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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年決算特別委員会文化観光分科会
決算等の説明 【 当局側説明 】 発言日: 11/08/2021 会派名:


○植田スポーツ・文化観光部長
 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、令和2年度のスポーツ・文化観光部関係の主要な施策の成果及び予算の執行実績につきまして、私と広岡スポーツ担当部長から説明いたします。
 まず、令和2年度の静岡県歳入歳出決算書のスポーツ・文化観光部の令和2年度一般会計の歳出に係るものといたしましては、附140ページ第6款スポーツ・文化観光費、附226ページ第11款教育費のうち第1項の総合教育費、附236ページ第6項大学費、附246ページ第10項私学振興費、附250ページ第12款災害対策費のうちの第1項観光施設災害復旧費、附258ページ第7項空港施設災害復旧費になります。なお具体的な歳入歳出決算につきましては、後ほど説明をいたします。
 それでは、令和2年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の1ページをお開きください。
 初めに、主要施策の総括についてでございます。1主要な施策の目的に記載のとおり、全ての人
々が能力を発揮して活躍できる環境を整備するた
め、総合教育会議等を運営したほか、人づくりの
推進、私立学校における魅力ある学校づくりの支
援、魅力ある高等学校、学術の振興を図る施策を
展開いたしました。
 また、国内外との活発な交流の中で本県の魅力を幅広く発信し世界の人々が憧れる地域づくりを進めるため、文化の振興や富士山に関する総合的な取組に加え、観光交流、スポーツ交流、富士山静岡空港の利活用など交流人口の拡大に向けた施策を展開いたしました。
 さらに、障害に対する理解と相互交流の促進のため障害者スポーツと文化芸術活動の振興を図る施策を展開いたしました。
 次に、2主要施策の実施状況及び評価と課題のうち、(1)子どもが健やかに学び育つ社会の形成についてであります。
 ア安心して出産・子育てができる環境づくりにつきましては、私立幼稚園の教員の資質向上や幼小連携の促進に向けた取組を支援したほか、教員の給与改善に係る経費に対する助成を実施いたしました。
 イ「文・武・芸」三道鼎立の学びの場づくりにつきましては、総合教育会議を開催し本県教育の課題等について協議するとともに、県教育振興基本計画の進捗状況を評価し課題や今後取り組むべき施策を総括的評価として取りまとめました。
 また、県民自らが行う人づくりの実践活動を促進するため、人づくり地域懇談会の開催を働きかけたほか、人づくり推進員研修会や広報を行いました。
 さらに、私立学校の自主性、独自性を生かし魅力ある学校づくりを図るため、各校の特色ある取組を支援したほか、私立学校におけるいじめ、不登校等の対策強化に向けたスクールカウンセラー等の配置、教育環境の整備充実に対して助成いたしました。
 次に、(2)誰もが活躍できる社会の実現についてであります。
 ア活躍しやすい環境の整備と働き方改革につきましては、リカレント教育の趣旨や意義を普及啓発するとともに、教育プログラムの提供体制を構築するため県民及び企業を対象にニーズ調査を行いました。
 3ページを御覧ください。
 イ次代を担うグローバル人材の育成につきましては、日本人学生の海外留学を推進するため、ふじのくに海外留学応援フェアのオンライン開催に取り組んだほか、インドネシアの高校生に対し県内高等教育機関等における優れた研究を紹介するなど将来の本県への留学意識の醸成を図りました。
 また、静岡県立大学及び静岡文化芸術大学がそれぞれの強みを生かした質の高い教育・研究活動を展開していくため財政支援を行いました。
 さらに、本県高等教育の充実と大学の教育研究成果の地域への還元を図るため、ふじのくに地域・大学コンソーシアムへの支援を通じ、大学間及び大学、地域との連携強化に取り組みました。
 次に、(3)“ふじのくに”の魅力の向上と発信についてであります。
 ア、スポーツの聖地づくりにつきましては、一昨年のラグビーワールドカップ2019に引き続き東京2020オリンピック・パラリンピックを本県のスポーツ振興の絶好の機会と捉え、国内外との交流拡大に取り組むとともに、アスリートの育成支援などを通じてスポーツの聖地づくりを推進いたしました。
 ラグビーの聖地化につきましては、聖地化の方向やアクションプランを取りまとめたほか、エコパスタジアムのラグビーの聖地化を進めていくため、小笠山総合運動公園の芝生広場にラグビーポールを設置し同時に5面使用できる環境を整備いたしました。またラグビー教育の推進などラグビー文化の醸成を図りました。
 東京2020オリンピック・パラリンピックにつきましては、自転車競技の開催効果を継続させるため、競技団体や施設所有者等の関係者で組織したレガシー推進委員会で検討された方針に基づき、日本サイクルスポーツセンターについて強化育成の拠点として地位確立や大会等の開催を目指すなどサイクルスポーツのレガシー創出に向けて取り組んだところであります。
 また、東京2020オリンピック・パラリンピックの本県開催の成功に向け輸送・セキュリティ対策などの準備のほか、三密回避など新しい生活様式を取り入れた機運の再醸成に取り組むとともに、都市ボランティアの研修を行いました。
 聖火リレーについては、実行委員会を設置しルート選定やランナー選考などの準備を進めたほか、事前キャンプ受入れマニュアルの作成支援等新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、海外選手団の受入れに向け準備を進めました。
 続いて、5ページを御覧ください。
 イ文化芸術の振興につきましては、文化プログラムの推進のため、県域プログラムの実施及び準備を行ったほか、文化資源の掘り起こし等を目的に祝祭プログラム及び文化の力活用プログラムとして26件のプログラムを採択し、プログラムコーディネーターによる支援活動等を実施いたしました。
 また、地域密着プログラムを中心にさらに継承、発展させるため、アーツカウンシルしずおかを静岡県文化財団内に設置いたしました。
 県民が文化芸術に触れる機会の拡充につきましては、ふじのくに子ども芸術大学やふじのくに芸術祭等を開催するとともに、県立美術館、ふじのくに地球環境史ミュージアム、グランシップ、SPACでの様々な取組を通じて県民が文化に親しむ機会を提供いたしました。
 6ページを御覧ください。
 世界遺産富士山につきましては、日本国政府が、富士山の保全状況報告書をユネスコ世界遺産センターへ提出し、現況は既存の規制手法で十分に対応できている旨などを報告いたしました。
 また、富士登山における安全対策については、令和3年の開山に向けた富士登山における新型コロナウイルス感染症の感染防止策を検討し新しい富士登山マナー、山小屋コロナ対策ガイドライン及び富士山におけるコロナ感染防止対策を取りまとめました。
 富士山世界遺産センターでは、富士山に関する調査研究、セミナーの開催、企画展や常設展による情報発信などを実施した結果、開館からの累計来館者数100万人を達成いたしました。
 文化財の保存活用につきましては、文化財保存活用サポートセンターを設置し、市町の計画作成の支援を行うとともに、ふじのくに文化財保存・活用推進団体認定制度の創設などの人材育成やしずおか文化財ナビなどの情報発信の取組を進めました。あわせて県指定文化財の新規指定を行うとともに、国・県指定文化財の保存・修理事業等に対し助成を行いました。
 7ページを御覧ください。
 ふじのくに文化財オータムフェアを実施するとともに、静岡県埋蔵文化財センターにおいて文化財の展示、講演会や体験学習などの学びの場を提供いたしました。
 次に、(4)世界の人々との交流の拡大についてであります。
 ア世界クラスの資源を活かした観光交流の拡大につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年5月の本県の宿泊客数は対前年比18.2%と大きく落ち込みましたが、新型コロナウイルス感染症に関する対応指針を策定し内容の浸透を図るとともに、観光関係者等による感染防止対策の実践を促進した上で、観光促進キャンペーン「今こそ!しずおか!!元気旅!!!」等を展開し観光需要の回復に取り組みました。
また、旅行者のニーズや属性を踏まえたマーケティングやデジタル技術の活用を一層進めるため、観光デジタル情報プラットフォームを構築し動的データの収集を行いました。
 8ページをお開きください。
 駿河湾フェリー事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い年間の輸送人員は対前年比61.7%となりましたが、半額キャンペーンなどの乗船促進策により令和2年8月の乗船者数は対前年比167%となりました。また船の魅力や利便性の向上を目指す経営改善戦略を策定し、環駿河湾地域の3市3町と連携して利活用促進に取り組むことといたしました。
 イ交流を支える交通ネットワークの充実につきましては、富士山静岡空港が令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により欠航や運休が相次ぐ厳しい状況となりましたが、航空会社に対する運航支援や新しい生活様式に対応した開放型、分散型のツーリズムの推奨により旅行事業の喚起を図ったほか、空港アクセスバス及び乗合タクシーの運行による交通アクセスの改善や乗合タクシーへのキャッシュレス決済の導入、空港MaaSの推進を行い空港の利便性向上に取り組みました。
 9ページを御覧ください。
 空港と空港西側県有地の一体的かつ計画的な整備を促進するため、ゾーニングや土地利用イメージを富士山静岡空港西側県有地活用方針として取りまとめて公表いたしました。
 次に、(5)安心して暮らせる医療・福祉の充実についてであります。
 ア障害のある人が分け隔てられない共生社会の実現につきましては、障害者スポーツ応援隊による普及啓発や競技会の開催等に加え、パラリンピック競技を中心とした障害者スポーツの体験機会の拡大を図りました。また県障害者文化芸術活動支援センター「みらーと」の運営や障害のある人の作品を有償で借り受けて作者に還元するモデル事業――まちじゅうアートに取り組みました。
 続きまして、スポーツ・文化観光部の主要施策についてその概略を御説明いたします。
 なお、スポーツ局につきましては、後ほど広岡スポーツ担当部長より御説明いたします。
 それでは1枚めくって10ページをお開きください。
 政策管理局についてであります。
 部内の人事、予算、経理など、施策の円滑な運営を図るほか、関係各課と連携を図りスポーツ・文化観光施策の企画調整、広報計画の取りまとめ、総合計画等の進捗管理を行いました。
 V企画政策課の2(2)東静岡周辺地区整備関係につきましては、東静岡駅南北が一体となった文化とスポーツの殿堂の形成に向け、静岡市と県・市連絡調整会議を設置し南北公有地の活用に向けた協議、調整等を行うとともに、県立中央図書館の整備時等における東静岡駅南口の歩行者用通路の検討を行いました。
 続きまして、文化局について34ページをお開きください。
 文化政策課についてであります。
 37ページをお開きください。
 (2)県民が文化芸術に触れる機会の拡充につきましては、ふじのくに子ども芸術大学やふじのくに野外芸術フェスタの開催などを通じ、国内外の優れた芸術文化の鑑賞や体験の機会を提供したところであります。
 続きまして、42ページをお開きください。
 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたことから、コのふじのくに#エールアートプロジェクト促進事業費やサの文化施設における新型コロナウイルス対策事業費により、県民が安心して楽しめる文化芸術の鑑賞・体験機会を提供いたしました。
 49ページからが文化財課についてであります。
 2(1)文化財の適切な保存・管理につきましては、51ページをお開きください。
 カの文化財行政費に記載のとおり、新たに4件の文化財を県の指定文化財に指定し貴重な文化財の保護に努めました。
 続きまして、56ページからが富士山世界遺産課でございます。
 2(1)富士山の適切な保存管理につきましては57ページ、(ウ)a富士山における安全対策につきましては、登山道閉鎖に係る周知を行ったことに加え令和3年の開山に向けた新しい富士登山マナー、山小屋コロナ対策ガイドライン及び富士山におけるコロナ感染防止対策を取りまとめ、令和3年3月に公表したところでございます。
 続きましては、65ページの総合教育課についてです。
 2(1)社会全体の意見を反映した教育行政の推進につきましては、総合教育会議を開催し知事と教育委員会が本県教育の課題等について協議したほか、県教育振興基本計画の進捗状況について外部有識者の意見を踏まえ評価書を取りまとめたところであります。
 72ページからが大学課であります。
 73ページ(3)海外との交流の促進につきましては、県内高等教育機関が一丸となってグローバル人材の育成に取り組むふじのくに大学グローバル化プロジェクトを実施するため、ふじのくに地域・大学コンソーシアムの体制を強化し県内外の日本語学校の留学生を対象に県内大学への進学フェアをオンラインセミナー形式で2回開催いたしました。
 続きまして、79ページから私学振興課であります。
 2(1)幼児教育の充実から89ページの(11)専門性を高める教育の充実までに記載のとおり、教育条件の維持向上、保護者の経済的負担の軽減及び学校経営の健全性の向上を図るため、私立学校に対して各種の助成を行ったところであります。
 次に、観光交流局、94ページになります。
 2(1)DMOを核とした観光地域づくりの推進につきましては、DMOを核とした観光地域づくりの推進を支援したほか、旅行者への効果的な情報提供や旅行商品の開発促進等に活用するため、観光デジタル情報プラットフォームを構築いたしました。
 次に、96ページをお開きください。
 ウ観光地ワーケーション推進事業費につきましては、県内観光地でのワーケーション受入れを促進するためアンケート調査やモデル事業を実施し本県でのワーケーション実施の方向性の検証等を行いました。
 続きまして、107ページ、(7)新型コロナウイルス感染症の対応についてであります。
 110ページの中ほどでございます。
 新型コロナウイルス感染症が拡大し県内観光産業が大きな打撃を受けている中、観光産業の早期回復のため、観光促進キャンペーン「今こそ!しずおか!!元気旅!!!」を実施し、県内宿泊施設への宿泊者を対象とした宿泊助成事業等に取り組んだところであります。
