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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年4月臨時会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:04/28/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一括質問方式にて、4つの事業費について質問いたします。
 初めに、eラーニング教職員研修事業費について質問いたします。
 受講管理システムの具体的な運用はどのようなものであり、いつ頃稼働するのか。
 学校、自宅のどちらでも利用できるのか。
 多数の教職員が同時かつ双方向で利用できるのか。
 どのくらいの数の研修を予定しているのか。
 コロナ終息後もeラーニングの研修を継続するのか伺います。

 次に、赤外線カメラ整備関連事業費のうち、県立中央図書館管理運営費についてです。
 機器の具体的な運用方法はどのようなものか。
 発熱している方への対応はどのようにするのか伺います。

 次に、新型コロナ対策による補習等支援事業費について伺います。
 文科省は朝の時間や放課後、いわゆる補習時間の学習支援として予算化されておりますが、授業時間での活用は認められるのか。週8時間では学習支援の範囲が随分限られると予想されますが、どのように活用するつもりなのか。
 本会議でも、臨時休校の延長で追加配置を含めて検討すると教育長の答弁がありましたが、どのようなことを検討するのか具体的に伺います。
 
 最後に、クラウド学習推進事業費について伺います。2月の補正予算で措置した事業の前倒しの追加分ですが、導入する機種、仕様は決まっているのか。
 また長澤教育部長から生産が停滞していると答弁がありましたが、利用開始は全県に整備された時点なのか、納品があった学校から順次なのか。納品の優先順位が決められているのか。以上について答弁を求めます。

○中山教育政策課長
 eラーニング教職員研修事業費についてでございます。
 まず、受講管理システムの具体的運用についてでございます。このシステムは3つの機能から成り立っておりまして、まず1つは研修教材を搭載する機能、2つ目はeラーニングの研修教材を作成する機能、3つ目は受講者が研修を受けたかどうかを確認する研修履歴を管理する機能でございます。
 具体的には、各教員がそれぞれのパスワードでシステムにアクセスしてeラーニング教材等で受講し、それを管理者が確認する手続になっております。稼働は6月末から7月を予定しております。
 利用についてはインターネット回線がつながっていれば学校でも自宅でもどちらでも可能です。多数の教職員が同時に利用しても一応回線上は耐えられますし、システム上の利用制限はございません。
 研修の数ですけれども、令和2年度は204本を予定しております。この中で一つ一つの研修についてeラーニング等を利用するのが効果的かを検討しておりますが、現在のところ特に重要な20ないし30については間違いなくeラーニングを利用すると考えております。
 コロナ終息後でございますけれども、集合研修に代わってもしeラーニングの方が有効であるという結果がありましたら、受講者の利便性等も考慮して、意見を聞きつつそちらに切り替えていくこともございますし、また集合研修をやる場合でも一部をeラーニングに切り替えて研修日程を進めていくような効果的、効率的な運用に努めたいと考えております。

○伏見参事(総括担当)
 2点目の赤外線カメラ整備関連事業費についてお答えいたします。
 最初に、機器の具体的な運用方法についてでございます。
 図書館の入り口に赤外線カメラを設置して、入り口から10メートルぐらい入ったところの総合案内カウンターにモニターを設置する予定でございます。モニターは即座に入館者の体温が数値で示される仕組みになっておりまして、そこを職員が確認する体制で行っていく予定でございます。
 2点目、発熱していた方がいた場合の対応についてでございます。
 モニターに例えば37.5度以上の発熱者が発見された場合には、職員が感染防止対策の趣旨を説明して図書館の利用を御遠慮いただく形になります。
 なお、この件につきましては事前にホームページ等に掲載して、館内入り口にも貼り紙をして周知を図っていきたいと思います。

○宮崎参事兼義務教育課長
 3点目の補習等支援事業費についてお答えいたします。
 まず1点目、支援員につきましては授業中の学習支援がもちろん可能でございます。
 それから2点目の学習支援の範囲につきましては、学校の状況に応じた活用方法となります。
 例えば、小学校では学習方法が確立していない低学年を中心に、また中学校では小学校6年生時に学習内容に未実施部分がある中学校1年生を対象にする、また学年や教科等の対象を絞った活用を想定しております。
 また、臨時休校が延長されたときの対応につきましては、国の補助金等を活用しながら学習支援員の追加配置を含めて対応を検討してまいります。

○関ICT教育推進室長
 まず、導入する機種、仕様の関係です。清水南及び浜松西の県立高校中等部が対象になりますが、こちらからはクロームブックでの整備をお願いしたいといった要望も来ておりますので、学校の要望に合うように調整したいと思います。なお特別支援学校等の小中学部においては従来通り引き続きiPadで整備する予定で考えております。
 次に、利用開始は納品があった学校から順次と考えております。まず2月補正分の1,200台を先行して、追って残りの2,456台の発注を考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp