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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年決算特別委員会文化観光分科会
決算等の説明 【 当局側説明 】 発言日: 10/31/2022 会派名:


○京極スポーツ・文化観光部長
 おはようございます。スポーツ・文化観光部長の京極でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、令和3年度のスポーツ・文化観光部関係の主要な施策の成果及び予算の執行実績につきまして御説明いたします。
 まず、静岡県歳入歳出決算書を御覧ください。
 スポーツ・文化観光部の令和3年度一般会計の歳出に係るものといたしましては、附144ページ第6款スポーツ・文化観光費、附232ページ第11款教育費のうち第1項総合教育費、附242ページ第6項大学費のうち第1目県立大学・文化芸術大学費、附254ページ第10項私学振興費、附256ページ第12款災害対策費のうち第1項観光施設災害復旧費、第2項空港施設災害復旧費であります。
 具体的な歳入歳出決算状況につきましては、後ほど主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書におきまして説明いたします。
 それでは、説明資料の1ページをお開きください。
 初めに、主要施策の総括についてであります。
 1主要施策の目的に記載のとおり、全ての人々が能力を発揮して活躍できる環境を整備するため総合教育会議等を運営したほか、人づくりの推進、私立学校における魅力ある学校づくりの支援、魅力ある高等教育・学術の振興を図る施策を展開いたしました。
 また、国内外との活発な交流の中で本県の魅力を幅広く発信し世界の人々が憧れる地域づくりを進めるため、文化の振興や富士山に関する総合的な取組に加え観光交流、スポーツ交流、富士山静岡空港の利活用など交流人口の拡大に向けた施策を展開いたしました。
 さらに、障害に対する理解と相互交流の促進のため障害者スポーツと文化芸術活動の振興を図る施策を展開いたしました。
 次に、2主要施策の実施状況及び評価と課題のうち、(1)子どもが健やかに学び育つ社会の形成についてであります。
 ア安心して出産・子育てができる環境づくりにつきましては、私立幼稚園の自主性や独自性を生かして実施した教員の資質向上や幼小連携の促進に向けた取組を支援したほか、教員の給与改善に係る経費に対する助成を実施いたしました。
 イ「文・武・芸」三道鼎立の学びの場づくりにつきましては、地域ぐるみ、社会総がかりの教育の推進のため総合教育会議を開催し本県教育の課題等について協議するとともに、2ページに参りまして、令和4年度からの4年間を対象期間とする新たなふじのくに「有徳の人」づくり大綱及び県教育振興基本計画を策定、公表いたしました。
 最終年度を迎えた基本計画の進捗状況の評価におきましては、課題や施策の方向性を整理するとともに取組の進捗について総括評価を実施し、新たな基本計画の策定に反映いたしました。
 また、県民自らが行う人づくりの実践活動を促進するため人づくり地域懇談会の開催を働きかけたほか、人づくり推進員のための研修会や広報を行いました。
 さらに、私立学校の自主性、独自性を生かし魅力ある学校づくりを図るため各校の特色ある取組を支援したほか、私立学校におけるいじめ、不登校等の対策強化に向けたスクールカウンセラー等の配置等に助成いたしました。
 次に、(2)誰もが活躍できる社会の実現についてであります。
 ア活躍しやすい環境の整備と働き方改革につきましては、社会人を対象とした学び直し、キャリアアップを図る仕組みを構築するため産学官によるリカレント教育検討会議を設置、開催いたしました。
 3ページを御覧ください。
 イ次代を担うグローバル人材の育成につきましては、日本人学生の海外留学を推進するためふじのくに海外留学応援フェアの開催や産学官連携による支援に取り組んだほか、外国人留学生の受入れを促進するためインドネシアの高校生に対し県内高等教育機関等における優れた研究や本県の魅力を紹介するなど将来の本県への留学意識の醸成を図りました。
 また、静岡県立大学及び静岡文化芸術大学がそれぞれの強みを生かした質の高い教育研究活動を展開していくため財政支援を行いました。
 さらに、本県高等教育の充実と大学の教育研究成果の地域への還元を図るためふじのくに地域・大学コンソーシアムへの支援を通じ大学間及び大学、地域との連携強化に取り組みました。
 4ページをお開きください。
 次に、(3)“ふじのくに”の魅力の向上と発信についてであります。
 ア、スポーツの聖地づくりにつきましては、東京2020大会自転車競技の成功に向け聖火リレー、ライブサイト等の運営を行ったほか、イベント開催等による機運醸成、ボランティアによるおもてなし、交通輸送対策等を実施いたしました。
 また、ラグビーワールドカップ2019の開催結果を次世代に継承するため、ラグビー聖地化検討会での議論を踏まえ小笠山総合運動公園人工芝ピッチのラグビーゴール設置等ラグビー環境の充実を図り大会・合宿の誘致による拠点化に取り組むとともに、エコパラグビースクールの実施や日本代表戦誘致等による裾野拡大、ファン拡大によりラグビー文化の醸成を図りました。
 こうした大規模国際スポーツ大会のレガシーを継承しつつ、日常におけるスポーツ振興への転換によるスポーツの聖地づくりを推進するため、静岡県スポーツ推進計画を令和3年度末に改定いたしました。
 また、サイクルスポーツの聖地の実現に向け第2次静岡県自転車活用推進計画を令和3年度末に策定するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の開催効果を継続させるため、競技団体や施設所有者等の関係者で組織したレガシー推進委員会で検討された方針に基づき日本サイクルスポーツセンターについて強化育成拠点としての地位確立や大会等の開催を目指すなど、サイクルスポーツのレガシー創出に向けて取り組みました。
 5ページを御覧ください。
 イ文化芸術の振興につきましては、第4期文化振興基本計画の成果や課題等を踏まえ新たな基本計画を令和4年3月に策定いたしました。
 また、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムの推進のため全国的プログラム及び県域プログラムを実施いたしました。 加えて、文化プログラムの支援の仕組みを継承したアーツカウンシルしずおかでは、地域資源の活用や社会課題への対応を図る住民主体の創造的な活動を公募し経費の一部を助成するとともに、専門家による助言等の支援を実施いたしました。
 県民が文化芸術に触れる機会の拡充については、ふじのくに子ども芸術大学やふじのくに芸術祭等を開催するとともに、県立美術館やふじのくに地球環境史ミュージアム、グランシップ、SPACでの様々な取組を通じて県民が文化に親しむ機会を提供いたしました。
 6ページを御覧ください。
 世界遺産富士山につきましては、ユネスコ世界遺産センターへ提出した保全状況報告書等に基づき適切な保存管理及び顕著な普遍的価値を後世へ継承する取組を進めるとともに、安全・安心な富士登山のため新型コロナウイルス感染症対策を含む安全対策に関する取組を行いました。また富士山世界遺産センターにおきましては、富士山に係る調査研究や企画展、常設展示などによる情報発信を行いました。
 7ページを御覧ください。
 文化財の保存活用につきましては、文化財保存活用サポートセンターが中心となり市町の文化財保存活用地域計画の作成支援を行いました。またふじのくに文化財保存・活用推進団体の認定、表彰による人材育成の取組や県民が身近に文化財に触れる機会となるふじのくに文化財オータムフェアの実施、国・県指定文化財の保存修理事業等への助成など静岡県文化財保存活用大綱の具現化に努めました。
 また、静岡県埋蔵文化財センターにおきましては国、県の開発事業に伴う発掘調査を実施するとともに、文化財の展示、講演会や体験学習などの学びの場を提供いたしました。
 次に、(4)世界の人々との交流の拡大についてであります。
 ア世界クラスの資源を活かした観光交流の拡大につきましては、コロナ禍により大きく落ち込んだ観光需要の早期回復を図るため、感染状況を踏まえながら旅行者と受入れ施設双方の感染対策を徹底し、県民や近隣県を対象とした観光促進事業「今こそ!しずおか!!元気旅!!!」を実施いたしました。
 また、県内の宿泊施設での安全・安心な受入れ体制を強化するためふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度を創設するとともに、当該認証施設の感染防止対策やコロナ禍における旅行者の行動変容により生まれた新たな需要の取り込みに向けた前向きな投資を支援いたしました。
 また、旅行者のニーズや属性を踏まえたマーケティングやデジタル技術の活用を一層進めるため観光デジタル情報プラットフォームを構築いたしました。
 8ページをお開きください。
