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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:無所属


○山本委員
 よろしくお願いします。
 一問一答方式で質問させていただきます。
 まず、建設委員会説明資料4ページですが、先ほど5番委員からも質問がありましたとおり県民の日常生活を支える重要な社会インフラである地域の交通としてバス、鉄道、船舶が入っておりますけれども、船舶の中に駿河湾フェリーが入っていないのは社会インフラではないとの御認識でしょうか。

○仲野地域交通課長
 今回対象としています船舶につきましては、県内唯一の離島航路で船舶の指定区間として国土交通大臣が生活交通として指定されているものを対象としております。

○山本委員
 駿河湾フェリーは国の指定航路に認定されていないとのことですが、どういう形態で運航しているのでしょうか。

○仲野地域交通課長
 指定区間とは、船舶以外に交通機関がない区間、または船舶以外の交通機関によることが著しく不便である区間になりまして、当該区間に係る離島、その他地域の住民が日常生活、または社会生活を営むために必要な船舶により輸送が確保される区間となります。
 また、今回日常生活、社会生活を営むために運行を休止することができない船舶で初島航路1航路を対象としております。

○山本委員
 ありがとうございました。ようやく理解できました。
 FDAも同じ認識でよろしいでしょうか。

○仲野地域交通課長
 FDAにつきましても指定区間ではありません。

○山本委員
 ありがとうございました。
 対象の乗合バス1,456系統は確かに重要な社会インフラですが市町が自主運行する過疎地域を中心とした乗合バスについてはどういったお考えでしょうか。

○仲野地域交通課長
 今回の運行助成は交通事業者を対象としており、市町自主運行バスは市町が運行主体で収入減については市町が負担することとなりますが、市町自主運行バス事業は県の既存の補助制度において支援しております。

○山本委員
 ありがとうございました。
別枠で市町にも補助があるとの認識でよろしいでしょうか。

○仲野地域交通課長
 既存の補助制度でございます。

○山本委員
 ありがとうございました。
 次に、説明資料5ページのタクシー車両新型コロナウイルス感染防止事業費助成について質問させていただきます。
 先ほどまた5番委員からも質問があり、タクシーの中に個人タクシーも含むとのことでございました。私が考えるには売上げが落ちた個人タクシーで持続化給付金が100万円支払われます。例えば50台とか100台持っている法人のタクシー会社は200万円を申請すれば支給がある中でこういった補助をしていくと、個人タクシーはまあまあいい状態になると思うのですが法人のタクシー会社は負担が大きくて、たくさん車両を保有している会社のほうが経営的には苦しいとの声をお聞きしているのですが、その辺格差はどのようにお考えでしょうか。

○勝又都市局長
 タクシーにおける新型コロナウイルス感染症対策の助成については、今後新型コロナウイルスの状況がどのような形に収まっていくか分かりませんが、県内に訪問される方もいらっしゃるかと思います。そのときに安全・安心で、お客様の目から見たときに安心してタクシーが使える状況も必要かと思いまして、今回はシートに助成します。当然ながら会社、個人、いろいろ分かれるかと思いますが同じ利用者の視点で検討しているところです。

○山本委員
 ありがとうございます。
 その観点からいきますと、補助上限額であるキャッシュレス決済機能搭載車両には1万円の補助、搭載していない車両には5,000円の補助とあります。キャッシュレスはお釣り等のやりとりがなく、感染防止の面で乗客にとっても安心感があるわけですから、キャッシュレス決済機能の搭載を推進する必要があると思うんです。ですから5,000円というのであればこの際だからキャッシュレス決済機能を搭載しようとする方に対する補助金も必要だと考えますが、いかがお考えでしょうか。

○仲野地域交通課長
 助成金の差について、説明資料の5ページにもありますがキャッシュレス決済機能が搭載されている車両につきましては飛沫感染確率が5.7%、キャッシュレス決済機能の搭載率は87%で、8割以上の車両にキャッシュレス決済機能等の機能が搭載されております。
 今回、キャッシュレス決済機能を搭載していない車両が一緒にキャッシュレス決済機能を搭載すれば上限1万円の助成、インセンティブが働くよう差をつけております。
 現在、ほとんどのキャッシュレス決済の業者が実質無料で車両につけられますので、そういったものを利用して、搭載車両を増やしていくことを考えております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 残りあと13%ですので、キャッシュレスシステムに関しては無料で機器を搭載することができて、5,000円ではなく1万円の助成になるとタクシー協会、個人タクシーも含めてしっかりとお伝えの上、すべての県内タクシーがキャッシュレス決済機能を搭載し防護のビニールもつけて安全である形にしていただきたいと思いますが、何か徹底をお考えでしょうか。

