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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:02/21/2022
会派名:自民改革会議


○良知(淳)委員
 では、一問一答方式でお願いします。
 まず、総合計画後期アクションプラン案43ページでワクチン・治療薬等の国内開発の促進について全国知事会等を通じて国に働きかけを行っていきますとありますが、国への働きかけを総合計画の取組とすることにすごく違和感があるんです。
 県としてワクチン開発を促進する意欲的な取組をすべきと思いますが、そのことについてお伺いさせていただきたいと思います。

○森岡知事戦略課長
 国産の治療薬やワクチン等の開発、生産体制の確立、供給体制の整備は国が行うべきでありますが、県の防疫体制を強化していく上で県民の安心・安全が海外の情勢に左右されたりすることのないよう国産の治療薬やワクチンで安定した供給体制ができることは大切と考えておりまして、県としましても国に体制強化を働きかけていくことも重要ということで、県の取組の1つとして記載しているものでございます。

○良知(淳)委員
 県内企業による生産体制を確保しますと記載があると静岡県産をつくるように捉えてしまうんです。当然臨床もあればいろんなことがあると思いますが、これは本来国がやるべきことであって総合計画に入るのかなと意見として言わせていただきたいと思います。

○森岡知事戦略課長
 県内企業による生産体制の確保という記載ですが、経済産業部で推進していく取組です。
 県の取組ということで要望といいますか働きかけについて記載しておりますけれども、特に重要ということで記載させていただいているものでございます。

○良知(淳)委員
 では、最後に意見だけ述べさせていただきます。
 今はコロナということでこのワクチンは幅広くあるかと思いますが、その辺の考え方は国がしっかりジャッジしながらやっていくべきではないかと改めて感じるところでございます。

 次に、後期アクションプラン案117ページ地域循環共生圏の形成で、活動指標で地域循環共生圏の形成に向けた新たなプロジェクトに取り組む市町数を2025年度までに累計30市町にすると言っています。下段の工程表の記載もありますが、計画期間の4年間で進捗の目標として累計30市町としている。地域循環共生圏の形成はフロンティアを拓く取組を1年前倒しで改定して進めていきたいという目玉の施策でもありますが、それほど重要な施策にもかかわらず計画期間内で実施していない市町があることに違和感があります。本気で地域循環共生圏の形成をするつもりがあれば、県の強力なリーダーシップで市町を引っ張っていくことが必要と考えますが、活動指標を設定した上での考え方をお伺いします。

○好田フロンティア推進室長
 地域循環共生圏の形成につきましては、6番委員がおっしゃったとおり、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組において取り組むとしておりまして、市町が計画を立てて県が認定する制度を創設し認定市町数を目標値としております。
 フロンティアを拓く取組は2027年度末までを構想期間としており、構想期間内では全35市町の認定を目標としております。そのうち2025年度末までの4年間では現在の推進エリアの4年間の目標認定数である26市町を上回る目標を立て、30市町としております。

○良知(淳)委員
 つい最近資料が来たんですが、こういうのも本当はもっと早く頂かないとと思います。
 “ふじのくに”のフロンティアを拓く取組については各自治体からの声をただまとめて上げているだけの状況ですよね。総合計画としてこのまま形に合うのかすごく違和感を持っています。

 各共生圏の中のいろんな形があろうかと思いますが、場所によっては水問題が出てきたり、でも水でも私がすごく思うのは、命の水という中ではどういう枠を持って考えているかいまいち見えていない。よく水源の確保がしっかりできているかと言っても、昨今どこかの国、他県ではどこかの国民がと言っていいのか分かりませんが水を買い占めよう、建物を買い占めようなど我々の想像がつかない報道を聞いたりします。安心・安全について言うと、環境、水だけでなく水源からしっかり権利者の状況把握の取組をする必要があると思いますが、行っているとしてあえて載せていないのか、その辺についても教えてもらいたいと思います。

○杉山総合政策課長
 今の御質問に関しまして、確たる情報を持ち合わせていないので的確な答弁になるか自信がございませんが、命の水に関しましては後期アクションプラン案119ページ以降に記載がございます。
 命の水の保全に関しましては、まず1つはリニア中央新幹線整備事業との関係において的確に命の水の保全を図ることに加えまして、例えば富士川の水環境の保全、6番委員がおっしゃった水資源の適正な管理と有効活用の促進を政策のパッケージといたしまして命の水の保全を総合計画で進めていこうと考えてございます。

○良知(淳)委員
 私が言いたいのは、総合計画のこれからの4か年計画の中で、一つ一つの中でのポイントがあると思うんですよね。ポイントを明確に出していただかないと、これから計画を進める中で本当の意味での安心・安全の命の水が守られないんじゃないかなとすごく感じます。
 ですので、別に心配しなくても大丈夫だよ、どこかに持っていかれるわけじゃないんだからと思われるかもしれませんが、最終的には権利の問題がどうなっていくのかと思いますと、県民の皆様方はもちろん、山梨県側や長野県側の方々とも広域的な連携をしっかり持ってやっていく計画であるべきじゃないかと思いますので、その辺を付け加えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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