 駿河湾フェリー事業につきましては、一般社団法人や環駿河湾地域の3市3町等と一体となって運賃半額キャンペーンや県内外への情報発信などの利用促進に取り組みました。
 イ交流を支える交通ネットワークの充実につきましては、富士山静岡空港では新型コロナウイルス感染症の影響が続き年間を通じて国内線は全路線で欠航、減便が生じ国際線は全便欠航が続きましたが、国内定期路線を運航する航空会社に対する運航支援や新しい生活様式に対応した開放型、分散型ツーリズムの推奨等による旅行需要の喚起に取り組みました。
 9ページを御覧ください。
 また、空港旅客ターミナルビル3階に山梨県と共同で「ふじのくに 空のしおり―3776―」を令和3年4月にオープンし運営を行いました。
 次に、(5)安心して暮らせる医療・福祉の充実についてであります。
 ア障害のある人が分け隔てられない共生社会の実現につきましては、障害者スポーツ応援隊による普及啓発や競技会の開催等に加えパラリンピック競技を中心とした障害者スポーツの体験機会の拡大を図る取組を実施いたしました。
 また、県障害者文化芸術活動支援センター「みら一と」の運営や障害のある人の作品を有償で借り受け作者に還元するモデル事業―まちじゅうアートに取り組みました。
 続きまして、スポーツ・文化観光部の主要施策について、その概略を御説明いたします。
 10ページをお開きください。
 政策管理局についてであります。
 部内の人事、予算、経理など施策の円滑な運営を図るほか、関係各課と連携を図りスポーツ・文化観光施策の企画調整、広報計画の取りまとめ、総合計画等の進捗管理を行いました。
 V企画政策課の2(2)東静岡周辺地区整備関係につきましては、東静岡駅南北が一体となり文化とスポーツの殿堂の形成に向け静岡市との県・市連絡調整会議により南北公有地の活用を図るための協議、調整等を行いました。また静岡県立大学と連携し、にぎわいの創出につなげる実証実験を実施いたしました。
 次に、スポーツ局についてであります
 12ページをお開きください。
 スポーツ政策課についてであります。
 (1)サイクルスポーツの聖地の実現に向けた取組につきましては、サイクルスポーツの聖地創造会議からの意見を踏まえながら、令和3年5月に閣議決定した国の第2次自転車活用推進計画を勘案し第2次静岡県自転車活用推進計画を策定いたしました。
 16ページをお開きください。
 (3)ラグビーの普及やファン層の開拓によるラグビー文化の醸成につきましては、ラグビー聖地化の実現を目指すため、17ページ中段にあります小笠山総合運動公園のラグビー環境の整備を図るなどラグビー文化の醸成を図りました。
 18ページをお開きください。
 (4)自転車競技本県開催の成功に向けた取組につきましては、東京オリンピック・パラリンピックの本県開催に向けて、国等の新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ徹底した感染症対策の下、大会やおもてなし等の準備、運営とともにレガシー創出に向けた取組を行いました。
 次に、スポーツ振興課についてであります。
 28ページをお開きください。
 (4)トップアスリートの活動・強化支援につきましては、国民体育大会をはじめとする各種全国大会において活躍するトップアスリートやジュニア選手の育成強化に対する助成を行うほか、コロナ禍において強化活動を再開するためICTを活用した取組を支援いたしました。
 次に、障害者スポーツの振興についてであります。
 30ページをお開きください。
 スポーツ活動を通じて障害のある人の自立と社会参加を促進するため、県障害者スポーツ大会やふじのくにパラサイクリング大練習会を開催いたしました。
 続いて、文化局についてであります。
 まずは、文化政策課についてであります。
 36ページをお開きください。
 イ、アーツカウンシル運営事業費助成につきましては、アーツカウンシルしずおかにおいて住民主体の創造的な取組であるアートプロジェクトを22件支援したほか、新たなアートプロジェクトの創出のためアーティスト等のワーケーションの促進等に取り組みました。
 44ページをお開きください。
 タ「演劇の都」推進事業費は、近年のSPACの躍進を契機とし演劇をテーマとした本県文化の活性化を図るため演劇の都構想を策定しました。この構想の人材育成組織として、将来の演劇人材を目指す高校生に対して演劇に必要な感性、知識、体験を育むSPAC演劇アカデミーを開校いたしました。
 52ページをお開きください。
 文化財課についてであります。
 2(1)文化財の適切な保存・管理につきまして、エ文化財行政費に記載のとおり新たに2件の文化財を県の指定文化財に指定し貴重な文化財の保護に努めました。
 60ページをお開きください。
 富士山世界遺産課についてであります。
 2(1)富士山の適切な保存管理につきましては、令和2年度に取りまとめた富士山における新型コロナ感染症防止対策に基づき登山者の検温及び体調チェック、登山道の混雑箇所への安全誘導員の配置などコロナ禍における安全・安心な富士登山のための取組を実施いたしました。
 次に、総合教育局についてであります。
 70ページをお開きください。
 総合教育課についてであります。
 2(1)社会全体の意見を反映した教育行政の推進につきましては、総合教育会議を開催し知事と教育委員会が本県教育の課題等について協議したほか、県教育振興基本計画の進捗状況について評価書を取りまとめ新たな大綱及び教育振興基本計画を策定しました。
 大学課についてであります。
 81ページを御覧ください。
 (3)海外との交流の促進につきましては、県内高等教育機関が一丸となってグローバル人材の育成に取り組む、ふじのくに大学グローバル化プロジェクトを実施するため、ふじのくに地域・大学コンソーシアムに専門人材を配置しコロナ禍で激減した留学生の獲得に向けた広報活動を行いました。
 86ページをお開きください。
 私学振興課についてであります。
 2(1)幼児教育の充実から96ページの(11)専門性を高める教育の充実までに記載のとおり、教育条件の維持向上、保護者の経済的負担の軽減及び学校経営の健全性の向上を図るため私立学校に対して各種の助成を行いました。
 次に、観光交流局についてであります。
 102ページをお開きください。
 2(1)DMOを核とした観光地域づくりの推進につきましては、観光地域づくり法人―DMOを核とした観光地域づくりの推進を支援したほか、旅行者への効果的な情報提供や旅行商品の開発促進等に活用するため観光デジタル情報プラットフォームの機能向上を図りました。
 103ページをお開きください。
 ウ、ワーケーションの受入促進につきましては、受入れ環境整備への補助やポータルサイトの作成、モデル事業の実施を通じてワーケーション受入れ拡大を支援しました。
 115ページをお開きください。
 (7)新型コロナウイルス感染症の対応についてであります。
 新型コロナウイルス感染症が拡大し県内観光産業が大きな打撃を受けている中、116ページの(イ)にありますとおり観光需要の早期回復を図るため旅行者と受入れ施設双方の感染対策を徹底し、県民や近隣県を対象とした観光促進事業「今こそ!しずおか!!元気旅!!!」を実施し、県内宿泊施設への宿泊や日帰り旅行を対象とした割引事業等に取り組みました。また118ページにありますとおり県内の宿泊施設での安全で安心な受入れ体制を強化するためふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度を創設するとともに、当該認証施設の感染防止対策やコロナ禍における旅行者の行動変容等により生まれた新たな需要の取り込みに向けた前向きな投資を支援いたしました。
 次に、空港振興局についてであります。
 126ページをお開きください。
 空港管理課についてであります。
 2(1)空港の機能と利便性の向上につきましては、平成31年4月から公共施設等運営権制度を活用した新たな運営体制に移行したことに伴い運営権者に対してモニタリングを実施し、適切に事業を実施していることを確認しました。また空港の安全運用を図るため、滑走路端安全区域―RESAの確保に向けた調査設計及び工事を実施いたしました。
 130ページをお開きください。
 空港振興課についてであります。
 2の(1)航空ネットワークの充実と利用拡大につきましては、富士山静岡空港の利活用を促進するため、富士山静岡空港株式会社や富士山静岡空港利用促進協議会と連携して航空会社に対する運航支援や利用促進に関する事業に取り組みました。
 133ページをお開きください。
 富士山静岡空港の公共交通アクセスを確保するため、JR静岡駅及びJR島田駅とのアクセスバスの運行並びに西部及び中東遠地域乗り合いタクシーの運行への支援を実施いたしました。
 以上が主要な施策の成果の概要でございます。
 次に、令和3年度予算の執行状況についてであります。
 初めに、歳入決算状況についてであります。
 141ページをお開きください。
 表の最終行に記載したとおり、令和3年度のスポーツ・文化観光部における歳入決算は予算現額534億8385万3000円、調定額が200億5429万1000円余、収入済額は200億5340万1000円余であります。
 予算現額と収入済額との比較では、334億3045万1000円余の減となっておりますが、これは主に137ページ中段から138ページ下段にかけての国庫支出金の減によるものであります。
 続きまして、歳出決算状況について御説明いたします。
 142ページをお開きください。
 項ごとの内訳についてでありますが、第6款スポーツ・文化観光費のうち上から2行目の第1項スポーツ・文化観光費につきましては、予算現額27億4095万7000円に対しまして支出済額27億455万6000円余、不用額3640万円余であります。
 中段の第2項スポーツ費につきましては、予算現額30億1472万4000円に対しまして支出済額29億1307万円余、不用額1億165万3000円余であります。
 143ページを御覧ください。
 下段の第3項文化費につきましては、予算現額43億7180万6000円に対しまして支出済額42億6671万3000円余、翌年度繰越額2713万8000円、不用額7795万4000円余であります。
 146ページをお開きください。
 上段の第4項観光交流費についてであります。 予算現額416億6251万6000円に対しまして支出済額が76億8203万4000円余、翌年度繰越額は304億9834万3000円、不用額34億8213万8000円余であります。
 147ページを御覧ください。
 下段の第5項空港振興費についてであります。 予算現額25億3129万6000円に対しまして支出済額18億6537万7000円余、翌年度繰越額が5億5004万7000円、不用額1億1587万1000円余であります。
 149ページをお開きください。
 上段の第11款教育費のうち第1項総合教育費についてであります。
 予算現額1050万円に対しまして支出済額837万5000円余、不用額212万4000円余であります。
 中段の第6項大学費についてであります。
 予算現額68億9608万8000円に対しまして支出済額68億8756万3000円余、不用額852万4000円余であります。
 下段の第10項私学振興費についてであります。 予算現額294億4523万6000円に対しまして支出済額292億9319万1000円余、翌年度繰越額5704万1000円、不用額9500万3000円余であります。
 151ページをお開きください。
 中段の第12款災害対策費のうち第2項空港施設災害復旧費についてであります。
 予算現額2900万円に対しまして支出済額2896万6000円余、不用額3万3000円余であります。
 翌年度繰越額の主なものは、147ページ中段の地域観光支援事業費において新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により事業期間を変更したことによるものであります。
 不用額の主なものは、147ページ中段の宿泊施設等感染防止対策緊急強化事業費助成における事業費の確定等のほか、同ページ下から3行目の観光施設整備事業費における補助金の確定等によるものであります。
 次に、153ページをお開きください。
 工事明細表についてであります。
 工事の執行状況につきましては、155ページにかけて工事ごとに契約額、支出済額、工事期間、契約方法等を記載しております。
 最後に、決算審査意見に対する説明についてでありますが、お手元に配付いたしました決算審査意見に対する説明書の30ページから39ページにかけてに記載のとおりであります。
 私からの説明は以上のとおりでございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

○坪内委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、10月27日の決算特別委員会で決算特別委員会における審査についての資料が配付され決算審査における主なポイントが記載されていましたが、決算案件のみを審査するため、いわゆる所管事務調査の質問は審査の対象外ですので避けるようお願いいたします。
 また、審査の過程で委員の皆さんから出された意見については、新年度予算編成に生かすため分科会意見として集約、整理して決算特別委員会委員長へ提出いたしますので積極的な発言をお願いいたします。
 では、発言願います。

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