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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年決算特別委員会
野田文教警察分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/12/2021 会派名:


○藪田委員長
 次は、文教警察分科会委員長 野田治久君。

○野田文教警察分科会委員長
 文教警察分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち教育委員会及び公安委員会関係であります。
 最初に、教育委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、教職員住宅管理計画の概要についてただしたところ、当局から今年4月現在、教職員住宅の入居率は42.9%で年々減少している、老朽化した教職員住宅については順次解体、廃止しているが民間賃貸住宅等の供給が十分でない地域では需要が伸びており、引き続き現行計画に基づき必要な戸数は維持していく、また3年後の知事部局の職員住宅管理計画の改正に合わせ教職員住宅管理計画を改正する予定であり、これにより知事部局が所管している職員住宅との相互乗入れ、共同管理の条件等を統一化し組織横断的な維持管理による効率的な職員住宅の運用に努めるとの答弁がありました。
 これに対し委員から、共同管理は経費削減に資することから、対応できるものは令和6年度の改正に合わせるのではなく早急に対応されたいとの意見がありました。
 次に、高等学校等奨学金返還金等の収入未済分の回収に向けた取組についてただしたところ、例年は督促状の発送や電話、家庭訪問などにより督促を行っているが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により家庭訪問ができなかったため内容証明郵便により督促を行った、1年以上の長期にわたって未納が続いている方については債権回収業者等に委託して重点的に回収を行っており、令和2年度は弁護士法人事務所に委託したことにより令和元年度に比べ1300万円以上の未済額を縮減することができた、今後の取組としては、現在の単年度契約を長期契約に変更することでさらなる回収率の向上が見込まれるため課題等を整理して準備を進めているとの答弁がありました。
 これに対し、個々の事情があるとしても、返還義務があるものは確実に返還させる取組を進められたいとの意見がありました。
 このほか、幼稚園等新型コロナ対策体制整備事業費助成の市町における活用状況、県立学校等長寿命化事業費の不用額の内容などについても質疑がありました。
 次に、公安委員会関係について申し上げます。
 警察本部企画調整費における特殊詐欺被害防止のテレビCMの内容と効果についてただしたところ、地元タレントを起用した2本のテレビCMを制作し放映した、放映前の3か月の1月平均を比べると特殊詐欺被害件数は22.3%減、詐欺電話受理件数も44.2%減など一定の効果が認められた、また県民を対象としたアンケートではCMを見て危機意識が高まったと回答した人が9割を占め、CMの高い伝達力が特殊詐欺被害防止の機運醸成にも効果があったので今後もCMを活用した被害防止対策を実施していくとの答弁がありました。
 これに対し、詐欺の実態をテレビ番組で取り上げてもらうこと、高齢者が集まる場での周知、ボランティアで啓発活動をしている方の活用など様々な特殊詐欺被害防止対策の取組を実施されたいとの意見がありました。
 このほか、高齢者の孤独死の取扱件数と検案に当たっての課題、信号機の新設及び撤去の状況などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分の決算につきましては、全員一致をもって、認定すべきものと決定いたしました。
 以上で、分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp