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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:市川 秀之 議員
質疑・質問日:02/20/2020
会派名:自民改革会議


○市川委員
 自民改革会議の市川です。
 分割質問方式にて2問質問させていただきます。
 まず、議案説明書90ページの中段、職員給与費3800万円程度の増額、そして95ページの警戒警備対策事業費でマイナス4500万円程度を上げられておりますが、増減の理由について具体的に教えていただけますでしょうか。

○橋本総務部参事官
 それでは、職員給与費及び警戒警備対策事業費の増減内容について説明させていただきます。
 まず、職員給与費でありますが、警察職員の給与費や退職手当3700万円を増額補正しています。
補正の主な理由でありますけれども、天皇陛下の即位に伴い休日が増加し休日勤務手当が年間見込み額を上回ったことなどにより職員給与費が7400万円余の増額となりました。
 一方で、退職手当が年間見込み額を3600万円余下回ったことから総額で3700万円を増額補正しました。
 次に、警戒警備対策事業費でありますが、この事業費は天皇皇后両陛下を初めとします皇族の警衛警備に要する経費、あるいは大規模警備対策に要する経費であります。2月補正では4400万円余を減額補正しております。この補正の主な理由は農業担い手サミットにおきまして皇太子同妃両殿下の御公務を寛仁親王妃信子殿下が引き継がれたことに伴い警衛警備計画が見直しされたためであります。

○市川委員
 ありがとうございます。
 続きまして、同じく95ページの中段で来日外国人犯罪対策事業費について、ほとんどの事業費が減額の中846万3000円が増額されております。こちらの事業の内容と補正の理由を教えていただけますでしょうか。

○橋本総務部参事官
 来日外国人犯罪対策事業費につきましては、来日外国人犯罪捜査等に必要な通訳あるいは翻訳を行うための経費、部内通訳要員の育成、民間通訳人体制を強化するための経費であります。今回増額補正した理由につきましては、民間通訳人への依頼が当初の見込みを上回り謝金を増額することになったことが理由でございます。

○市川委員
 民間通訳の通訳謝金が増加したということですが、どうして民間に委託したのか理由を教えていただきたいのと実施状況。それからどこの言語を主に通訳されたか教えていただきたいと思います。

○手老警務部参事官兼警務課長
 まず、民間通訳人の通訳謝金の増加についてですけれども、通訳の需要は事件事故の増減にもよりますが、外国人の使用言語による民間通訳人の活用度は異なります。民間通訳謝金が増加した理由は外国人関連事案が増加したことなどによる通訳や翻訳需要のほかに、部内通訳要員が少ないベトナム語、タガログ語、ロシア語、または部内通訳要員がいないシンハラ語、インドネシア語、ウルドゥー語などの通訳、翻訳需要が増加したためであります。
 そのうち、今年度の通訳の実施状況ですけれども、具体的には令和元年12月末現在通訳回数が2,320回と前年度同期比で5.5%の増加です。加えて通訳時間も9,091時間と前年度同期比1.5%の増加で、このうちの民間通訳人の通訳の実施状況でございますけれども、通訳回数が1,562回と前年度同期比29.1%増加しまして、通訳時間も6,866時間と前年度同期比865時間、14.4%増加している状況で民間通訳人の需要が高まったことが増額の理由になります。
 あと、今年度の言語別の通訳の実施状況でございますけれども、言語別に見ますと第1位がベトナム語の467回で前年度より4.9%増加しております。第2位がポルトガル語でございます。これが458回で前年度同期比34.9%減少でございます。第3位が中国語の456回で、前年度同期比20.3%増加しました。第4位がタガログ語の307回で、前年度同期比17.6%の増加となっております。

○市川委員
 ありがとうございました。
 1位から3位までがほとんど450回程度で変わらないということですが、部内通訳人と民間通訳人の各人員配置、対応言語といった通訳の体制がおわかりでしたら教えていただきたいのと、多言語化に対応する部内通訳要員の体制強化の取り組みとして通訳を確保する、もしくは育成することを御検討でしたら教えていただきたいと思います。

○手老警務部参事官兼警務課長
 令和元年12月末現在の通訳体制ですけれども、41言語365人となっております。この内訳ですけれども、警察の部内通訳体制は県警察国際センターに所属する通訳専従員が5言語10人、各警察署等に所属する通訳指定者が13言語113人で合計13言語123人となっております。また民間通訳人が41言語242人登録しております。
 次に、部内通訳要員の体制強化でございますけれども、通訳需要の多い言語を中心に通訳要員の確保育成を計画的に実施するとともに語学能力を持った警察官の採用にも努めております。また語学能力の育成のために、警察大学校国際警察センターの語学研修科への派遣や県内の民間外国語学校等における外部委託研修や県警察国際センターにおける研修会等を行い、通訳体制の強化に努めております。

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