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委員会会議録

質問文書

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令和5年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:10/05/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伊藤(和)委員
 分割質問方式でお願いいたします。
 私からは2点質問させていただきます。
 本年4月3日、県警本部の広報センターにエスピーひろばがリニューアルオープンいたしました。文教警察委員会の県内視察でも私たち全員で視察させていただいて、タブレット端末を使ったARの体験をさせていただきました。映像やゲームを通じて警察の活動がより分かりやすく紹介されるようになって、大変いいなと思いました。子供たちや県民の皆様方に警察の仕事、身の回りの安全について楽しく遊びながら学べる、こういった施設になったということで、多くの方に利用していただきたいなと感じております。現在の利用者数と反響についてお伺いさせていただきます。

○奥田総務課長
 エスピーひろばですが、正式名称は警察広報センターと呼んでおります。まさにAR拡張現実でパトカーが出現したり、VRと呼ばれる仮想現実の交番が出てきたり、そういった形を取り入れて4月3日からリニューアルオープンしております。
今申し上げたARやVRのほかに、指紋や足跡を発見するクイズ、また展示している白バイへの体験乗車などを取り入れ、まさに遊びながら楽しみながら警察活動を学んでいただいているところであります。
 本年8月末現在の数字になりますが、小学生から高齢者まで40団体895名の方々が見学に訪れ、社会科見学の一環として御利用頂いています。体験された方々からは、非常に新しい感覚で貴重な体験をさせていただき子供たちも大変喜んでいる。特に指紋探しのゲームも本当に楽しんで学ぶことができた、またAR――仮想現実でパトカーに乗り込んで体験できるというのが本当に楽しかったといった好評な意見を多数頂いております。

○伊藤(和)委員
 御説明ありがとうございました。
40団体、895人ということで反響も大変よかった、好評であるとお聞きいたしました。

 委員会での視察を終えた後感じたことですが、やはり幅広い年齢層の方に利用していただくことがとても大切であるなと感じました。せっかく予算をかけてリニューアルしたわけですので、やはり利用者をもっと増やす取組が必要だと感じました。
 周知方法と目標にしている数字というか数値がありましたら教えていただけますでしょうか。

○奥田総務課長
 目標は、あくまでもやはりコロナ禍前の令和元年の数字で見学者数7,500人でした。
ただ、中の造りやタブレットの数などいろんな事情もありまして、このイコールの数ではありませんが、あくまでも目標はそこに置いて1人でも多く訪れていただくと。また小学生、中学生のみならず高齢者に至るまで、また家族に至るまで一緒になって来ていただけるようなそんなエスピーひろばにしていきたいというのを目標としております。

○伊藤(和)委員
 周知方法は。

○奥田総務課長
 今までホームページであるとか様々な広報活動をしております。教育委員会や子供会連合会、また各市町などに対し新しくなりましたよと見学への働きかけをしているところであります。
 今まで10人以上の団体で来ていただいたこともありますが、できればもっと少人数で、また家族単位でといった形での予約も目指しているところであります。

○木内委員長
 答弁者に申し上げます。
 もう少し要点を整理して簡潔に答弁頂くようお願いします。

○伊藤(和)委員
 京都府警で今年3月に広報センターがリニューアルオープンいたしました。見学は予約制で午前10時と午後1時、前日までに予約が必要ということで静岡県と同じなんですが違うところが1点あります。京都府警では予約が2名以上なんですね。2名以上というのは家族でも、友人、知人でもすごく参加しやすいと思うんですね。利用しやすい、手軽に利用できるなと感じました。
 しかし、静岡県は10人以上なんですね。10人以上仲間を集めて予約してさあ行きましょうとなるとなかなか難しいんですが、10人以上とした理由は何なのか。利用者の増加につなげたいのであれば10人以下でもいいと思うんですね。ここを検討してみてはいかがでしょうか。

○奥田総務課長
 京都府警については情報交換の中で承知しております。
現在10人以上の団体で見学していただいているところですが、今後家族単位の見学につきましても見学者の反響や予約状況などを踏まえながら前向きに検討してまいります。

○伊藤(和)委員
 前向きに御検討されるということで、人数に対しては期待していますのでまた進捗状況を教えていただければと思います。

 次に2問目に移らせていただきます。
 警察官の不祥事に対する再発防止についてお伺いさせていただきます。
 一連の警察官の不祥事を受け、本会議場で大原警察本部長が御答弁をされました。その中で真面目に任務に取り組んでいる職員の士気に影響が及ばないよう引締めを図ったとおっしゃっておりました。多くの職員の皆さんが日々熱意を持って仕事に当たられていることは、私たちも警察官と接する中で本当に肌で感じているところでございます。
 また、大原警察本部長は再発防止に向けて幹部職員を対象とした部外講師による研修を進めていくというお話もなさっておりました。その詳細について教えていただければと思います。

○鈴木首席監察官
 不祥事事案を防止する上で、職員が不安や悩みを相談しやすく、また非行の兆しについてしっかりと情報共有されるためには、さらに風通しのよい職場環境の構築が極めて重要であると認識しています。
このため、県警察では職員に対する職務倫理教養等を継続して行うとともに、10番委員御指摘にございました幹部職員を対象とした部外講師による研修を進めているところでございます。
 具体的には、10月23日警察署長等の所属長以上を対象として良好な職場環境づくり等を題目とした研修を行うこととしているほか、所属次席等を対象とした部外講師によるメンタルヘルス研修、ピアサポーターを対象とした公認心理師による聞き方、いわゆる傾聴技法等に関する研修会も行ってきたところでございます。
 また、現在警察本部の各部長が各警察署に出向き、講話を行いながら各所属の取組を後押ししているところでございます。
引き続き、取組の効果を検証しつつ実行ある形で再発防止対策を確実に推進し、県民の皆さんからの高い信頼を得られるよう取組を進めていきたいと思います。

○伊藤(和)委員
 ぜひその成果が出てるようにと思っております。一部の職員の不祥事が大きく取り上げられると、私たちも非常に残念です。一生懸命頑張っていらっしゃる皆さんのお姿を見ているだけに、残念な結果というのは本当に心が痛みます。
 今後、研修の成果がぜひ生かされて、職員が一丸となりまして県民の皆様方のために職務に邁進していただけますよう御要望を申し上げて終わらせていただきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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