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委員会会議録

質問文書

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令和元年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:10/01/2019
会派名:自民改革会議


○植田委員
 分割質問方式で数点お伺いいたします。
 台風15号が関東で猛威を振るい、千葉県は大変な被害を受けまして我が静岡県でも伊東市を中心に大変な被害が出たと聞いております。特にけさ机の上に危機管理部から教育委員会の所管する県立学校、特別支援学校の15校で65カ所の被害があったとの報告書がありました。
実際復旧の見通しが立っているのかどうか、それから昨年も大きな台風がありましたが、その対応はもう完了しているのかどうかも含めてお伺いします。
 そして、県立学校については老朽化が大分進んでいて、それでなくても劣化等が進んでいる、修繕等もままならない状態だけれども予算がない中で、特に今回この自然災害が起きたんですけれども、どこを見ても補正予算に載ってきてないんですよね。予算確保をどうしているか単純にお伺いいたします。

○木野参事兼財務課長
 台風15号につきましては、特に伊豆半島周辺の伊東、熱海、下田等で倒木やフェンスが倒れたのが主な被害でして、倒木等につきましてはすぐに撤去したのですけれども、建物の防水シートが飛んだりしたのは数百枚になりますので業者に見積もりをとって修理する予定です。
 今回のような災害ですと、80万円以上の施設被害に対しては3分の2の災害復旧の国庫補助が入りますので、昨年は1月に査定がありましたけれども2000万円の全体被害があり幾つか当たりますのでその準備をするとともにできるところはどんどんやっていくと。今現在65カ所と言いましたが、もう既に21カ所の倒木、ガラスの修繕をやっております。ただ残りの3分の2につきましては、今予算の手配とか見積もりの準備をして年度内には済ませるようにやりたいと思います。
 補正予算に関しましては、執行はもともと修繕費等が23億円あり、今回2000万円ですので未執行分で対応したいと考えております。
 昨年の台風24号で約5億円の被害がありました。施設でいいますと学校93校、それ以外にも教育施設合わせて100を超える施設で、箇所でいいますと442カ所被害がありました。420カ所、95%は処理が終わっていますけれども、例えば体育館の屋根や大きな防水シートは数千万円の工事になりましたので設計をしっかり組んで年度内に終わるように執行しているところであります。
 その予算につきましては、今かなり手いっぱいで億円単位になりますと難しいので、今後もし災害があって必要となれば昨年12月にやりましたけれどもまた補正予算を考えてまいりたいと思います。

○植田委員
 ありがとうございます。
特に老朽化への対応は滞らないように我々も頑張りますけど予算確保に頑張っていただきたいと思います。

 次に、先週土曜日に静岡県が共催している東海道五十七次交流会に出席してまいりました。先ほどお伺いしたら木苗教育長もお出かけになっていたとのことです。御挨拶できなくて済みませんでした。
5番委員ともお話ししたんですけれども、五十七次とは新しく四次ができたのかというお話をします。実はそうじゃない。五十三次というのは安藤広重が日本橋から滋賀県の大津までの宿場を絵に残したということで東海道五十三次になっています。ところが実際には大津から京都の淀川の淀宿、大阪の枚方宿、最後に守口宿の全部を加えて五十七次だったという事実ですね。昨今どこぞの国が歴史を歴史としない風潮がある。歴史が語っているように、この事実をぜひ私は事実として東海道は五十七次だったことを徹底していただきたいと。どこぞの教科書には東海道五十三次と載っている県もあるそうなんですよ。ところが実際には東海道は五十七次だったと。
こういうことを含めて、問屋と書いてといやという問屋場が57つあったとぜひ我々は後世にも引き継いでいかなければならない。ラグビーワールドカップがあったので午前中だけで午後いられなかったのですが、この点について木苗教育長さん、あの場におられたとのことです。所見を少しよろしくどうぞ。

○木苗教育長
 どうもありがとうございます。志田さんが講師をやられていたんですけれども、あの方はもともと蒲原の出身なんですね。お宅が上場会社で僕も何回も行ってもう3年ぐらいおつき合いしているんですけれども、この間は僕もラグビーに行きまして午前中だけだったんですけれども。私のところへも10回ぐらい来てくださっていて、副読本的なものもつくろうとか子供たちにやっぱりちゃんとした歴史を学んでもらうと。一応JR東海道沿線も全部というか。この間は知事も来られました。そして京都までは確かに五十三次だけれども、実際に大阪まで行くと五十七次となることも含めて私も何冊も本をいただいています。やはりその辺をちゃんとしようと総務省にもお願いして国もかかわっています。また県教育委員会の皆さんにも志田さんを紹介して一度勉強会をやることも考えております。
 まだ今は何カ所かいろいろと説明に上がってくださっていますけど、この間も総務省が来てちゃんとやられましたので、静岡県としてもしっかりしたことを皆さんに御理解いただいてから教育委員会としてどうするか、副読本的なものもつくろうかとやっているところです。
 それと、ついきのうの朝志田さんが来てくれまして本当に熱心にやってくれるものですから、彼は東海道と中山道もやっていまして、私も歴史は大好きですのでその辺も含め、皆さんに御理解いただける時間を設けてお話しさせていただこうと思っています。

○植田委員
 ありがとうございます。
事実は事実として、ぜひ後世に伝わるようにしていっていただきたいと。志田さんはJR東海の元専務だったことも含め、実は歴史のことでなくてJR東海という言葉にひかれてあの方に近づいたのが事実です。最近歴史にのめり込むようになったんですけれども、少なくともここにいる皆さん、東海道は五十三次ではなかった、五十七次であったという事実をぜひ胸に刻んでいただきたいと思います。
 それから、余談ですけれども教育委員会のせいではないですけれども、文教警察委員会説明資料2の1にバックキャスティングという言葉が出てきまして2番委員とお話したのですけれども、バックキャスティングとウィキペディアで調べたら書いてある字のごとくフォアキャスティングの反対でさかのぼって政策を語ると。ぜひ教育長さん、我々戦後間もない生まれの人間にとって片仮名の言葉は括弧書きで書いていただかないとちょっとわかりにくいものですから、括弧書きをしていただきたい。そのことを要望しまして質問を終わります。

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