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委員会会議録

質問文書

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令和5年11月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 よろしくお願いします。今日はありがとうございました。私は静岡市民なので、静岡鉄道のジャストラインがバスの運行もかねてからずっとやってくださっているんですが、そんな中で、今日御説明いただいたものが、まさにすっかり当てはまるという印象を持って伺いました。
教えていただきたいのは2つあって、1つずつ伺います。
1つは、既存のバス会社、ジャストラインに限らないのですが、既存のバス会社の車両の大きさだったり、その維持費にかかるであろうコスト、そしてまた熟練の方々への人件費の高さ等も課題にあると思って見ています。
 そんな中で、新しい車両の入替えをしたり、既存のバス会社の運営についての補助体制や支援体制には、どんな課題あるいはどういう制度があるのかを教えていただきたいのですが、ありますでしょうか。

○堀内参考人
 車両については、基本的にどの会社も、例えば13年で更新するとか、15年で更新するとかという、いわゆる更新のスパンを決めております。したがって、車両の数によりまして、毎年何台更新しないといけないかという車両数が決まってくるかと思います。
 そういう中で、最近は収入が減少しているので、その更新年数を増やしている状況にございます。したがいまして、本来であればその更新時期に合わせて新車を入れていかないともたないわけでございますので、その新車を入れるためのいわゆる財政力と言いますか、そこが今、不足しているという状況になっております。
 静岡県におきましても、いわゆる生活交通路線を走るバスについては、1社1台の減価償却費の補助がございます。これは今1社1台に限られておりますので、例えば、300台持っている会社も1年に1台分、10台持っている会社も1年に1台分といった補助制度になっておりますので、これについても車両数に応じて支援が必要だと考えております。

○相坂委員
 ありがとうございます。
もう一つは、やはりドライバーの確保のことがよく言われていますけれども、外国人の方々の活用というのは、ちょっと何かタブー化、タブー視されている気配も感じるものの、例えば建設業界からは、やはり交通誘導員にも実習生を入れるべきじゃないかというような、警備員も含めて。警備員が足りなくて建設工事ができないというケースも多々あるわけで、そうして考えると、そこの門が開かれていけば、ドライバーの中にも外国人の方々が参入してくる機会はどんどん増えていってもいいじゃないかと思いますが、何か活用についての課題等は感じられますでしょうか。

○堀内参考人
 現在、日本バス協会でも、外国人を活用できないかということで、今、国交省と一緒に議論を進めております。その中で、バス運転者については、まだ技能実習制度の対象になっていないということでございますので、まず、技能実習制度の対象にできるかどうかという入り口の議論をしている状況になっております。
 それから、警察庁との関係の中では、外国人に二種運転免許を取らせることができるのかという、これも一つの課題です。現在は外国人は二種の運転免許は取れない状況になっておりますので、そこも一つ今課題をクリアしようとしております。
 バス事業者の反応としましては、いわゆる経路が決まっている企業の従業員輸送であるとか、市内の短い輸送とか、貸切バスの輸送だったら、これはもう外国人でも全然できるのではないかと思っておりまして、いわゆる乗合バスなどになると、作業が必要ですので、なかなか外国人がすぐに参入は難しいかもしれませんが、運転だけに特化した事業であれば、十分に外国人の活用は可能だと考えております。
 これはバス事業者のほうからも、外国人もそろそろ使わないといけないよねという話はよく聞いているところでございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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