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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 一問一答方式でお願いします。
 総合計画後期アクションプラン案243ページです。
 地域資源を生かした文化芸術の振興の活動指標がありまして、SPAC公演等鑑賞者数の現状値が2万1727人、目標値は毎年度4万5000人となっております。
 目標値を上げることは大変いいことだと思いますけれども、コロナ禍だったので2万1727人になっているのか、コロナ前はどうだったのか、まずそれを教えてください。

○室伏文化政策課長
 SPAC公演等鑑賞者数の2020年度の2万1727人につきましては、コロナの影響で席数を半分にしたり中止になったものもあってこの数字になりました。ちなみに前年の2019年度は4万3251人です。

○渡瀬委員
 分かりました。そうなるとさほど大きな人数を目標値には挙げていないという捉え方でよろしいですか。

○室伏文化政策課長
 演劇の都構想もつくりまして、SPACの舞台芸術公演なども活用しながらやっておりますが、やはり座席数がどうしても少ないものですから、限界として4万5000人でいきたいと思っております。

○渡瀬委員
 コロナ禍を前提としても頑張って4万5000人にするのだと思いますけれども、目標値に向かって努力していただきたいと思います。

 もう1つ、それと関連するんですけれども次のページにSPACの運営の安定化の促進ということで自主財源の割合があります。2022年では49%、2025年では60%となっております。今説明のあった目標値4万5000人に対して、この自主財源の割合は低過ぎないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

○紅野文化局長
 全体収入から県の補助金と委託費を除いたものを自主財源と定義しています。2021年現在でSPACの自主財源率は45%です。2025年には15%アップを見込んでおります。
 どういう形で見合うようにするかですが、まずは中学生鑑賞事業として1万5000人ぐらいを無料招待しているものに5000万円ぐらいかかっているのを寄附等で賄うぐらいの頑張り方をする。それから公演とか出演料のアップでプラス5000万円上乗せして、合わせて1億円上乗せすることによって、全体で6億2000万円ぐらいの運営費がありますので、今の45%から60%になります。
 この15%は大したことがないと思われるかもしれませんが、1億円をプラスするのは非常に難しいと思っています。ただ経営の安定という意味では外部資金を導入することは非常に重要ですので、SPACとしても汗をかいていただいて、県も後はよろしくではなくて一緒になって外部から取り入れる方策を考えて目標達成に向けて頑張っていきたいと考えています。

○渡瀬委員
 無料招待とかがあって先ほどの目標値4万5000人にその数字が入るかと思いますけれども、2万1000人から4万5000人は、人数でいけば倍近くになっているではないですか。そうなればチケットだって倍近く売れると思えるんです。その中に無料招待があればチケット代は発生しないので、それを差し引いてもある程度の収入はあるのではないかなと思うので、その辺の整合性がよく分からないんです。自主財源率をもっと上げるべきではないかなと思うんです。

○紅野文化局長
 今から1億円を上乗せするのは非常に厳しい。ただ難しい難しいではなくてまずはこの数字を目標として、実際に外部資金を取り入れる面では欠けていたと思っていますので、見込みが立つならここでもっと上げるべきだし、まずはやらせていただきたいと思っています。

○渡瀬委員
 分かりました。とにかく年間4万5000人を集客して、5年後には自主財源率が今から15%上がるということですね。
 例えばコロナが収束して、もっともっと努力していただいて集客数が上がれば、目標値も当然その都度変えていく考えでいいですね。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp