本会議会議録
質問文書
令和6年6月定例会総務委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 伊丹 雅治 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 07/01/2024 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○伊丹委員
一問一答方式で伺います。
浙江省友好交流促進基金は、昭和57年にできた基金ですが、今後中国以外の他地域との交流を展開していく上で本基金を柔軟に有効活用できないかという提案、質問をさせていただきたいと思います。
この議論は、平成31年の総務委員会でもされています。目的を広げるためには当然条例改正が必要になってくるわけですけれども、そこでお伺いします。
浙江省との交流を維持しつつ、新たな地域との交流も促進するために条例を改正したりまたは基金を区分管理し目的を多様化することは可能でしょうか。例えば浙江省交流分とその他地域交流分といった形で管理することで基金の活用範囲を広げることができると考えますが、県の所見をお聞かせください。
○小関地域外交課長
昭和57年は本県と浙江省が友好提携した年でございまして、そのときに浙江省展があったそうですけれども、大変好評でその展覧会の剰余金を頂き、それに市町と県がお金を出し合ってできた基金と聞いております。
平成31年の総務委員会の議論は存じ上げず申し訳ございませんが、目的が中国浙江省との友好に資するためとなっているものですから、浙江省以外との交流に使うことができるのかできないのか関係部局とも調整してみないと分からないのですが、いろいろな国と連携して3か国で実施する事業もございますので、例えば浙江省とどこかなど浙江省を絡めながら広げていくやり方はあると思いますので、関係部局とも連携して使い方を検討していきたいと思います。
○伊丹委員
冒頭、松村地域外交担当部長からインドの活力を取り込むためにインドとの地域交流を強力に推進するという御説明もありました。我々議会でも議連が立ち上がりまして、まさに静岡県を挙げて本腰を入れてインドとの交流が今後展開されていくだろうと考えます。
平成31年の総務委員会では、イタリアや台湾が例に出され議論されたんです。つまり交流相手国が確定されていない、想定の議論でした。
今回の総務委員会においては、県としてもさらに一歩踏み出しているフェーズに入っていると思います。
基金の運用益から考えれば、そこまでする必要はないというお考えもあるかもしれませんが、私は浙江省との友好関係を維持しつつ、また歴史をしっかりと重んじながらも、今後の地域外交を見据え本基金を有効に活用し県民にとって有益な交流事業を展開していくべきと考えます。
ぜひ御検討頂ければと思います。以上で質問を終わります。
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