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委員会会議録

質問文書

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令和2年9月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:10/02/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○河原崎委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○伊藤委員
 一括質問方式で質問させていただきます。
 9月22日、秋分の日に草薙総合運動場このはなアリーナで静岡県のブレードランニングクリニックというイベントが開催され、私は河原崎委員長と一緒に出席、見学させていただきました。
 これは誰もが走る喜びを体験できることを知ってもらうために、競技用の義足を使って足に障害のある子供さんたちを中心に走り方を講習するイベントでした。当日はパラリンピックのメダリストの山本篤選手、佐藤圭太選手が御指導してくださいまして、子供たちが競技用の義足をつけて走っている姿を拝見し、本当に心から感動いたしました。またその4日後の9月26日土曜日にそのクリニックに参加した下田市の小学校の5年生の生徒が学校の運動会で競技用の義足をつけて徒競走を走り抜けたんですね。そしてそれが27日日曜日の静岡新聞に掲載されました。
 山本選手と競技用義足の開発を手がけている会社の代表の方がこの生徒に出会ってから運動会までの僅か4日間の間で、この義足を届けて走り方を伝授したとのことで、この生徒さんは転倒しながらも80メートルを走り抜いたということでございます。この生徒さんは小学校3年生のときに骨肉腫で片方の足を切断し、4年生のときは何も走れなかった。しかしこのブレードランニングクリニックのイベントに参加してその出会いがあったからこそ5年生のときに走れたとのことでございます。
 私はこの記事を拝見して本当に胸が熱くなりました。感動というよりも、4日前にこの競技用の義足との出会いがあったからこそ走ることができたことは、このブレードランニングクリニックの開催が本当に意義があったのではないかと思い、それと同時に私はパラリンピックの開催県として障害をお持ちの方がスポーツに取り組みやすい環境となるようパラスポーツに取り組む機会をもっと多く設けていくべきだと考えます。
 私たちは健常者でございます。障害者スポーツへの理解をもっと深めていく取組が必要であると思いますけれども、今後どのような取組を考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。

○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
 ただいま9番委員から御紹介頂きましたように、我々としましても健常者がパラスポーツに触れる機会や障害を持った方が健常者とスポーツを楽しめる機会を多く創出、提供していくことは、来年に控えておりますパラリンピックの盛り上げ、成功に向けまして非常に重要なものと考えております。そこで現在パラアスリートの方々のインタビューをホームページやSNSで情報発信する取組を行っているところです。
 今後の取組としては、パラリンピックの200日前に当たる2月頃に多くの人にパラスポーツを体験していただいて、広く面白さを情報発信していけるようなイベントをやろうと計画しております。こういった取組を重ね、パラリンピックを契機としてより多くの方が障害者スポーツを理解していただけるように取り組んでまいりたいと思っております。

○伊藤委員
 御丁寧な御説明ありがとうございました。ぜひ今後継続して続けていってくださることを心から願っております。要望して終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp