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委員会会議録

質問文書

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令和5年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:12/14/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伊藤(和)委員
 分割質問方式でお願いいたします。
 私は、今定例会の会派代表質問をさせていただきました。このときに県立ふじのくに国際高等学校の開校に向けた取組について質問させていただきました。池上教育長から御答弁頂きましたが、多様で自由な多部制、単位制で、池上教育長が最も重視する探究学習を軸に思考力を養い他者と協働して課題解決につなげる力を育てる探究モデル校として、県立学校各校を牽引するトップランナーを目指しており、学校の説明会を5回開催して延べ1,400人を超える参加者があったと聞いております。期待の大きさが感じられます。池上教育長からは本当に期待に満ちた御答弁を頂き本当にありがとうございました。感動いたしました。その期待が今後の意欲ある入学希望者につながっていかなければ意味がないと思います。
 さて、これから入試が始まります。私は少し調べさせていただきましたが、今回一般選抜の中で学校裁量枠として探究活動、意欲の枠を設定するそうですが、その詳細を教えていただければと思います。

○桑原学校づくり推進室長
 学校裁量枠については、まず探究活動という観点がございます。探究活動については、中学校の総合的な学習の時間において探究活動をどのようにやってきたかの実績、また例えば高校においてこんなふうにやっていきたいという活動意欲を審査項目としております。
 また、もう1つ意欲という観点がございまして、2つのうち1つの項目について審査を行います。この2つのうち1つというのは、一芸に秀でているもの、例えば日本ではトップクラスで私は非常に秀でているから見てくれというところを生かして高校でその能力をしっかり伸ばしていきたいというところ、もう1つは中学校における出欠席の状況に関わらず高校において積極的に学校生活を送っていこうという意欲を見ると。その2つのうちどちらかを審査項目にしております。

○伊藤(和)委員
 よく分かりました。ありがとうございました。
 では、特別選抜というのは今回実施されるのでしょうか。

○桑原学校づくり推進室長
 今回、特別選抜は実施しないこととしております。ふじのくに国際高校は自由で主体性を尊重する学校であるとともに、探究的な学びを実施する探究モデル校として今後国際バカロレアも導入する見込みであります。これまでにない学校を目指しているということで、学校の独自性を踏まえて今回の入学者選抜でもその独自性を生かせる学校裁量枠として選抜したほうがよいと考えました。今後入学者の状況も見ながらどんな選抜方法が適切なのか検討していくことになると考えております。

○伊藤(和)委員
 実は今回、私の代表質問の傍聴に地元森町と袋井市の方が約50名ほど来てくださいました。年代別には20代から80代までの幅広い方ですけれども、本当に申し訳ないのですが、このふじのくに国際高等学校を御存じの方が1人もおりませんでした。しかし傍聴に来ていただいたおかげで、池上教育長の答弁を聞いて、小学生と中学生のお子さんをお持ちのお母様がすごい興味関心を持ってSNSで発信してくださいました。そうしたらそれがシェアされて拡散されて、このふじのくに国際高等学校を知る方が増えたことにつながったのではないかなと思い大変うれしかったです。たった1人の方が情報発信してくださり多くの方につながっていく。これはやはり今の時代のSNSの力かなと思いました。受験生の皆さんが夢と希望に満ちたこの新しい学校で学べるチャンスをもっともっと広げていっていただきたいと思います。情報発信の必要性をすごく感じており、ほかにもいろいろなやり方があると思いますが、今後このふじのくに国際高等学校をどのように周知されていくのかお伺いします。

○桑原学校づくり推進室長
 情報発信については、これまでも池上教育長の答弁にもありました学校説明会を行わせていただきましたが、学校の広報ポスターをJRの駅に掲出したりPR動画のインターネットでの配信もしてきました。今後さらに次のようなことを考えております。
 まず1つには、12月26日火曜日に国際バカロレアシンポジウムを島田市のプラザおおるりで行います。こちらは国際バカロレア教育の魅力を発信するとともにふじのくに国際高校の紹介もする予定でございます。
 2つ目には、来年1月1日発行の県民だよりにおいてふじのくに国際高校の特集を組んでいただく予定ですので、また御覧頂ければと思います。
 もう1つ、ラグビーの静岡ブルーレヴスの試合が12月17日と1月27日にありますが、ヤマハスタジアムの大型モニターでふじのくに国際高校のPR動画を流していただく予定です。そういうことも含めながら効果的な情報発信に努めてまいりたいと思っております。

○伊藤(和)委員
 今までに加えて様々な取組をお聞きしました。来年4月はもうすぐです。1人でも多くの方が希望し受験できるような体制づくりが必要かと思いますので、これからも試行錯誤しながら取り組んでいただきますよう要望を申し上げて私の質問を終わらせていただきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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