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委員会会議録

質問文書

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令和5年8月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:西原 明美 議員
質疑・質問日:08/07/2023
会派名:自民改革会議


○西原委員
 御説明いただきましてありがとうございます。
 一問一答方式でお願いします。
 交通基盤部都市局地域交通課で御説明いただきました、ふじのくに地域公共交通計画の件ですけれども、令和6年度からということですが、この全体的なスケジュールをお伺いしてよろしいでしょうか。

○平野地域交通課長
 ふじのくに地域公共交通計画について、お答えいたします。
 この計画そのものは、令和6年度から令和10年度までの5年間ということで考えておりますが、計画の策定に向けては2050年を目標として、2050年頃に向けて、その姿からバックキャスティングというか、令和10年度までの5年間の計画を立てるに当たって、そこを見据えて作っています。計画そのものは、昨年度から議論を始めておりまして、今年度末に計画を策定する予定となっております。

○西原委員
 すみません。私の質問が少し足りなかったので、大変申し訳なかったんですが、私どもこの特別委員会自体は、公共交通の在り方を含めて調査検討するわけですけれども、それが1月末に答申、提言が2月くらいに上がってくるスケジュール感です。その提言が生かされる余地があるのか、ないのか。本来であれば、せっかく同じ時期にやっているので、そこの提言をぜひ含めていただきたいなという思いもあるんですけれども、そのスケジュール感を再度伺います。

○平野地域交通課長
 8月25日に計画の素案を御審議いただいて、12月には計画案についての審議を協議会の中で予定しております。その後でということになると、一応この計画が国の補助制度と連動しているということもありまして、年度内にこの地域公共交通計画を策定していかないと、国の地域公共交通確保維持改善事業の補助金の交付のスケジュールに追いついていかないっていうところがネックとしてはあるということでございます。

○西原委員
 スケジュールが間に合わないということでありますので、ここで少し私の考え方というか、意見を申し上げたいと思います。
 目指す姿のイメージ、また計画の基本的な方針というところですが、方針のところに、乗りやすい、乗ってみたい公共交通サービスの提供という表記があり、そして目標に対して、地域の誇りということで、シビックプライド。理想を掲げるのはいいが、今、各部署から御説明いただいた内容、高齢者の免許返納であったり、また観光も含め、いろいろなところの御意見が出ている中、その取りまとめとして、あまり漠然とした目標、またはその取組の方針ということになると、本当に末端の利用される方々への計画に結びつくのかどうかという点で、もう少しこの辺の基本的な考え方や計画の目標設定について、御議論または少し御検討いただきたいなと、私、個人的には思っております。それは意見で結構です。
 
 今日、様々なところの、観光であったり、地域の問題であったりということで、多くを頂いたので、非常に当委員会でまとめ方が難しいだろうと思っているが、まず一点、地域の福祉の部分で、住民ボランティアによる、通院であったり、買物であったり、そういった移動交通の支援に関して、藤枝市も実施しておりますが、ボランティアに参加してくださる方々が非常に高齢で、3年、4年たつと、その方が利用者になるという状況で、それが継続していけるか非常に疑問があります。これは、自分たちで自発的に作ろうというよりも、行政から地域でやってくれという形の社会福祉協議会であったり、地域の自治会の協力を得て形は出来上がりましたが、それ以降続くかどうかというのが、ボランティア参加者からも声が出ています。その辺の問題点で、県で把握してる部分、考えていらっしゃる部分があったら、伺っていきたいと思います。

○鈴木福祉長寿政策課長
 ただいま御指摘いただきました点につきましては、市町でも課題として把握しているところでございまして、私どもといたしましても、課題として認識しております。
 ただ一方で、この運転ボランティアにつきましては、地域課題の中で把握されたものではありますが、高齢者の方、確かにボランティアをやって、最終的には、自分が運転する側ではなくて、利用する側に変わってくるという部分はございます。高齢者の方、高齢者といっても、80歳、90歳になってくると難しいかと思いますが、60代後半、70代前半くらいの、私ども壮年熟期と呼んでおりますが、そういった比較的元気な高齢者の方に、社会参加の一環として運転ボランティアに参加していただくということも1つの考え方として持っております。そこは繰り返し繰り返し運転ボランティアを養成していただいて、まずはある程度自分が社会参画をして、運転ボランティアに参加していただく。いずれ自分がちょっと衰えてきたかな、運転ちょっと厳しいかなとなってきたときには、今度は利用者に回っていただくという形で、循環した形で、継続的な養成を進めていっていただきたいと思っております。
 また、そのための支援は県としても積極的に行ってまいりたいと思っております。

○西原委員
 はい、ありがとうございます。
 現実的な問題から言いますと、60代の運転手はほとんど少ないです。大体75歳以降の後期高齢の方々がボランティアで参加している。先ほど警察からも御説明ありましたけれども、もう免許返納を多分していただきたい方々がやっていらっしゃるのが実態ですので、そこはかみ合ってないと非常に思うんですけれども、地域それぞれの事情があるでしょうが、まだ60代はなかなか地域のボランティアに参加するには、正直まだ仕事を持っていたりということで、大変難しい年齢なのかなと思っております。今、ちらっと声が出ましたけれども、これをボランティアに託すというその行政の姿勢っていうこと自体に、ちょっと問題があるのではないかと思っています。
 実際、本来であったら、タクシー事業者が賄えるところなんですが、本当にコロナ禍以降は、運転手、ドライバーが見つからなくて、地域ではタクシーの予約ができないんですね。その予約ができないっていうことは、病院に行く予約もできない。その時間になったら電話してみてください、車があったら行きます、事前の予約は車の運行を止めてしまうので、タクシー会社は受け付けないという現状ですので、そういったところへの支援を含め、本来は事業者がやるべき仕事が回ってないのかなと思います。意見として、以上です。

○宮沢委員長
 はい、次、発言願います。

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