差額がありますので、まだほかにも事業をやっていると思いますが、こういった事業はポルトガル語だけじゃなく、いろんな国から来て運転免許を取得される方に対して十分な対応ができているのか確認させていただければと思います。

○橋本総務部参事官
 違反者講習の関係についてお答えいたします。
 各講習の収入につきましては、違反者講習が3300万円余、停止処分者講習が7700万円余、取り消し処分者講習が200万円余、合計1億1300万円余の収入がございます。一方、支出につきましては違反者講習、停止処分者講習の委託料として1億698万円余を支出しております。
したがいまして、全体として630万円余収入が上回っている状況でございます。

○金原交通部参事官兼交通企画課長
 共生対策の一環としての外国人交通安全教育指導員の運用につきまして、本県では外国人運転者による交通事故防止対策として平成19年4月1日から全国に先駆けてブラジル国籍の女性を外国人交通安全教育指導員として任用し、ポルトガル語を母国語とするブラジル人等に対する交通安全教育を行っています。引き続きこれらの施策については進めてまいりたいと考えております。

○田口委員
 講習に対する収入は手数料みたいなものを取っているということですよね。歳入の欄になかったものですから。
 それから共生対策推進事業費ですが、私が申し上げたかったのは51ページでは317万円余とあるものが、36ページだと268万円余とありますから、ほかにも事業があるんじゃないかと思ったんですが、その点について御説明いただければと思います。

○橋本総務部参事官
 講習の関係ですが、御指摘の通り手数料という証紙をもらっていますので、歳入は証紙の金額で合算されております。
 それから、共生対策推進事業費の関係ですが、外国人交通安全教育指導員の人件費、旅費以外に巡回連絡時におけます通訳謝金で巡回連絡に通訳人を同行させている事業を進めております。

○田口委員
 ということは、外国人の言語に合わせてということだと思いました。先ほども触れましたが、これからニーズがふえてくると思いますので、適切な事業把握をしていただければと思います。
 それから、運転免許の19億円余の予算について触れさせてもらいましたのは、管理系のお金ももちろん必要ですが、信号機の新設、LED化といった県民要望が多い事業に充当できるように歳入歳出のバランスを取ってもらいたい観点から質問させてもらいました。

 最後に1点お尋ねしますが、今触れた信号機の新設、LED化の対応は恐らく100%ではないと思うんですが、どの程度充足しているのか教えていただければ。

○吉田交通規制課長
 平成30年中における信号機の設置要望は50カ所ありまして、このうち設置可能なのは8カ所であり令和元年度予算において設置を計画しているところであります。
 要望につきましては、信号機設置の指針に即した検討を行うため全ての要望箇所を調査、確認しており要望者等からの意見を反映していますが、要望箇所によっては道路幅員が狭い、交通量実態が少ないなどの理由から42カ所で信号機の要求を見送っております。なお信号機の設置を見送った箇所については、道路管理者に対して道路拡幅や事故防止対策として交差点内のカラー舗装や注意喚起看板等の設置を申し入れているところです。

○田口委員
 決算の範囲を超えてしまうのでこれ以上聞きませんが、私たちもかなり地域要望をもらうので、ぜひ地元住民の皆さんなどと相談して、交通事故を減らす目的でともに進めていければと思っています。以上で終わります。

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