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委員会会議録

委員会補足文書

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令和2年4月臨時会厚生委員会
議案説明 【 当局側説明 】 発言日: 04/28/2020 会派名:


○藤原健康福祉部長
健康福祉部長の藤原でございます。よろしくお願いいたします。
 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が4月7日に閣議決定されたことを受けまして国の緊急経済対策への対応に必要な経費等について、本日補正予算案を提出いたしま したので御審査をお願いいたします。
 それでは、お手元の厚生委員会資料に基づいて御説明いたします。
 1ページをお開きください。
 第78号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」は(1)の表にありますとおり、補正予算の総額は64億8290万円の増額であります。この結果、年間予算額は2529億5202万6000円となります。 
 分析別内訳は(2)の表にあります。財源内訳については2ページ参りまして(3)の表に記載のとおりであります。
 3ページを御覧ください。
 補正予算事業は(4)令和2年度4月補正予算事業一覧に記載のとおり感染拡大防止策と医療提供体制の整備で9事業あります。
 4ページに参りまして学校の臨時休業などへの対応で4事業、5ページの事業者や生活者への支援で6事業、計19事業であります。
 各事業の概要につきましては、別冊資料にて令和2年度4月補正予算事業概要を配付しておりますので後ほど御覧ください。
 詳細につきましては政策管理局長から御説明いたします。
 続いて、新型コロナウイルス感染症対策の現状を御説明します。
 本日机上に配付いたしましたA4の資料を御覧ください。
 県内の感染症の状況です。4月27日現在の患者発生状況は64人であり、そのうち退院者が36人おります。また27人が感染症指定医療機関や一般の病院に入院し、入院調整の ため1人が自宅待機されています。
 PCR検査件数は2,547件、帰国者・接触者相談センターへの相談件数は30,367件、帰国者・接触者外来での受診件数は1,418件となっております。
 続いて、健康福祉部の主な対応のうち、今後感染が拡大した場合の対応について御説明いたします。
 厚生委員会資料に戻りまして8ページをお開きください。
 5の今後感染が拡大した場合の対応として、県民の皆様から今後相談が増加することを想定し、5月初旬から帰国者・接触者相談センターの電話相談業務を外部委託化し コールセンターを設置いたします。また軽症者を受け入れる民間のホテルを300室確保すべく作業を進めております。なお、対策本部に対して助言をいただく専門家会議につきましても、事態の変化に伴い強化いたします。
 次に主な項目の詳細を説明いたします。
 9ページを御覧ください。
 新型コロナウイルス感染症対策チームの設置についてです。
 これまで疾病対策課を中心に通常業務と並行しながら対応してきたところですが、感染者の増加に伴う対策の本格化やスピードを上げるためには専任で仕事に当たる必要が あることから、健康福祉部内及び他部の協力を得まして、新型コロナウイルス感染症対策チームを設置し西館4階に執務スペースを置きました。総勢38人で現在業務を遂行 しております。
 10ページをお開きください。
 保健所への応援体制についてであります。
 保健所は大きく帰国者・接触者相談センターの相談業務、PCR検査の検体搬送、陽性患者が発生した場合の積極的疫学調査の実施、病院への患者搬送など多岐にわたる業 務をこなしております。感染者の増加とともにこれらの業務が増加しているため、全庁から応援職員を加え、保健所の職員を72人増員いたします。また下段にあるとおり電 話相談業務を委託化し、保健所職員の負担軽減を図りつつ電話相談のつながりにくさを解消してまいります。
 11ページを御覧ください。
 マスク供給のこれまでの取組です。
 医療機関につきましては国が調達し、県の配分計画に基づき第4回までの配分が済んでおり、合計143万枚が配付されております。福祉施設につきましては国が布製マスクの 配分を行なったとともに県の備蓄を市町へ提供し、福祉施設へ配付をしていただきました。
 12ページをお開きください。
 消毒用エタノールにつきましては医療機関、福祉施設に国が調達し、県の配分計画に基づいて配分が3回行われております。
 13ページを御覧ください。
 今回の補正予算案での対応です。
 国の補正予算を活用し、表中の網掛けになっている部分について衛生資材の購入をしてまいります。なお、いずれの資材も2か月分とし供給が追いつかない状況であれば6月補正予算でも対応したいと考えております。
 14ページをお開きください。
 こちらは県単独予算として購入する一覧です。
 国補正予算の対象とならない施設や、国の配分では足りないと見込まれる医療施設に必要な資材を県単独で購入するものであります。なお、これらの財源には県単独の事業 に充当可能な内閣府の交付金を活用いたします。
 15ページを御覧ください。
 今後の感染拡大への対応でございます。
 対策といたしましては、1のPCR検査可能数の拡大、2のPCR検査体制の拡充、3の軽症者療養施設の確保の3点セットで進めてまいります。PCR検査可能数につい ては今月下旬には600件、5月下旬には1,000件の体制を整えます。検査可能数の拡大を踏まえて地域外来・検査センターを医師会等の協力を得ながら設置いたします。PC R検査数が増加した場合は軽症者の増加が見込まれますので、その受入れ療養施設を5月上旬には確保いたします。
 16ページは今回の新型コロナウイルス感染に係る医療体制の全体像を示したものでございます。御参考としてください。
 以上で説明を終わります。
 提出議案等の概要は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○赤堀政策管理局長
 健康福祉部政策管理局長の赤堀でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、健康福祉部関係の補正予算について御説明いたします。
 初めに、令和2年4月県議会臨時会議案の6ページを御覧ください。
 第78号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」のうち中段にある第7款健康福祉費は64億8290万円の増額で、補正後の予算額は2526億2万2000円となります。
 それでは、内訳について御説明いたします。
 令和2年4月県議会臨時会議案説明書の6ページを御覧ください。
 上段の第7款健康福祉費第1項健康福祉費第2目健康福祉企画費の補正額は9億9200万円の増額で、財源内訳は国庫支出金及び繰入金でございます。
 (1)の新型コロナウイルス感染症対策衛生資材整備事業費9億9200万円は、感染症対策に必要なマスクや消毒液等の衛生用品の購入及び医療機関等への提供を行うものであります。
 中段の第2項福祉長寿費第1目地域福祉費の補正額は6億6940万円の増額で、財源内訳は国庫支出金及び一般歳入であります。
 イ(ア)の生活福祉資金貸付推進事業費助成6億6900万円は、生活福祉資金の特例貸付に係る貸付原資の積み増しを行うものでございます。
 下段の第2目生活保護費の補正額は1800万円の増額で、財源内訳は国庫支出金であり、(1)ア(ア)の住居確保給付金1800万円は、住居を喪失した、または喪失するおそれのある離職者等を支援するため住居確保給付金の支給対象を拡充するものであります。 
 7ページを御覧ください。
 上段の第3目長寿社会費の補正額は5億5800万円の増額で、財源内訳は国庫支出金、繰入金及び一般歳入であります。
 (1)の社会福祉施設等感染症拡大防止対策事業費助成3億7000万円は、高齢者入所施設等において感染症対策に必要な陰圧装置、換気設備などの設備整備や施設の消毒等に必要な経費に対して助成するものであります。
 (2)の社会福祉サービス確保支援事業費助成1億8800万円は休業要請を受けた通所サービス事業所等において訪問などの代替サービスによる事業継続に必要な経費に対して助成するものであります。
 中段の第3項こども未来費第1目こども未来費の補正額は4億7900万円の増額で、財源内訳は国庫支出金であります。
 (1)ア(ア)の子ども・子育て支援給付費負担金1億5200万円は、保育所等の臨時休園等に伴い保育料を減免した市町に対して費用の一部を負担するものであります。
 イ(ア)の保育対策等促進事業費助成1億800万円は、感染症対策に必要なマスクや消毒液等の衛生用品を整備する認可外保育施設に対して助成するものであります。
 (2)ア(ア)の放課後児童クラブ運営費助成1億1400万円は、小学校の臨時休校に伴い放課後児童クラブの開所時間の延長等に必要な経費を市町に対して助成するものであります。
 8ページをお開きください。
 (3)ア(ア)の児童入所措置費1億500万円は、特別支援学校等の臨時休校に伴う放課後等デイサービスの利用拡大により追加的に要する費用に対して助成するものであります。
 中段の第4項障害者支援費、第1目障害者支援費の補正額は9390万円の増額で、財源内訳は国庫支出金であります。
 (1)ア(ア)の若者こころのSOSサポート事業費470万円は、平日のLINE相談の実施期間を拡充し若年層を対象としたこころのケア対策を強化するものであります。
 イ(ア)の障害者総合支援法関連事業費5600万円は、障害者就業・生活支援センターの生活支援を拡充するための体制強化や遠隔手話サービス等による聴覚障害者の相談体制の整備等を行うものであります。(イ)の障害分野ロボット等導入支援事業費助成2250万円は、介護ロボットの導入や在宅就労のためのテレワークシステムなどの設備整備を行 う障害福祉サービス事業所等に対して助成するものであります。
 (2)ア(ア)の障害者働く幸せ創出事業費1070万円は、事業所の生産活動や受注に係るマッチング等の支援を行う企業向けコーディネーターを増員し、障害者の就労機会を確保するものであります。
 下段の第5項医療費、9ページに参りまして第1目医務福祉費の補正額は36億6400万円の増額で、財源内訳は国庫支出金であります。
 (1)ア(ア)の感染症患者入院医療費負担金9300万円は、勧告や措置を受けて入院した感染症患者の入院経費を負担するものであります。
 (イ)の新型コロナウイルス感染症対策事業費助成5億7100万円は入院可能な病床を整備するため、人工呼吸器やECMOなどの医療機器を整備する医療機関に対して助成するものであります。
 (ウ)新型コロナウイルス感染症対策事業費30億円は、軽症者などを受け入れる民間宿泊施設等の借り上げや帰国者・接触者相談センターにおける電話相談窓口の拡充など医療提供体制の整備を行うものであります。
 下段の第6項健康費第1目健康増進費の補正額は860万円の増額で、財源内訳は国庫支出金及び一般歳入であります。
 (2)アの高齢者介護予防緊急対策事業費850万円は、自宅で過ごす時間が長くなる高齢者に対して健康体操の広報やオンラインによる通いの場のモデル事業を実施するものであります。
 続きまして、報告案件でございます。
 議案の21ページ、議案説明書の27ページをお開きください。
 報告第9号は国が新型コロナウイルス感染症の緊急対応策を示したことに伴い、生活福祉資金の貸付け原資造成経費に係る歳入歳出予算について令和2年3月25日に専決処分したので報告するものであります。 
 私からの説明は以上でございます。
 御審査のほどよろしくお願いいたします。

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