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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伊藤委員
 一問一答方式でお願いいたします。
 産業委員会提出資料5ページの水質分析による漏水元判別技術について、先ほど6番委員から御質問がございましたがもう少し深掘りさせていただきたいと思います。
 まずは、水道イノベーション賞特別賞の受賞おめでとうございます。道路を掘削せずに短時間で漏水の原因を特定するこの技術は本当にすばらしいと思います。
 この研究を始められたきっかけについてお伺いしたいと思います。

○青山水道企画課長
 道路に染み出している水が水道管からの漏水なのか、あるいは地下水なのか、これまでは掘削してみないと分かりませんでした。掘ってみたけれども地下水だったこともあり非常に無駄な作業を行っておりました。これを何とか解決できないかと考え、企業局の水質の専門職員と知恵を出して分析による判別をやってみようと研究いたしました。

○伊藤委員
 今定例会の本会議の質問の中で、県内の水道管は令和元年度でおよそ21%が法定耐用年数を超えているとの御答弁がございました。私の地元森町と令和3年4月に協定を締結しておりますが、この協定の締結より市町にとってはどのような具体的な効果があるのか教えていただきたいと思います。

○青山水道企画課長
 まず、掘削する前に判別することができるため、道路の通行止めなどの無用な交通規制をかけなくて済み、判別してから作業すればよくなります。 また、特に水道に従事する職員が少ない市町につきましては緊急の呼び出しや、対応する時間が軽減される効果があると思います。
 ちなみに、これはまだ協定前の出来事ですが森町内で2件の漏水判定の調査を研究段階で実施し、2件とも漏水ではなくて地下水であることが判明して無駄な掘削をしなくて済んだことがございました。

○伊藤委員
 ありがとうございました。
 今後、県内の自治体へ拡大を図るとのことですが、まだ協定締結した市町がない駿豆水道がございますよね。
 駿豆水道においてもこの技術は使用可能なのかお伺いさせていただきます。

○青山水道企画課長
 この技術は、駿豆水道管内でも使用可能です。
 具体的には、現在三島市と協定締結に向けた協議を進めており、間もなく締結できると考えております。

○伊藤委員
 ありがとうございました。次に移らせていただきます。
 新たな工業用地造成の事業化に向けた取組についてお伺いさせていただきます。
 6月定例会の本委員会で、工業用地と開発可能性調査の助成、技術支援の実施について質問させていただきました。森町とは活発に意見交換をなさっていると御答弁がございました。
 説明資料では、今後の市町における工業用地造成に向けた取組を加速化するため経済産業部企業立地推進課との連携を強化し、積極的な広報を実施しているとのことですが、具体的にどのような取組を実施しているのかお伺いさせていただきます。

○福石地域整備課長
 経済産業部との連携強化による広報の取組についてお答えさせていただきます。
 企業局では、これまでも補助制度や事業スキームなどの地域振興整備事業について市町の理解が深まるような取組を機会があるごとに行ってまいりました。今年度は経済産業部との連携を強化し、先月ウェブで開催した企業立地専門研修会に講師として参加し、企業局の補助制度による調査の積極的な活用を促しました。
 具体的には、富士山麓フロンティアパーク小山を例に工業団地を整備するとどれぐらいの経済効果があるのか紹介するとともに、現在造成中の富士大淵工業団地について富士市の職員から計画の構想段階におけるエピソードを交えた事例紹介をいたしました。終了後のアンケートでは、これから県や企業局と話をしてみたい、あるいは富士市の取組事例は特に参考になったとの御意見を頂きました。今後はこうした意見をしっかりと企業局の補助制度の利用強化につなげ、事業化の加速を実現していきたと考えております。

○伊藤委員
 詳しく御説明してくださいましてありがとうございます。
 この取組を推進していくためには、どのような課題があるのでしょうか。

○福石地域整備課長
 まちづくりの事業は、企業局が行う用地造成事業だけではなく当然民間事業もございますし、土地区画整理事業、または市町自らが行う造成事業など様々な手法があります。その中で企業局の事業が一番いいわけではないのですが、状況に応じてこのときは企業局の事業が一番いいんだと御理解頂くことがまず必要なのかと。当然企業局の事業は広く周知しているつもりですが、どの事業を選択したらいいのかは状況に応じて異なると思いますので、企業局はこういうことをやっている、こういうメリットがあるんだと知っていただけるように普段からの取組が必要と考えております。

○伊藤委員
 ありがとうございました。では次に移らせていただきます。
 最後の質問ですが、説明資料7ページの富士大淵工業団地の企業申込みの状況についてお伺いさせていただきます。
 富士大淵工業団地では、8月末で企業の募集が終了し現在審査選考中とのことですが、この分譲の6区画に対してどのくらいの応募があったのでしょうか。

○福石地域整備課長
 富士大淵工業団地の企業募集の状況についてお答えさせていただきます。
 富士市では審査選考途中の状況などは公表しないこととしており詳細はお伝えできませんが、県内外から区画数を超える応募がありました。また企業局においても申込み企業の業種確認等で市へ助言を行っております。早ければ市が今月下旬に進出企業を決定する予定でありますが、進出企業に関する詳細につきましては今後富士市における手続を踏まえて詳細を公表していこうと考えております。

○伊藤委員
 詳細については公表していないとのことですが、今後企業局としてどのように関わっていくのでしょうか。

○福石地域整備課長
 現在、企業局は造成できる用地の種類が決まっております。製造業や植物工場などに決まっており、その範囲に収まるかを確認しなければいけませんので、応募企業の業種により企業局が造成できるかどうか助言させていただいております。

お問い合わせ

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電話番号:054-221-3482

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp