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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:10/28/2019
会派名:無所属


○山本委員
 それでは、一問一答方式で質問させていただきます。
 まず、平成30年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の16ページの地域防災を担う人材の育成でございます。
 この表によりますと平成30年度5,428名の修了者がいらっしゃって、非常にたくさんの方がこの育成講座を受けて修了していただいたと認識しております。定員300名に対して184名、70名に対して33名、各局50名程度に対して409名でこの定員が目標数だと思いますが、目標数は何名で達成率は何%だったのか教えてください。

○吉永危機情報課長
 それぞれの講座につきまして、基本的には会場をベースに開催いたしますので、例えば上段のふじのくに防災士養成講座ならば静岡の会場を本拠として遠方の方のために沼津会場、浜松会場で開催します。その会場のキャパシティーを前提に募集をかけておりますので、7番委員のおっしゃった個々の目標はおいてございませんが、それぞれの会場の定員に対して参加を呼びかけて、結果としましては修了者欄の方々に参加していただいた状況でございます。

○山本委員
 ありがとうございます。
 事業を起こすときに目標を立てて、それに対して達成できたかどうか数字を出さないと検証できないと思いますので、次回からは必ず目標を立てていただくようお願いいたします。
 
 その中でも、行政職員防災講座を2回やっておりますが、100名の定員に対して52名、13名と参加者が非常に少ないと思いますが、どのように分析しておりますでしょうか。

○吉永危機情報課長
 会場のキャパシティーに応じて募集をかけており、日を限定していること等もございまして各市町等の防災担当職員に必ずしもおいでいただけるとは限りません。できれば直接聞いていただくのがいいかと思いますけれども、日程の都合等で参加していただけない場合については研修内容の共有の徹底を図っていきたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございました。
 では、実際にこの修了した5,400余名の方がこの先どういった活動をしているか把握されていますでしょうか。

○吉永危機情報課長
 これだけたくさんの研修がございまして、例えば上段のふじのくに防災士につきましてもどのように活用するのか従来からいろいろな御指摘を受けております。
 これまでも含めますけれども、こういった講座を受けた方がどのような活動をしているのかについては、例えば我々が発信する広報誌等への寄稿のために断片的に情報をいただくことはございますが、細かく情報をいただくことまでは先方も忙しかったりするので徹底できておりません。
 せっかく知識を踏まえて活動していただいたのであれば、それを広めていただくことを協力願いまして、もう少し活動状況について情報収集に努めてまいりたいと思います。

○山本委員
 済みません、少しいじわるな質問でした。
 個人的には講座を受けて終了した人は既に災害に対する心構えというか気持ちがあり、それだけでも大きなプラスだと思っております。
 来年度もぜひこういった講座を事あるごとに機会を設け、1人でも多くの県民の方が講座を受けるだけでも修了者となれば余計意識も高まるので、継続をお願いしたいと思います。

 続きまして、説明資料22ページ、ウの(イ)風水害への対応でございます。
 平成30年度は気象警報の発表に対して23回の事前配備、各地に職員が行って情報収集に当たっておりますが、この情報収集に対して今後のさらなる改善点や、ここは失敗したなどがありましたらお聞かせください。

○酒井危機対策課長
 風水害での情報収集体制についてお答えいたします。
 県では、過去にも災害情報の収集体制に課題があったことから、市町の情報を把握するため被災情報が市町から上がってくる前に積極的にとりにいく必要があると考えております。
 今年度の台風19号などでは、沼津土木事務所修善寺支所や被災の大きかった伊豆の国市、伊東市などに職員を事前に派遣して情報収集に努めました。
 今後とも、甚大な被害が予想される台風等の風水害においては、市町の状況を注視しながら必要に応じて市町の支援連絡幹部等を事前に派遣するように調整してまいります。
 また、7番委員御指摘の改善等ですが、今後より効果的な派遣方法についてはさらに研究していきたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 できましたら今後はもう一歩突っ込んで、事前配備で情報収集と現場での指揮もできるように進めていただけたらと思います。

 続きまして、説明資料27ページ、消防力の現況等々でございます。
 消防力の現況について、消防ポンプ車などの消防施設は年々充実しておりますが、かなめでございます消防団員数は年々減少してとまっていないのが大きな課題だと思います。
 そこで、消防団員確保のための施策と執行額がわかりましたら教えていただきたいと思います。

○細沢消防保安課長
 消防力、消防団の関係ですけれども、説明資料の28ページに消防関係の決算額が載っております。
 1つは、(ア)にあります公益財団法人静岡県消防協会に対する支援で2900万円。それからもう1つ(イ)に消防団の資機材の充実強化で、緊急地震・津波対策等交付金のメニューの中に消防団への支援等がございまして、消防団の資機材や詰所、車両の更新などに合計で3億円の支援を行っております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 例えば、消防団体強化指導事業費助成に対して評価はされておりますでしょうか。

○細沢消防保安課長
 制度的な事業評価はやっておりませんけれども、毎年決算や随時の理事会等を通じて、我々もオブザーバーとして参加して内容を聞きながら、よりよいものになるように毎年アドバイスさせていただいております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 どちらかというと、消防団の強化は環境の改善ですとか消防団員の方が活動しやすいようにする部分であって、消防団員の人数をふやすことにまず取り組んでいかないと地域での活動が縮小してしまうと思います。
 企業に補助金がありましたよね。ああいったものをもう少し拡充して、本人が入ってもいいなという以上に、周りができれば入ってやりなよと言える環境を構築できるようにお願いしたいと思います。
 いずれにしましても、私は危機管理部の皆さんは減災・免災、それから災害時の避難確保等々非常に本当によくやっていただいていると感じております。その中でもどうしてもソフトが中心になるんですけれども、減災・免災の部分では災害時に、先ほどもあったように危機管理部がタワーになって各部局に連絡をとるほかに事前に減災の部分でもリーダーシップをとっていただいて、例えば交通基盤部に、ここは危ないから早く直してくれなども含めて全体の部局をまとめていっていただけたらいいかなと思います。
 いわゆるハードとソフト面がしっかりかみ合った減災、免災がとれるようにお願いしまして質問を終わります。ありがとうございました。

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