 続きましては空港振興局、119ページであります。
 空港管理課についてであります。
2(1)空港の機能と利便性の向上につきましては、平成31年4月から公共施設等運営権制度を活用した新たな運営体制に移行したことに伴い、運営権者に対してモニタリングを実施し適切に事業を実施していることを確認いたしました。
 120ページをお開きください。
 (2)空港を拠点とした地域の魅力づくりの推進につきましては、空港及び空港周辺のさらなる発展につなげるため、空港旅客ターミナルビルに山梨県との協働施設ふじのくに空のしおり3776を整備いたしました。
 続いて、123ページからが空港振興課についてであります。
 1(1)航空ネットワークの充実と利用拡大につきましては、富士山静岡空港の利活用を促進するため富士山静岡空港株式会社や富士山静岡空港利用促進協議会と連携して航空会社に対する運行支援や各種の事業に取り組んだところであります。
 126ページをお開きください。
 (2)空港の機能と利便性の向上につきましては、富士山静岡空港の公共交通アクセスを確保するため、JR静岡駅及びJR島田駅とのアクセスバスの運行、並びに西部及び中東遠地域乗合タクシーの運行への支援を実施いたしました。
 以上が主要な施策の成果の概要であります。
 続きまして、令和2年度予算の執行状況についてです。
 初めに、歳入決算状況であります。
133ページをお開きください。
表の最終行に記載のとおり、令和2年度のスポーツ・文化観光部における歳入決算は、予算現額が142億3918万5000円、調定額が133億1805万円余、収入済額が133億1704万7000円余であります。
 予算現額と収入済額との比較では、9億2213万7000円余の減となっておりますが、これは主に129ページ中段から130ページにかけてですけれども、国庫支出金の減によるものであります。
 続きまして、歳出についてです。
 134ページをお開きください。
 項ごとの内訳についてでありますけれども、第6款スポーツ・文化観光費のうち、上から2行目の第1項スポーツ・文化観光費につきましては、予算現額28億1876万1000円に対しまして支出済額27億9313万8000円余、不用額2562万2000円余であります。
 中段の第2項スポーツ費については、予算現額26億381万2000円に対しまして支出済額20億4966万3000円余、翌年度繰越額3億2217万5000円、不用額2億3197万3000円余であります。
135ページを御覧ください。
 中段の第3項文化費については、予算現額42億1241万8000円に対しまして支出済額39億6249万6000円余、翌年度繰越額1億8465万2000円、不用額6526万9000円余であります。
 137ページをお開きください。
 中段の第4項観光交流費については、予算現額35億5384万7000円に対しまして支出済額25億8247万8000円余、翌年度繰越額7億1683万8000円、不用額2億5453万円余であります。
 続きまして、138ページ中段の第5項空港振興費については、予算現額16億1337万9000円に対しまして支出済額12億3805万円余、翌年度繰越額6848万9000円、不用額3億683万9000円余であります。
 次に、139ページ中段第11款教育費のうち、第1項総合教育費については、予算現額2265万円に対しまして支出済額1915万3000円余、不用額349万6000円余であります。
 3段下の第6項大学費については、予算現額69億5772万2000円に対しまして支出済額67億9138万8000円余、翌年度繰越額1億5500万円、不用額1133万3000円余であります。
 続いて140ページ上から4行目の第10項私学振興費については、予算現額293億8586万5000円に対しまして支出済額292億4734万円余、翌年度繰越額2790万円、不用額1億1062万4000円余であります。
 続いて141ページ下段の第12款災害対策費のうち、第1項観光施設災害復旧費については、予算現額1100万円に対しまして支出済額1100万円、不用額はありません。
 3行下の第7項空港施設災害復旧費については、予算現額1440万円に対しまして支出済額1040万円、不用額が400万円となります。
 138ページに戻っていただきまして中段の翌年度の繰越額の主なものは、新しい生活様式に対応する観光地域づくり事業費において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により事業期間を変更したことによるものであります。
 不用額の主なものについては、138ページ中段の観光施設整備事業費、さらに139ページ上から1行目の就航・海外交流促進事業費における補助金の確定等によるものでございます。
 次に、143ページからが工事明細表であります。
 工事の執行状況につきましては、145ページにかけまして、工事ごとに契約額、支出済額、工事期間、契約方法等を記載しております。
 最後に、決算審査意見に対する説明については、お手元に配付いたしました令和2年度決算審査意見に対する説明書の27ページから38ページにかけまして記載のとおりであります。
 私からの説明は以上のとおりでございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○広岡スポーツ担当部長
 私からは、スポーツ局の主要施策について御説明いたします。
 令和2年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書12ページをお開きください。
 スポーツ政策課についてであります。
 2(1)サイクルスポーツの聖地の実現に向けた取組につきましては、サイクルスポーツの聖地創造会議から助言を受けながら静岡県自転車活用推進計画に掲げた施策、措置を円滑に進めるとともに、実践結果をフィードバックすることで定期的なモニタリングを実施いたしました。
 15ページをお開きください。
 (3)ラグビーの普及やファン層の開拓によるラグビー文化の醸成につきましては、ラグビー聖地化の実現に向け、関係者が一体となって取り組むことを目的とした検討会を設置し、聖地化の方向性やアクションプランを取りまとめました。
 17ページをお開きください。
 エコパスタジアムをラグビーの聖地として発信していくため、小笠山総合運動公園内へのモニュメント設置やラグビーワールドカップ2019の1周年記念イベント等を開催するとともに、小笠山総合運動公園の芝生広場にラグビーボールを設置し同時に5面使用できる環境を整備しました。
 20ページをお開きください。
 スポーツ振興課についてであります。
 22ページをお開きください。
中段の(4)トップアスリートの活動・強化支援につきましては、国民体育大会をはじめとする各種全国大会において本県出身選手が活躍できますよう競技団体などが実施する強化合宿、遠征、ジュニア選手の育成・強化事業への助成や、ジュニア期からトップアスリートまで各段階で効果的な指導ができる人材の育成及び指導体制の強化を図りました。
 23ページを御覧ください。
 ウ、スポーツイノベーション推進事業費につきましては、大学等と連携して科学的根拠に基づく競技力向上策の調査研究を行いました。
 24ページをお開きください。
 (7)障害者スポーツの振興につきましては、スポーツ活動を通じて障害のある人の自立と社会参加を促進するため、競技用義足の体験会や県障害者スポーツ大会を開催いたしました。
 27ページをお開きください。
 オリンピック・パラリンピック推進課についてであります。
 2(1)自転車競技本県開催の成功に向けた取組につきましては、新型コロナウイルスの影響により大会が1年延期になったことに伴い、交通輸送対策や警備・セキュリティ対策などの準備等に影響がないよう、静岡県開催の推進体制の整備を再構築しました。
 29ページをお開きください。
 大会延期によって低下した機運を再醸成するため、コロナ禍でのイベント開催は難しいところではありましたが、対策を徹底した上で森大会組織委員会会長、橋本オリパラ担当大臣をお招きしトラック競技内定選手の激励会を開催したほか、1人でも参加できるウェブスタンプラリー等を実施し自転車競技の本県開催に向けて機運の醸成を図りました。
 31ページをお開きください。
 (5)おもてなしの準備でございますが、本県に訪れる方をおもてなしする都市ボランティアについても進学や就職等で参加困難になった方がおりましたことから、再募集を行ったほか、研修の内容にコロナ対策を追加して本番に備えました。
 32ページをお開きください。
 聖火リレーにつきましては、沿道の観覧スタイルを検討しランナーの走行区間や日程等の再調整を行いました。
 (2)事前キャンプ誘致の推進につきましては、新たに三島市とアメリカの男子バレーボールチームとの覚書締結が実現し、合計16市27件となっております。
 私からの説明は以上のとおりでございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○江間委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、政策管理局、スポーツ局及び文化局関係の質疑に入ります。
 なお、11月2日の決算特別委員会で決算特別委員会における審査についての資料が配付され決算審査における主なポイントが記載されていましたが、決算案件のみを審査するため、いわゆる所管事務調査の質問は審査の対象外ですので避けるようにお願いいたします。
 また、審査の過程で委員の皆さんから出された意見については新年度予算編成に生かすため分科会意見として集約、整理して決算特別委員会委員長へ提出いたしますので、積極的な発言、御意見をよろしくお願いします。
 では、発言願います。

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