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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 それでは一問一答方式でお願いします。
 総合計画後期アクションプラン案41ページの1−2防疫対策の強化(新しい感染症や再流行の感染症等)における新型コロナウイルス感染症の関係です。
 現状と課題及び目標はそのとおりだと思うのですが、42、43ページについては7番委員からも細かいところで話がありました。
 これをずっと見ていくと、今までやってきた対応をただ書いてあるようにしか見えないんですね。新しい後期のアクションプランとして考えていくとなると、何年間か先に対応しなければならなくなったときに、恐らく後期アクションプラン案をつくったのは第6波の前、下手すれば第5波よりもっと前かもしれないので、第5波や第6波を乗り越えてきて新しく必要と感じた部分があると思います。いろいろな事業の内容を書くのはよく分かるのですが、現況を考えると保健所の話、検査キットの問題等に対する備えが満足に対応できていないところがあるんじゃないかと思いますので、後期アクションプランと題名がついている以上これから先どうしていくべきなのか、前期の状況をしっかりと検証して後期に生かされるべきじゃないかなと思います。
 これは全体の話としてであって、どこがどうだという言い方をあえてしないのは新型コロナウイルスの問題が3月までに収束して何年間か先まで考えなくてもいい状況であるならば別にそんなに大きく取り上げなくてもいいと思うのですが、健康福祉部はこの2年間本当に振り回されてきたと思うんですね。そうすると、もし第7波、第8波が来たときに今までのやり方で対応できていると考えていいのか今回の記載を見ると心配でしようがないのですが、検証の状況も踏まえてどのように考えた結果このプランになっているのか説明頂けたらと思います。

○青山感染症対策局長
 後期アクションプラン案を策定し始めたのが昨年の夏前であるため、第5波の以前から検討を開始し一部修正を数度かけながら現行の形になったところです。
 今回、総合計画の後期ということで県全体の施策の展開の大きな話であるため、具体的な行動内容を事細かく書くのはかなり厳しい状況であることは恐らく5番委員も御承知のことだと思います。内容的にはこれまで対応してきたこと、今後も引き続きやらねばならないことを大きな点で記載させていただきました。変異株がどのような形で変異していくかによって全く異なる対応をしていかなければならないことは第5波、第6波で明確になってきていますので、今の対応が2年先、4年先に通じるかも分からないところです。
 私どもとしては第5波が終了した時点で保健所、感染症対策局内を含めて検証した上で第6波を迎えることを想定してきたわけですが、対応に当たり外れがあった――国全体でも同じことが言えますけれども――状況になっておりますので、後期アクションプラン案においては大きな視点で基本的な内容について計画の中に盛り込ませていただいております。具体的な個々の対応は第6波をしっかりと検証する必要があると思っておりますが、現段階では対応に追われておりますので、もう少し感染が収束した時点で今後変異株に対してどう対応すればいいか改めてしっかりと定めていきたいと考えております。国の医療保健計画も恐らく第5波をベースにつくっておりましたので、今後形を変えて見直すことも検討するのではないかと思っております。国の動きも見つつ、現実にしっかりと対応できる内容をつくっていきたいと思います。
 今回、後期アクションプラン案は少し大きめな形でつくらせていただきまして、日々の対応をしっかりと検証した上で対応策をやっていく考えです。

○土屋委員
 私も細かいことを言う気はありませんし、実際に第5波と第6波で違う状況だったのも承知しています。アクションプランは日本語に訳せば行動計画であるわけですから、今回必要性を感じた部分は行動計画として中に入っていないと第7波が来たときに貫いていかなきゃならない保健所の体制、準備しなきゃならない部分についてはもっと強力に書くべきじゃないかなと。そういうところが少しアピールされることで、行動計画の中でその波及する部分――体制が整っている保健所だからこういうこともできる話にもっていかないと、次に別の感染症が来たときにバタバタと違う対応をしなきゃならないので少し工夫をしたらどうかなと思いました。

 後期アクションプラン案43ページのCパンデミックの恐れのある新しい感染症や再流行の感染症への備えに、県内の医療機関の感染症対策の機能強化という記載があり(仮称)ふじのくに感染症管理センターを設置しますと最後にまとめられていますが、逆に言えば設置してこういうことをやりますと書かないと自分の中では感染症管理センターさえ造ってしまえば解決するように見える文章に取れたので、設置することによってどうしたいか記載する必要があると思います。
 前に聞いたときには、およそ10年ぐらいの間隔で新しい感染症が来ると答弁されていた記憶があります。ということは後期アクションプランの4年間に何かが変わるわけではないので、10年間の一部として対応できる話に書いてもらわないと、第7波、第8波が来たときの対応ができる施設に取れてしまうと思ったのですが、考えを教えていただきたいと思います。

○青山感染症対策局長
 5番委員御指摘のとおり、仮称ふじのくに感染症管理センターについては10年先を見越して県の感染対策を底上げしていく施設です。確かに設置することが目的化している文章になっておりますので、検討させていただき修正対応等していきたいと考えています。

○土屋委員
 あと1点だけ言わせてもらいたいと思いますが、この2年間新型コロナで本当に――まだ2年で終わったわけではないですけれども――健康福祉部としての予定が大分ゆがめられているように見えました。その中で後期アクションプラン案として4年間を考えるのであれば、新型コロナを完全になくすところまでの目標を持って動いてもらうことが必要じゃないかなと思うので、今回の記載だけで本当に十分かなと感じます。
 ですから、増やせという意味ではないですが黒字の太字で書ける内容をもう少し増やしていただいて、今後の後期に向けてのプランとしてしっかりとやっていただくことを要望して終わります。

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