• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:06/27/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一問一答方式にて質問いたします。
 まず、今7番委員から出ました演劇アカデミーによる人材育成について伺います。
 第二期生の応募が21人で、そのうち15人が合格となっておりますが、昨年度30人、今年度21人の募集状況の数字をどのように分析されているかお伺いします。

○小澤文化政策課長
 昨年度の第一期生につきましては応募が30人、今年度は21人でございますけれども、募集に当たり1,200字の志願作文を求める、あるいはアカデミーそのものが週3日の活動を1年間継続しますので、参加する生徒の負担が大きいこともあって応募の時点で相当の覚悟が必要だと考えております。
 そういったことで今回21人でしたけれども、決して少なくない人数であったと評価しております。

○沢田委員
 この人数を見ると、県内全体に広がっていないのかなっていう不安があったものですからお伺いしました。
 中高生の演劇鑑賞事業もやられていますし、国語の教科書を俳優さんが読んでいるのはユーチューブで発信されていました。今配信はストップになっていると思いますが、国語の本読みがよく宿題で出るんですけど、俳優さんの朗読を聞くことも宿題の1つに出すとまた感性が磨かれるんじゃないかなと当時はすごく思っていました。
 子供たちの感性をより豊かにっていうところでこのSPACの資源の生かし方はたくさんあるかなって思いますので、ぜひ広く発信していただきたいと思います。SPACの存在が静岡しかできない教育の1つになるかなって思いますので、ぜひよろしくお願いします。

 では2つ目、文化観光委員会説明資料の9ページ、スポーツコミッションの推進について伺います。
 2スポーツコミッションの課題として、スポーツの枠を越えた他分野との連携による新たな体制が必要、スピード感のある組織を運営するためノウハウや専門人材が必要、持続可能な取組のためには民間企業から資金を呼び込むことが必要と書いてあります。そこに照らし合わせての令和4年度の取組になるのかなって思いますが、少し分かりづらいので具体的な取組を説明していただきたいと思います。

○稲葉スポーツコミッション担当室長
 説明資料の2スポーツコミッションの課題は記載のとおりですけれども、一般的にスポーツコミッションは、誘客や交流人口の拡大など多角的な事業を展開するために観光業界や経済団体等との連携による推進体制や地域一丸となって推進する中核的な組織としての役割を果たすためノウハウや専門人材、また持続可能な取組のための活動資金を確保することも必要であります。このようなことが課題となっております。
 県では、県全域を対象とするスポーツコミッションの設立に向け、これらの課題に対応するため有識者等への意見聴取や先進事例の研究を進めております。説明資料の5今後のスケジュールにありますが、法人化等を含めた観光・経済団体、教育機関等他分野と連携した運営体制の整備や専門人材、財源の確保等の検討などに取り組んでまいります。
 また、設立に向けた取組とともに当面の取組として説明資料の4にありますとおり、大規模国際スポーツ大会のレガシーを生かした小笠山総合運動公園や日本サイクルスポーツセンターの地域のスポーツコミッションの拠点化モデルとしての推進や、市町あるいは地域のスポーツコミッションと連携した展示会での県内のスポーツ大会や合宿の誘致、新たに組織化したふじのくにスポーツボランティアの県内スポーツイベントへの派遣など並行して取り組んでまいります。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 大会やイベント、合宿の誘致はなかなか持続することが難しいって思います。そのためには、先ほど答弁がありましたように観光等との密接な連携で大会に来られる方、参加される方、応援する方、こういった方々全員が魅力を感じないと持続できないと思いますので、ぜひそちらも併せて進めていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。
 説明資料10ページ、大規模国際大会のレガシー創出に向けた取組です。
 ラグビーの令和4年度の取組についてですが、ラグビー文化の醸成の2つ目にラグビー教育レガシー推進校での静岡ブルーレヴズ選手との交流会と書かれております。
 ヤマハジュビロが今年度から静岡ブルーレヴズに変わりまして、関係者の方たちは静岡という言葉をあえて使って静岡の全域で愛されるチームを目指していると言って、各地でできるだけ地域貢献をしていきたいともおっしゃっておりました。
 このブルーレヴズにどんなものを期待するか、もし見解がありましたら言っていただければと思います。

○大石スポーツ政策課長
 ブルーレヴズに関しましては、前身のジュビロの時代から非常にいろいろ協力していただいております。ラグビーワールドカップに向けて、当時のジュビロの選手が実際に小学校や中学校に行ってラグビー授業をやってもらったり、運動会に参加してもらったりいろいろな交流を既に進めております。
 さらに、昨年12月に県とブルーレヴズが包括連携協定を結んだということで以前にも増して一層連携を進めていきたいと思っております。
 また、9月にはブルーレヴズが主催してジュニア世代のラグビー全国大会――当面は二、三県の大会ではありますけれども――そういう大会に向けた企画などをやっておりまして、県もブルーレヴズとラグビー協会と共に運営を手伝っていきます。
 ブルーレヴズへの期待は、ラグビーのプロチームが静岡県にあることをうまく利用してラグビーファンの獲得、裾野拡大と競技力の向上に協力してもらいたいと思います。
 さらには、学校にも行ってもらっておりますので、その中でラグビーの精神という道徳面でもいろいろな連携ができるかと思っております。
 県民にとって憧れを抱くチームとして、ぜひブルーレヴズにも頑張っていただきたいと考えてございます。

○沢田委員
 私が勤務していた学校に、ラグビーのヤマハジュビロの選手の皆さんが当時15人ぐらい来てくれて、あのようないかつい体の方たちが目の前の子供たちと一緒に戯れるのは非常にいいことだなと思って見ていました。これも静岡の宝物の1つだと思いますので、ぜひ今後の活用を期待しています。

 では最後に、しずおか遺産認定制度の創設についてです。
 説明資料の16ページになりますが、市町からの申請が7月、8月にあるということですが、認定されるものとされないものがあると思います。
 落ちてしまった場合は、次の申請に向けてどのように相談に乗って支援をしていくのか、認定したところにその後支援が入るのかについてお伺いしたいと思います。

○小坂文化財課長
 令和7年度まで継続していく予定でおりますので、認定されなかった市町のものについては次の申請に向けてストーリーをブラッシュアップするなど、文化財課内に設置している文化財保存活用サポートセンターにおいて歴史文化の専門的視点から助言を続けてまいります。
 それから、認定された市町のしずおか遺産の支援については、まずはしずおか遺産を知っていただくところが大事だと思いますので、県で紹介動画を作成しホームページで公開するとともに文化財関連イベントで紹介してまいります。また共通ロゴマークの作成なども考えております。
 さらに、文化財や観光の有識者などを活用して随時アドバイスをしてまいりたいと思っております。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 しずおか遺産については、ストーリーで紹介することで文化財の認定に入っていくと思いますが、ストーリーを考えていくときに他市町にまたがったり、静岡で認定されている日本遺産は他県にまたがっているものもあります。他市町、他県とのつながりの中でつくり上げていくと募集期間の7月から8月はちょっと早いかなっていう印象を持っているんですけど、7月、8月に締め切るのか、そのあたりの手応えはいかがでしょうか。

○小坂文化財課長
 しずおか遺産につきましては、令和4年度当初予算で創設についての予算を取っております。
 その際新聞報道とかもされておりますが、4月に行われた主管課長会議の中でも説明をしておりますし、文化財所管課ではかなり内容について熟知していただいていると思っております。さらに、相談に乗ってほしいというお話も来ておりますので、申請していただける市町が多数あるかと思っております。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 ぜひ、食文化とか体験とかも取り入れながら、魅力あるしずおか遺産で観光資源をさらに活用して地域活性化につながるといいと思いますので、ぜひそのように努めていただければと思います。以上で私の質問を終わります。

○坪内委員長
 ここで換気のため休憩とさせていただきます。再開は2時35分といたします。
[14:25]
( 休 憩 )
[14:35]
○坪内委員長
 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
 まず初めに、小澤文化政策課長より発言を求められておりますので、これを許可します。

○小澤文化政策課長
 先ほど、8番委員からSPAC演劇アカデミーについて御質問を頂きまして、大変励ましを頂きました。その中でSPACの俳優による国語の教科書の音読のユーチューブ配信が終わっているとお話がございましたけれども、リンクが切り替わりまして、現在SPACのメインアカウントとは別のSPACリーディングで視聴が可能ですので、ぜひ御覧頂ければと存じます。ありがとうございます。

○坪内委員長
 それでは質疑等を継続します。
 では、発言をお願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp