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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 一問一答質問方式でお願いします。
 先ほどの6番委員の質問にも関連していますが、障害者スポーツと文化芸術活動についてです。
 総合計画後期アクションプラン案の86ページに健康福祉部関係が書いてあって、スポーツ・文化観光部関係でも障害者スポーツと障害者芸術が書かれていて、障害者スポーツはスポーツ・文化観光部関係の中で参加者数の目標値が書かれています。
 障害者芸術は243ページや244ページに触れられてはいるのですが、特に活動指標とか成果指標が挙げられていないです。障害者芸術についてはいかがでしょうか。

○室伏文化政策課長
 障害者文化芸術につきましては、後期アクションプラン案243ページの県芸術祭参加者、鑑賞者数としてこれまでのふじのくに芸術祭と障害者芸術祭を一体化して開催していくということで、合わせた数字として目標値を毎年度3万5000人とかかげております。

○佐野委員
 了解しました。
 あとは意見ですが、アーツカウンシルしずおかの助言、相談対応の数字とかについても、障害者芸術団体への指導助言等も力を入れていただきたいと思います。ぜひとも障害者に同じ指導をお願いしたいと要望します。まちじゅうアートの普及率とかも入れていただけるといいなと思ったんですが、そこまでは言いませんので、ぜひとも力を入れていただきたいと思います。

 次に、後期アクションプラン案246ページの文化財を担う人材育成。
 文化財というとハードのイメージがあるんですが、伝統文化の継承という意味での指摘がない気がしました。人材育成とか研修会は、役所の人が研修するというか一部のリーダーの研修ですよね。県民が伝統行事に参加するとかお祭りに参加するところから文化財や文化、伝統を受け継いでいくのが一番大事かなと思いました。伝統・歴史に培われた文化財の継承というタイトルはすばらしいのですが、県民目線が抜けているような思いがしたんですがその点はいかがでしょうか。

○三保文化財課長
 今の文化財保護の基本的な考え方は、平成30年に改正された文化財保護法に基づきまして基本的には市町村が文化財保存活用地域計画を作成し、その中で有形、無形の文化財全てを網羅してリストアップして、どのように保存と活用を図るか計画を立てて実行していくことです。
 そのため、文化財課では市町の地域計画策定に向け指導と助言に力を入れているところです。その中に無形文化財も当然含まれておりまして、各市町におきまして地域の伝統芸能をどのように活用するのか検討していただくことになります。市町職員を対象とした研修会でも無形民俗文化財の活用をどうするかについて内容に含めてやっています。
 また、県としましても文化財ナビにおきまして県内の国指定、県指定無形民俗文化財の動画を配信して関心を高める取組をしています。

○佐野委員
 文化財保存活用地域計画はまだどこの市もつくっていないということですが、これは新しい制度でしょうか。

○三保文化財課長
 市町の地域計画自体は、平成30年の文化財保護法の改正に基づき新たにできた制度です。全国的に策定に取り組まれていますけれども、県内では昨年7月に磐田市と浜松市の地域計画が国に認定されたところです。両市におきましては、認定を契機にイベントを開催するなど非常に機運が高まっています。
 文化財課では、その他の市町に対しましても指導助言をしておりまして、来年度にはまた4市町ほどが国の認定を受ける見込みでやっています。

○佐野委員
 2020年度はゼロだったのが、2021年度は2市でできたということですね。
 あとは要望になりますが、この5年間でいろんな無形文化財とか地域の伝統が本当に廃れてしまう危機感を持っています。ぜひとも市町の計画や研修で無形の部分、伝統文化の継続にも力を入れていただきたいと要望します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp