本会議会議録


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令和6年10月人口減少社会課題対応特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/08/2024 会派名:


○和田委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 それでは、これから当委員会の調査報告書作成に向けて、委員間討議を行います。
 これまで執行部と質疑、県内視察、県外視察、そして本日の参考人からの意見聴取を進めてきたわけですが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえまして、提言内容を固めていきたいと考えております。
 A3の資料2の提言内容検討経緯を御覧ください。
 これまでの調査を踏まえ、提言の骨子案を記載したもので、表の左側から本委員会の調査の観点、そして現状・課題を記載し、その右の列は第3回委員会で説明のあった県の施策、そしてその右の列は、第3回委員会や視察において各委員からあった意見、そしてその右は、県内視察・県外視察の各調査結果で、一番右の列がそれを踏まえた提言の骨子案でございます。
 外国人材の活用等については、運輸・建設業、それから医療・介護の両方の観点にかかってきますので、別立てにして、5ページ及び6ページにまとめて記載してあります。
 現在までのこの提言内容の骨子案を踏まえて、皆様の御意見を聴取してまいりたいと思いますので、本日の参考人からの意見も踏まえて、御発言がございましたら発言願いたいと思います。ございますか。

○勝俣委員
 いただいた資料は、十分に目を通していませんけれども、今日の参考人から出たような医師の確保の話や特に今のマッチボックスというのは、何か提言の中に書いてあるんでしょうか。

○和田委員長
 当然、今日の内容はまだまとめていない状況です。

○勝俣委員
 入ってないですか。では私は、今日は参考になったんで、盛り込んだほうがいいのかなと感じました。以上です。

○中沢委員
 ちょっと確認させてください。
 キャリア教育、多様な働き方、外国人材の活用等の環境整備という項目があって、現状・課題と県の施策と何とかこうとか記載があるではないですか。ということは、教育を盛り込んでもいいんですか。

○和田委員長
 構わないと思います。

○中沢委員
 今日は今日として、また次回、参考人招致があると思うんで、皆さんの意見を聞いてから、さらに深掘りがあると思いますから。
 少なくとも今回のネタの中で、現場にも行ってないんですが、そのキャリア教育のことで言うと、地元の企業や地元経済界が求めている人材は、高卒で即戦力というか、高卒で働いてくれている人に対して、非常に期待と魅力があるということを、どの商工会議所に行っても異口同音に聞くわけです。
 ところが、県の施策として、実はキャリア教育は、そういうことに子供たちが興味をそそるキャリア教育はあまりないという批判を受けているんですね。具体的に言うと、中学のキャリア教育が高校進学にほぼ影響を及ぼさないようなキャリア教育だと。また高校のキャリア教育自体も、本当に就職していく、例えば生きがい――この分野で働くことの興味で、何を目指すか、そういったキャリア教育の深掘り的なものがあまりにもなさ過ぎるんだと、通り一辺倒過ぎるんだと。そういう意味のキャリア教育のありよう、またその深掘りする部分に、もっと商工会議所を含めた経済界と連携して、キャリア教育の在り方そのものも見直して、若い世代の働くことに対する関心や、いろいろな手に職をつけることも含めた、いわゆる自分の将来についての部分の教育をもっと推進してほしいというのがある。
 県の施策上、これはかなりドラスチックな話になりますけれども、人口減少だからといって、一律に学校のクラスを減らすわけですよ。1クラス減らす。この地域の高校はここもここもここも減らす、これも減らすと。一番きついところになると、統廃合という話になるわけです。いずれにしても、今、人口減少だから、この人数が減ったもんで、そうするとこうやってばっとやると、ここのこれをまた減らしますってやっているけれども、だったら、商業、工業は減らさないで、商業、工業に進学したくなる子を養成するキャリア教育をして、そしてそのキャリア教育にのっとって、商業、工業に進学したくなる子を養成して、そして社会に即戦力で出てもらうようにするように、施策としてしむける必要があるんではないかと。単純にクラスを、商業も工業も普通科もみんな減らしますよっていうのは、いかがなものかという意見を出してくれと、商工会議所に言われたので出しました。

○和田委員長
 私の個人的な意見を言わせてもらえば、そのとおりだと思います。普通科の一般的な教養を高めればいいというような教育が一般的ではないですか。静岡県はものづくりの県ですから、そこに特化するようなキャリア教育というのは、これを残していくべきだという提言は、至極当たり前の大事な提言だと私個人は思っています。
 取りあえず皆さんにお配りしたのは、今日以前をまとめたものということで、今日の参考人招致のことを踏まえて、これに書き加え、そしてさらに、公共施設の提言も早めに作って、次の委員会招致の前には皆さんにお配りします。そして次の参考人招致のときには、その提言とマッチしない部分もあるかもしれませんが、皆さんの中から少しでもこう提言をしようと思っているんだけれども、こういう方向性はどうですかというような質問が参考人に対してできれば、さらに提言内容がよくなるんじゃないかという気がします。そういう観点で、ただ参考人の言うことに対して質問するのではなくて、委員会としてこのように提言をまとめたいと思っているんだけれども、そういう観点でどうですかという質問ができるように、しっかりと委員の皆さん方で勉強していただいて、次の委員会に臨んでもらいたいというのが私の思いでございます。いかがでしょうか。よろしいですか。
 初めて今回、取りあえずペーパーを作りました。それはそれでしっかり読んでもらって、次の参考人招致に臨みたいと思いますので、そういう形でよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)

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