○勝又都市局長
 新型コロナウイルスの関係では、4月の1番ひどい時期にコンビニのレジにシートがあって、あれっという感じを受けました。ただ今となっては普通の状況になっております。タクシーも全ての車両でそのような形になって、静岡県のみならず全国的にもどのような波及があるか分かりませんが、安心感を持って利用できる形で取り組んでいきたいと思います。

○山本委員
 ありがとうございました。
 続きまして、説明資料6ページの浜名湖ミナトリング開催等事業費について質問させていただきます。
 先ほど5番委員からも感染防止について質問がありましたが、確かにキューバへミングウエイカップは世界大会でして、浜名湖で開催されることになれば全国、世界からカジキマグロ釣りのファン、それからあんな大きい魚は見たことないと観光客が押し寄せるので、目標来場者数2万人も可能じゃないかなと思っていたのですけれども、ヘミングウエイカップが中止を決めたとなるとミナトリング単独で行った場合の目標来場者はどのくらいを見ていたのかお願いします。

○吉村港湾振興課長
 まず、昨年度の来場者数が4,300人だったものですから単独で開催するならば前年度を目標としています。単独でやればそれぐらいだろうと目標を持っておりました。ただ今回共催によりイベントとPR等で相乗効果が生まれ、5倍の2万人と設定をさせていただきました。

○山本委員
 ありがとうございます。
ということは、目標数が4,300人で2日間の開催でしたので1日2,150人と。しかし屋外で、数か所でプレジャーボートの体験やジェットバイク、模擬店やら地域の物産店が出ているわけですから、そもそもこれが密の状態なのか疑問があります。
 それから、共催だから、ヘミングウエイカップが中止だから中止とはあまりに安易であって、片側は中止にしたけれども単独で何か開催できないか、来年につなぎとめるために縮小してでもできないかなどの模索はされましたでしょうか。

○吉村港湾振興課長
 まず、ミナトリングは屋外で行われますが地場産品の提供や船のエンジンの展示などブースを設置します。ブースの周りは密になることが考えられます。それからプレジャーボートや漁船の体験乗船も密の状態になることがありまして、実行委員会としても調整して実施できないか検討したんですけれども、完全な感染防止の確証が得られず、まずは安全の確保で今回中止に至ったところです。

○山本委員
 ありがとうございました。
 確かに今年度中止と決めたのは、時期が新型コロナウイルスの真っただ中、謎のウイルスにより安全を決めたのはやぶさかではないと思いますが、先ほども5番委員からありましたように、来年度に向けて9月の委員会でやるかやらないかを決めることは早急じゃないかと思います。9月の委員会で方向性だけ決めて、来年の4月とか5月の段階で新型コロナウイルスの状態を見極めてからでも遅くないと思いますし、また県西部の住民の期待も大きいので、9月の実行委員会で早急に結論を出すのではなく審議するようにお願いしたいと思っておりますが、もう結論を出すと決定しているのでしょうか。

○吉村港湾振興課長
 地元の方々の御意見等はやりたいとの声が多くありまして、実行委員会の各メンバーの意見も来年度実施したいとの声がありますが、反面新型コロナウイルス関係の対策につきましては非常に重要な課題であると考えておりますので、9月頃からイベント内容と実施方法などにつきまして話合いを継続していくこととしております。まだ来年度の開催までは時間がありその間に全国各地でいろんなイベントも開催されると想定されていますので、実施方法等を参考にしながら最善の方法を議論していきたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございます。
 最後の質問ですが、今回中止で当初予算から400万円マイナスするとのことですが、来年度に向けた通常予算はしっかり組んでおりますでしょうか。

○吉村港湾振興課長
 来年度の予算につきましてはまだ決まっておりませんが、事務局として当初予算では計上していきたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございました。地元の期待は大きいのでぜひとも前向きに、形を変えてでも開催できるようにお願いをしたいと思います。

○和田委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は13時30分といたします。
( 休 憩 )
○和田委員長
 それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑を継続します。
 それでは、発言をお願いいたします。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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