本会議会議録
質問文書
令和6年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 野田 治久 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/29/2024 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○野田委員
一問一答方式で1つだけ質問させていただきます。
財務諸表等を正確に読めるわけではありませんが、工業用水道事業、水道事業とも大変立派な決算内容で本当に健全経営をされていると思います。
ただ、工業用水道事業の将来は明るい材料ばかりではなく災害であったり、企業が撤退や移転をしたり、生産現場が縮小するなどいろいろな不安要素があります。それから老朽管の敷設替え等もしなければならず、厳しい経営状況も想像できると思います。また水道事業についても人口減少、節水技術の向上等によって水の需要は間違いなく今よりも減少すると予想されます。
このような将来展望の中で、持続可能な健全経営に向けた企業局の今後の取組について伺います。
○岩井経営課長
工業用水道事業、水道事業等ともに厳しい状況ではありますが、令和3年度に改訂した経営戦略に基づき持続可能な健全経営に努めたいと考えております。
施設の更新にあたりましては、昨年度は既存管路を有効活用した自立型管更生工法といった新たな管路整備手法で費用の削減に努めたところです。引き続き管路の二重化や老朽管の中に管を入れるパイプインパイプなどの新たな管路整備手法を導入してコスト削減を図っていきます。
維持管理では、デマンドレスポンスの取組による動力費の削減、有価販売による浄水発生土の処理費用の削減などに加えてIoTやAIなどのデジタル技術を活用した業務の合理化や遠隔化、自動化にも取り組むほか、ふじさん工業用水道につきましては水運用を最適化する取組を進めており、官民連携の取組もスタートしました。
そういった取組を進めるとともに、スタートアップなど民間企業の最新技術やアイデアも活用してコスト削減に努めたいと考えております。またコスト削減だけではなく未利用地の売却といった収益確保の取組も進めて持続可能な健全経営に努めたいと考えております。
○野田委員
これからもコスト削減に努めて、デジタルの活用や新しい技術の導入によって今後ますます持続可能な健全経営に向けて頑張っていただきたいと思います。
このページに関するお問い合わせ
静岡県議会事務局議事課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3482
ファクス番号:054-221-3179
gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp