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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伊藤委員
 一問一答方式で2問お願いします。
 産業委員会提出案件の概要及び報告事項の72ページ、高収益作物等生産拡大基盤整備プロジェクトについてお伺いさせていただきます。
 水田の汎用化、畑地化を推進してレタスなどの露地野菜の生産拡大を図るとのことですが、具体的に今後どのように推進していくのかお伺いさせていただきます。

○佐藤農地計画課長
 県では、中遠・志太榛原地域を中心に市町やJA等と連携したプロジェクトチームを設置し、水田の排水改良により野菜の高品質化と生産拡大を図る基盤整備プロジェクトに取り組んでおります。
 当プロジェクトでは、圃場の排水性や土質状況等から暗渠排水の整備によりレタス等の裏作を迅速に導入できる区域約3,400ヘクタールをGISにより選定しました。この区域から投資効果が高い37地区978ヘクタールを重点地区として先行し、意欲ある担い手の規模拡大や新たな企業的経営体の参入を支援して順次事業化を進めております。

○伊藤委員
 ありがとうございます。
 このプロジェクトに期間はあるのでしょうか。

○佐藤農地計画課長
 令和6年度までに978ヘクタールを目標に進めておりますけれども、取組期限は設けておりません。

○伊藤委員
 既に御存じだと思いますが、私の地元森町では三毛作を積極的に推進しております。トウモロコシから始まって、お米、レタスとつなげております。
 今後も県内でこういった露地野菜の生産拡大を図っていくためには、生産区域をさらに増やしていくことが必要だと思うんですけれども、そのためには何が一番必要だと思いますか。

○佐藤農地計画課長
 生産拡大につきましては、基盤整備の推進と担い手の確保が必要だと考えております。例えば担い手の確保は、現在人・農地プランの実質化などの取組と連携して拡大希望のある担い手の確保を優先して取り組んでおります。
 また、最近首都圏において国産野菜のニーズが高まっていることを踏まえ、野菜等を栽培する企業的経営体から規模拡大の要望が増加しておりますので、マッチング支援などにより担い手の確保に努めていきたいと考えております。

○伊藤委員
 説明資料78ページ、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザに提供した県産森林認証材のレガシーの利用について、今月10月6日から県民に対してアイデアの募集が始まりました。
 私も拝見させていただきましたが、募集の詳しい内容と募集したアイデアの活用についてお伺いさせていただきます。

○西室林業振興課長
 県が東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザ整備のために提供した県産森林認証材が、令和4年1月に返却されることになりました。大会の感動を未来に引き継ぐレガシーとして利用し、森林認証材をはじめとする県産材の良さや使う意義を県民と共有するため利用方法のアイデアを広く募集することといたしました。
 募集内容につきましては、高校、大学等の部と一般の部を設けて10月6日から11月5日まで行います。応募されたアイデアは審査委員会で審査の上、優秀アイデアとして各部門3作品を決定し、12月22日に発表します。利用方法の例としては公共施設の内装材やベンチ等の什器、ノベルティーなどが考えられますが、これらにこだわらず自由な発想による県民からの多数の応募を期待しております。
 アイデアの活用につきましては、優秀アイデアを具体的な利用方法に取りまとめ、令和4年度以降に製作や設置などを行っていく予定でございます。

○伊藤委員
 ありがとうございました。
 再質問をさせていただきます。
 アイデア募集は10月6日から始まっておりますが、現在何件の応募があったのか、それから審査委員を決めるとのことですがメンバーはどのような方たちですか。

○西室林業振興課長
 現在の応募数につきましては、10月6日から募集を始めたところであり、まだ応募が届いておりません。県内の高校や大学を訪問し、県のSNSやホームページにも掲載して広く募集を周知しております。
 審査委員会のメンバーにつきましては5名程度と考えており、具体的な人選は今後決定していく予定です。県内大学の建築やデザイン分野の教授などに御協力頂き、審査委員会を構成していきたいと考えております。

○伊藤委員
 10月6日からとのことですので、応募が今のところゼロなのは仕方ないかと思います。
 しかし、せっかく募集するのであれば、レガシーや森林認証材の周知徹底を図る意味でも、小さな子供さんから御高齢の方まで幅広い年代の方に周知していく必要があるのではないかと思いますが、この点に関してのお考えをお伺いさせてください。

○西室林業振興課長
 8番委員のお話のとおり、森林認証材につきましてはお子様から高齢の方まで広く周知していきたいと考えております。募集枠の一般の部につきましては年齢などの制限を特に設けず広く募集しており、募集方法はホームページやSNS、駅の掲示板など多くの方に見ていただけるところに掲示して広く周知しております。

○伊藤委員
 せっかくの機会ですので、周知徹底とレガシー利用が後世に残るものにつなげていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp